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渋野日向子の部屋 ・・・・・・ Updated on Sep 22, 2023!

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§ はじめに

ここは、スマイルシンデレラ渋野日向子(以下、『しぶこ』と呼ぶ)のWeb追っかけの部屋です。
HPを立ち上げるに至った経緯を下記に示す。

なお、Mar 5, 2020 更新版から、ページ構成(章立て,トピックス順序)を全面的に見直した。

★ 目 次 ★

第一章 『しぶこ』の女子ゴルフツアー成績

1.1 『しぶこ』のLPGAツアー成績

1.1.1 LPGAツアー2022-2023

1.1.1.1 ツアー参加資格について

  • 2023年度LPGAツアーが開幕。『しぶこ』は、昨年度のCMEランクが36位の成績だったので、2023年度Priority Listのカテゴリ1.Top-80で37位。
    つまり、全てのLPGAレギュラーツアーの参加資格がある。但し、Majorツアーや以下のツアーは、別の参加資格が必要:
    • Hilton Grand Vacations Tournament of Champions: LPGAツアー優勝者限定
    • HANWHA LIFEPLUS INTERNATIONAL CROWN: 国別対抗戦のため、2023/4/2時点の各国Rolex Rankingの上位4名:
      ==⇒Updated on Sep 22, 2023.  国内上位者出場辞退で、しぶこも参戦
    • TOTO Japan Classic: 約2ヵ月前のKroger Queen City Championship終了時点(2023/9/10)でのLPGA CMEランク上位43名: ==⇒Updated on Sep 22, 2023. : LPGA上位ランク者の出場辞退が多くて、CMEランク71位だが、2023/9/15時点でEntry Listが31位で出場決定。
    • Updated on Sep 22,2023. : Oct 12からのアジアシリーズBucickShanghai(中国), BMWLadies(韓国), Maybank(マレーシア)も出場権獲得。
    • CME Tour Championship: レギュラーツアー終了時点のCMEランク上位60名

  • 2022年度LPGAツアーが開幕。『しぶこ』は、昨年までは、LPGAノンメンバーでLPGAツアーに参戦していたので、LPGA Officialな賞金やCMEポイントは、 優勝しない限り、カウントされなかったが、今年からは、LPGAメンバーとして参加するので、Officalにカウントされるようになる。
  • LPGAツアー各試合への参加は、当該試合に参加エントリされたプレイヤの中で、Priority Listの上位プレイヤーから順に参加が許可され、定員になると、 それ以下のプレイヤ―はReserveとなる。
    上位のエントリープレイヤーが欠場になると、PriorityListに従い、追加エントリできる仕組みになっている。
  • 『しぶこ』の2022年度開始時点のPriorityListの順位は、ツアールーキーで2021QSeriesの20位の成績なので、153位である。
    このため、LPGAツアーの最初の3試合への参加資格はなかった。実際には、3試合目にエントリーしていれば、上位者の欠場があったので参加できたが、 COVID-19感染対策及び米国でのルーキー教育がリモートになった事もあり、参加できるかどうか判らない米国に渡米してReserve待機はとらず、国内で調整し、 招待選手として第4戦目から参戦する選択をとった。
  • このPriolity List、つまり、優先出場順位は、年2回、見直される。これはReshuffleと呼ばれる。第1回目のReshuffle(*1)は、Cognizant Founders Cup終了後 (2022/5/20)に実施される。

    *1: 2022/05/20時点のCMEポイントランクの上位80、且つ、カテゴリ9以上のプレイヤーが、CMEポイントランク順に、カテゴリ8にリシャッフルされ、 出場優先度が上がる. それ以外で、CMEポイントを持つ、カテゴリ14-19のプレイヤーは、CMEポイントランク順にカテゴリ13にリシャッフルされる.

  • 尚、カテゴリ5より大きいプレイヤーが、ツアー優勝すると、カテゴリ4に変更登録され、その資格は次年度も有効なので、次年度までReshuffleは非該当になる。
  • --- Updated on Jun 07,2022.

    『しぶこ』2022年度の第1回目Reshuffle後PriorityList順位は、カテゴリ8:99位に上昇し、ほぼ、残りのLPGA全試合の出場権を獲得。
    「ほぼ」という意味は、以下の2試合は出場資格が異なり、未決定。ただし、以下の分析では、予選落ちの不調がずーっと続かない限り、獲得できそうだが...:

    (1)日本開催のTOTO Japan Classic

    出場資格は、2022/9末のCMEグローブポイント(以下、CMEポイントと略す)ランク上位の47名まで。
    『しぶこ』は現在28位で出場資格を満たすが、現在の不調が続き、下位の選手がポイントを延ばしてランクを落とすと出場できなくなる可能性が残る。
    この可能性をもう少し分析すると以下になり、今後の13試合で、Best5に1回はいるか、平均42位以内で出場権獲得が可能な状況:
    • 昨年度のCMEポイントベースでの推測:
      昨年度末の47位は、770pts、2021年度は29試合あり、9月末時点と年度末の間に4試合あるので、それを平均補正すると、
      770 pts*(29-4)/29=664 pts
    • 今年度のCMEポイントベースでの推測:
      2020/6/6時点のCMEポイントランク47位は、13試合消化で278.178pts。9月末までに13試合あるので,これを平均補正すると、
      278.178*(13+13)/13=556.4 pts
    • すなわち、2022年度9月末の47位は、556.4~664 pts と推測される。
      現在の『しぶこ』CMEポイントは、501.625 ptsなので、55~162 ptsの積み上げで出場権獲得。
      この数字は、Best5、1回で145 pts以上を獲得でき、今後の13試合で、平均(55~162)/13=4.2~12.5 pts、つまり、平均で59~42位で獲得できる。

      ⇒ --- Updated on Aug 09,2022.

      2022/8/8時点でCMEポイント845ptsで、出場権予測ポイント664ptsを大きく上回るので、出場権確定!。

    (2) LPGA最終戦CME Group Tour Championship

    出場資格は、2022/9末のCMEローブポイントランク60位タイまで。
    昨年度の60位タイのCMEポイントは、590.55 pts。
    上記試合までの試合数が、昨年度30, 今年度33なので、これを補正して、590.55*33/30=606.45 pts。 残り20試合で、606.45-501.625=104.4 ptsで出場権獲得。
    つまり、残り20試合で、LPGAツアーで7位以内1回か、平均104.4/20=5.2 pts、つまり、平均54位以内で出場権獲得。

    ⇒ ---- Updated on Aug 09, 2022.

    2022/8/8時点でCMEポイント845ptsで、出場権予測ポイント606.45ptsを大きく上回るので、出場権確定!。

1.1.1.2 LPGAツアー成績

『しぶこ』の2023年度LPGAツアー成績を表1.1.1-1aに示す.

  表1.1.1.2-1a 2023年度『しぶこ』のツアー成績のまとめ  New! Updated on Sep 22, 2023

2023SeasonScoreTab

『しぶこ』の2022年度LPGAツアー成績を表1.1.1-1に示す.

Updated on Nov 29, 2022   表1.1.1.2-1 2022年度『しぶこ』のツアー成績のまとめ

2022SeasonScoreTab
  • World Rank:Rolex Ranking Pointで決まる世界ランク。全世界のツアーの成績でポイントが加算される。
    もちろん、LPGAの順位ポイントは高く、優勝ポイントは50~60(メジャーは100)、日本のJLPGAの優勝ポイント20以下に比べて2.5倍以上大きい。
  • CME Rank: 米ツアー(LPGAツアー)の成績に応じて獲得できるCMEポイント(CME Globe Point)の累積値で決まるLPGAのランク。
    上位72位内はLPGA最終戦(CME Group Tour Championship)に参加できる。
    シーズン終了時点でのCMEポイントの上位80位以内に来季シード権が与えられるので、ツアーメンバーにとって重要なポイント。
    CMEの定義詳細はここを参照。
  • 『しぶこ』の2022年度のLPGAツアーが終了。成績は下記。
    • CMEランク:36位, Rolex Player of the Year: 21位, Rolex Lookie of the Year: 5位, Best 10: 5
    • 優勝はできず、新人王(Rookie of the Year)はとれなかったが、CMEランク36位で2023年度のCategory 1(80位以内)のシード権を獲得。 Best10も5回と、LPGAツアー1年目にしては、上出来の成績だ。
    • 『しぶこ』や古江彩佳は、ルーキーイヤーでCMEランク80位以内を達成し、2023年度LPGAシード権を獲得したが、 このシード権争いがどれだけ大変なことかは、2020年全英女子オープンで優勝したSophia Popov、2020年全米女子オープンで『しぶこ』と最終日・ 最終組で優勝争いを演じたAmy Olsonなどが、今回、Category 1(80位以内)のシード落ちしたことからも判ると思う。

      但し、
      ・Amy Olsonは109位、Sophia Popovは122位で、Category 11(Nos. 81-100)にも入れず、Category 14(QT上位45名)より優先権の低い、Category 15(Nos. 101-125)となるので、 出場試合は限定される。
      ・ただ、Popovは、2020年のMajor優勝者なので、5年以内のLPGAメンバーのMajor優勝者の資格があるかもしれないが、当時、Popovは『しぶこ』と同じく、 ノンメンバー出の優勝だったので、その資格はないだろう。

    • 2022年度Rookie of the Year対象者、いわゆるRookieで、2023年度シード権を確保したのは11名。2021年度QT合格者45名の内9名だけがシード権を確保。 その中に『しぶこ』や古江がいることは、日本での実績があるとはいえ、立派な成績だ。
  • 一方、日本ツアーには、4試合(共催のTOTOJpanClassic含む)に出場。優勝無く、Best10は2回。Mercedesポイントは、713.98pts、同Rankは32位で、 来年度シード権内の50位以内に入った。但し、来年度シード権付与には、JLPGAツアーの1/5の試合に出場の条件があり、『しぶこ』は、これを 満たさないので、実際には、シード権は与えられないと思われる。LPGAツアーが主戦場なので、関係ないが…

1.1.1.3 『しぶこ」の各ツアー毎のスタッツと動向

Updated on Mar 26, 2023:  『しぶこ』の今年度の目標は、勝手ながら、以下のように設定:

  1. LPGA ツアー次年度シード権獲得(レギュラーツアー終了時、CMEランク80位以内)⇒ CMEポイント380(昨年80位実績値) 以上獲得で達成。
  2. CME Group Tour 出場権獲得(レギュラー ツアー終了時、CMEランク60位以内)⇒ CMEポイント573(昨年60位実績値) 以上獲得で達成。
  3. ToTo Japan Classic 出場権獲得(Walmart NW Arkansas終了時、CMEランク43位以内)⇒ CMEポイント722(昨年43位実績値) 以上獲得で達成。
  4. LPGA レギュラーツアー初優勝。
  5. LPGA Majorツアー2度目の優勝。
  6. Updated on Apr 25, 2023:  『しぶこ』の2023年度CME ポイント獲得グラフを図1.1.1.3-1に示す。

    2023CMEptsHis

    図1.1.1.3-1 『しぶこ』の2023年度CMEポイントの獲得履歴 New! Updated on Sep 22, 2023

    • Updated on Apr 25, 2023 : シーズンの1/4足らずで、CMEポイントを目標1(赤線)の半分まで到達し、順調に獲得中。
    • Updated on Jun 27, 2023 :4月末から6月末まで、2か月間、全く、ポイント稼げていない…来年度シード権獲得まで、残り156ptsだが、不調が続くようだと、ちょっと心配。
    • New! Updated on Aug 08, 2023 :日米ツアー連続5戦予選落ちだったが、Evian,Scotitishで予選通過…来年度シード権獲得まで、残り100pts。次週の全英女子OpenでTop10になれば到達可能に。


  • (1)今年度の目標は、CME最終ランクで80位内のシード権獲得が目標となろう。
  • (2)当面は、第1回リシャッフル(Cognizant Founders Cup終了)までに、各ツアーで、最低限、予選を通過して、各ツアーの最終順位でTOP10を目指し、 CMEポイントを稼ぐことが目標。
    ===>ツアー8戦目で、早々と上記(1),(2)の目標は達成!: Updated on Apr 17, 2022.
  • その中でチャンスがあれば優勝を狙うが、ツアールーキーの優勝は容易ではないだろう。
    ===>上記(1),(2)の目標は達成したので、ツアー優勝/メジャー優勝が、次の目標となった
    この勢いは、「しぶこ』が、2018年の日本ツアーでのプロテスト14位合格(LPGAは20位)から、次の年の2019年ツアー7戦目(LPGAでは5戦目)で2位、 その後、日米メジャー優勝を含む5勝した当時の躍進を思わせ、今後の活躍に益々期待がかかる: Updated on Apr 17, 2022.
  • ----- Updated on May 22, 2022
    • 『しぶこ』は、急遽帰国し、今年初めて日本ツアーBridgestoneLadiesOpenに参戦するも、残念ながら予選落ち。
      • ⇒この参戦で、日本ツアーのメルセデス・ランクが23位にランクイン。
      • これは、米メジャー第一戦Chevronの成績がポイント加算されたため。但し、米メジャー成績のポイント加算は、1試合以上 JLPGAツアーへ参戦が条件。
      • 今回の参戦で、ポイント加算条件が満たされたため、日本でのツアー成績が無くても23位にランクイン。
      • ⇒帰国理由は、連戦続きでの疲れを米国メジャー前にリフレッシュすることが主目的だと推察されるが、上記のランクイン条件や、 90日のビザ免除プログラムの米国滞在制約、スポンサー契約更新や挨拶回りなどの事情もあったのだろう...
    • 今週、米国に戻り、次戦は、今年度USメジャー2戦目の全米女子オープン(20226/2-5)に参戦。
      これに参戦する日本人選手は、LPGAツアーメンバーの畑岡、笹生、古江の他、日本から、今週優勝、メルセデスランク1位の西郷真央を筆頭に、西村優菜、小祝さくら、 上田桃子、鈴木愛など、合計15名が参加予定*1。

      • *1: 出場予定選手=①渋野日向子, ②畑岡奈紗, ③笹生優花, ④古江彩佳, ⑥西村優菜, ⑧小祝さくら, ⑨上田桃子,
      • ⑫鈴木愛, ⑬濱田茉優, ⑭高木優奈, ⑮識西諭里, ⑯早川夏未, ⑰伊藤二花, ⑱馬場咲希
      • 尚、今週日本ツアーで優勝争いを演じた稲見萌寧, 山下美夢有や、勝みなみは、出場資格はあるが、参戦せず。

  • ----- Updated on Jun 07, 2022: 残念ながら、全米女子オープンは、3戦連続の予選落ち。
    6月は、この後、ShopRite, Meijer, そして第3戦目メジャーKPMG Womens PGA Champへのエントリが確定し、3連戦。ここでどう巻き返されるか?
  • --- Updated on Aug 09, 2022:

    • ShopRite(17T)と第3戦目メジャーKPMG Womens PGA Champ(体調不良で棄権)は予選通過したが、Meijer,第4戦目メジャーEvian, ScottishOpenで予選落ち、スランプが続いたが、第5戦目メジャーAIG Women's Openで、アップダウンの激しい『しぶこ劇場』の復活。
    • 初日-6の1位のロケットスタート、2日目は+2と耐えてて、4日試合では4/25以来の予選通過、3日目に-5で2T位で最終日は最終組2位でスタートしたが、 惜しくも、首位と1打差の3位!

2023 LPGA Kroger QueenCity Open の『しぶこ』スタッツ

New! Updated on Sep 22, 2023.

最終順位: 36位T, Score: -4, Prise: $11,262 / 通算 $221,769, CMEランク: 17 pts/ 通算 317.213 pts [71位]

  • 場所: Kenwood Country Club, Kendale Course, Cincinnati, OH 日程:Sep 07- Sep 10, 2023. Par: 72, Yardage: 6,515,
    Format: 72 holes, Purse: $2,000,000, CME Pts: 500 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの第18戦。Oct 12から始まるアジアツアーの出場権は、現在のCMEランクで決まるために、CMEポイントを稼いで、ランクをあげたい重要な一戦。
  • 初日は、勝とのペアで、2H(Par5)でチップインイーグル。が、3H(Par3)でグリーンで止まらず砲台グリーンから奥に転がり、ラフへ。リカバリーショットは2mまで近づくが、Parパットが右にハズレてボギー。5Hで1mにつけてバーディ。7H(Par4)で、第一打がバンカーに、バンカーショットがグリーンバンカーへ。第3打目がバンカから出ず、第4打目も入らず、ダブルボギー。10Hで3パットのボギー。11Hでグリーンオーバーし、アプローチが寄らず、連続ボギー。 12H(Par5)で、登りの2mのバーディパットが右にけられてPar。15H(Par)で、7mのロングパットを決めてバーディ。16Hで、3mのバーディパットは右を通過してPar。1イーグル、2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーと出入りに激しいゴルフで、Today +1, 88位タイ。ショットは好調なので、短いパットが外れなければ-2は、いったかもしれない。
  • 2日目は、10Hで6mのバーディパットを決め、幸先の良いバーディ。14H(Par3)で、第一打を1.5mにつけてバーディ。15H(Par5)で、3rdショットが2mにつけるバーディチャンスが、左カップに蹴られ、Parで流れが悪くなる。17Hで2ndショットがバンカーへ。バンカーショットがショートサイドで、大きく跳ねて、10m近くオーバーして、ボギーでカットライン外に。18Hは2ndショットが手前のグリーンにONするも、勢いがあり、グリーンオーバーして観客席の足場まで転がり、連続ボギーのピンチだったが、ナイスアプローチで、登り2.5mのパーパットを決めて、ナイスPar。
    後半、1Hで、1stショットが右のラフ。2ndショットがバンカーへ入るが、ナイスバンカーショットで、0.5mに付けてPar。2Hで3mのバーディチャンスを決めて、通算-1でカットラインに戻す。6Hで4m弱のバーディパットをショートしてPar。7Hで1stショットが左のラフに。2ndショットがグリーンに届かず、またもピンチ。ナイスアプローチでPar。その後もParに纏めて、3バーディ1ボギーのToday-2、通算-1の60位タイ(ホールアウト時)とカットライン。結局、カットラインぎりぎりの65位タイで予選通過。
  • 3日目は、10Hで2mのバーディパットが左カップをなめてPar。13Hでグリーンエッジ近くのラフからの3rdショットのアプローチが、カップに蹴られ惜しいPar。16Hで、登り10mのバーディパットを決めて初バーディ。18Hで2ndショットがグリーン手前のキックが悪くてラフへ。そこからのロブショットが手前から止まらずに、下り3mを決めてナイスParで、前半-1。後半に入り、難易度1位の10Hで1stショットがラフへ。2ndがグリーン手前のラフから3mのParパットが左を抜けて、本日初ボギー。2H(Par5)は、下りの4mのバーディパットが左にハズレてPar。3H(Par3)は、やや砲台のグリーン奥に大きくこぼれる。そこからのショートサイドのピンが下りになる難しいアプローチが、グリーンに届かず、カラーで止まるミスショットでピンチ。カラーからの6mをパターで決めて、ナイスPar。ここで流れが変わり、続く4H(Par5)は、ティーショットをフェアウェイウッドでレイアップ。3rdショットをグリーン手前のカラーの先、ギリギリに落とし、0.5mにつけて、バーディ。5Hで、下り6mのスライスラインを決めて連続バーディ。6Hで、2ndショット、打ち上げ115ヤードをピッチングエッジで1.2mにつけて、3連続バーディ。7Hでドライバーでグリーン近くまで運び、そこからウェッジで2mにつけるアプローチで4連続バーディ。9Hで2ndショット、99ヤードをピッチングエッジで2.5mにつけるも、フックしてカップに触れたが、けられてPar。5バーディ、1ボギーのToday-4、通算-5、22位タイに上昇。
  • 最終日は、3H(Par3)で1stショットがバンカーへ。バンカーショットが5m残して、Parセーブならず、ボギー。7Hで、登り10mを決めてバーディ。8H(Par)で3mのバーディパットが右に抜けてPar。9Hで10mのバーディパットがカップのふちに止まり、惜しくもPar。前半Evenで通過。
    10Hで、2ndショット、30ヤードからのアプローチがピン左を通過するが、止まらず4mのバーディパット。これが外れてPar。難易度2番目の13Hで、ドライバーを左に曲げてラフへ。2ndショットがバンカーへ。バンカーからのショットが、右に下り、4mのParパットが外れて、ボギー。14H(Par3)で、1mにつけるスーパーショットでバーディ、バウンスバック。16Hで、フェアウェイウッドで打ったShotが右にミスショットして、カード道路ではねてラフへ。グリーン方向の大きな木が邪魔して低い弾道のショットでバンカーへ。バンカーショットはまずまずだったが、下りの3mのParパットが僅かに右に逸れて外れてボギー。17Hはドライバーが左に曲げ、ラフへ。2ndショットが8番アイアンで、上手く打ってグリーンON。下り8mのバーディパットは、15㎝程届かず、Par。18Hは、6mのバーディパットが右に一筋それ、Par。
    2バーディ、3ボギーのToday +1, 通算-4で、36位タイと延ばせず。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、笹生優香、勝みなみ、西村優菜、野村敏京の計6名が参戦し、4名が予選通過。
    笹生は、(69-66-70-72)で、通算-11、5位タイ。
    畑岡は、(73-63-72-72)で、通算-8、16位タイ。
    西村は、(72-69-73-71)で、通算-3、41位タイ。
    勝は、(74-70)で予選落ち。
    野村は、(72-75)で予選落ち。

表   2023 LPGA Kroger QueenCity Open の『しぶこ』スタッツ

2023KrogerStats

2023 LPGA Portland Open の『しぶこ』スタッツ

New! Updated on Sep 22, 2023.

最終順位: 41位T, Score: -10, Prise: $7,221 / 通算 $210,507, CMEランク: 12.5 pts/ 通算 300.213 pts[ 72位]

  • 場所: Shaughnessy Golf and Country Club, Vancouver, British Columbia, Canada 日程:Aug 31- Sep 03, 2023. Par: 72, Yardage: 6,478,
    Format: 72 holes, Purse: $1,500,000, CME Pts: 500 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの第17戦。
  • 初日は、1Hで2ndショットがバンカーにはいるが、ナイスバンカショットでピンそばに付け、Par。3Hでグリーンエッジから打った3rdショットが、2m近くショートするも、ナイスPar。 4Hで、2ndショットがグリーン右横ラフへ。そこからチップインで、本日初バーディ。6H(Par4)で3rdショットがグリーンエッジそばのラフから3mオーバーするが、ナイスPar。 7H(Par5)で3rdショットがグリーンエッジ近くのフェアウエイからチップインイーグル。10Hで、3rdショットが3mのグリーンONし、バーディ。18Hで、7mのスライスラインを決めてバーディ。 1イーグル、3バーディ、ノーボギーのToday -5、11位タイと、いつになく好調スタート。
  • 2日目は、INスタートで11Hで2.5mスライスラインを決めて、バーディ。13H(Par3) で、ピンそば0.5mのスーパーショットでバーディ。14Hは1.5mバーディチャンスを外す。17Hで下りのスライスライン2mを決めてバーディとり、TOPと1ストローク差の3位タイで前半-3、通算-8で優勝を狙える位置に躍進。ところが、後半に入り、1Hでロングパットが大幅にショートし、2mのパーパットがカップに蹴られて3パットのボギー。2H(Par3)で第一打を左に曲げてバンカーへ。バンカーショット後の登り3mのパーパットを僅かに左に外して、連続ボギー。3Hは 5m下りのバーディパットが僅かにカップ左でPar。4Hで2ndショットがピンの下4mにつけたバーディチャンスを打ちそこない、0.5mのParパットがカップにけられて、まさかの3パットのボギー。その悪い流れが、ショットにも影響して、5Hは左に曲げて、池に入りそうになるがかろうじてセーフ。その後も取り戻せず、Parに纏めて、3バーディ3ボギーのToday Even、通算-5の44位タイと転落。前半トップ争いから、後半崩れて、カットライン-4を1打上回り、予選はかろうじて通過の「しぶこ」劇場!
  • 3日目は、2サムで1Hからスタートし、Par。3Hで3mのバーディパットがスライスせず、Par。4Hは6mのバーディパットがスライスし、Par。同じラインで先に打ったポリーマックはバーディ。この後。ポリーマックは5連続バーディ。一方、「しぶこ」はバーディパットが決まらず、連続Par。7H(Par5)で、第2打がグリーン脇までとび、第3打を1m弱に寄せて初バーディ。8H(Par3)は6mのバーディパットを決めて、連続バーディ。前半は2バーディノーボギーの-2、通算-7の28位タイ。10H(Par5)で、登り3mのバーディパットが届かず、Par。11Hで9mのバーディパットを決める。12H(Par5)で、3rdショットがグリーン奥のラフへ。そこから、チップインで、連続バーディ。14Hは6mのバーディパットがカップに届き、バーディ。5バーディノーボギーのToday -5、通算-10、9位タイでホールアウト(終了時23位タイ)。
  • 最終日は、1Hで1mのParパットが右ふちにけられボギースタートだが、2H(Par3)で2mに付けてバーディで、ハウンスバック。7H(Par5)で1mのバーディパットを決めたが、8H(Par3)で4mのバーディパットが外れPar、9Hでパーオンするが、下り9mのバーディパットがオーバーし、2.5mのParパットが右にハズレ、3パットのボギーで前半はEven(40位タイ)。
    後半は、10H(Par5)で下り1.2mのバーディパットが右に外れてPar。11H(Par4)で砲台グリーンをはねてオーバーし、広いエッジを下って、ラフとの境界まで転がるピンチ。しかし、絶妙のアプローチで1mにつけてPar。その後は、Parで凌ぐ展開で、16H(Par3)で1mに付けてバーディも、17Hで第一打が右の深いラフへ行き、第2打がボールが上がらず、右ラフへ。第3打でグリーンONするが、9mのパーパットが決められず、ボギー。結局、3バーディ3ボギーのToday Even、通算-10とスコアを伸ばせず、41位タイ。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、笹生優香、古江彩佳、勝みなみ、西村優菜、野村敏京の計7名が参戦し、3名が予選通過。
    古江は、(68-69-71-68)で、通算-12、26位タイ。
    笹生は、(68-67-70-78)で、通算-5、59位タイ。
    畑岡は、(72-70)で、通算-2で予選落ち。
    勝は、(69-73)で、通算-2で予選落ち。
    西村は、(70-74)で、通算Evenで予選落ち。
    野村は、(76-69)で、通算+1で予選落ち。

表   2023 LPGA Portland Open の『しぶこ』スタッツ

2023PortlandStats

2023 LPGA CPKC Open の『しぶこ』スタッツ

New! Updated on Sep 22, 2023.

最終順位: 50位T, Score: +5, Prise: $8,765 / 通算 $203,286, CMEランク: 7.25 pts/ 通算 287.713 pts[ 71位]

  • 場所: Shaughnessy Golf and Country Club, Vancouver, British Columbia, Canada 日程:Aug 24-27, 2023. Par: 72, Yardage:  6,709,
    Format: 72 holes, Purse: $2,500,000, CME Pts: 500 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの第16戦。
  • 初日は、INスタートで10Hで、ドライバーを右に曲げて、3 ON 2パットのボギースタート。12H(Par3)で、右に切れるロングパットが決まり、初バーディ。 しかし、13H、16H でボギー、18Hでバーディで、前半、2バーディ、3ボギーの+1。 後半は、Parの連続で耐える展開が続いたが、8H(バンカーショットが寄らず), 9H(3パット)で連続ボギーで、2バーディ、5ボギーのToday+3、71位タイで予選ボーダー。
  • 2日目は、2Hでバーディスタートで、4H, 7Hもバーディで、Evenまで戻した。しかし、8Hは10mの下りのバーディパットが2mオーバーし、返しのPuttがホール淵に止まり、結局3Puttのボギー。 9Hでドライバーが左のラフに、気が邪魔なので低軌道の2ndショットもミスショットで、左ラフに入り、3rdショットがグリーンにオン後、転がらず、登り8mの長いParパットが届かず、連続ボギー。 前半通算+2。後半に入って、14Hでバーディを取るも、16Hグリーンエッジ近くのラフからのアプローチをミスして、ボギー。18Hは1mのパーパットがカップに蹴られて惜しいボギー。 4バーディ、4ボギーのToday Even、通算+3、49位タイで、カットライン+4に1打差で予選通過。
  • 3日目は、1H(Par5)で登りの2.5mのバーディチャンスが、フックせずに一筋右に逸れ、惜しいPar。2H(Par4)もバーディパットが一筋左に逸れ、惜しいPar。その後、難しい、4H,5H、8HもParだったが、 2日間ボギーの9Hで、エッジ傍のラフからのアプローチがミスショットで寄らず、登りの3mのParパットが、届かず、本日初のボギーで、前半は1ボギーの+1で、通算+4。 10Hで、第2打がグリーンで止まらずにこぼれて、下りのアプローチが2mオーバー、返しのParパットが左を抜けてボギー。11H(Par5)で、3rdショットがバンカーに。ショートサイドのバンカーショットが 5mオーバーし、Parパットが1mショートし、3連続ボギーで、流れが悪くなる。このため、12H(Par3)で3m、14Hは2.5mのバーディチャンスが決められず。15H(Par5)で、3mのバーディチャンスで 本日初のバーディパットが決まる。16Hで下りの4mのスライスラインが決まり、連続バーディ。18Hで、2ndショットがグリーン奥とバンカーの間のラフに入り、アプローチをショートし、 Parパットがホールの右淵に止まり、ボギー。2バーディ4ボギー, Today+2、通算+5の53位タイ。
  • 最終日は、1Hで、登りの2.5mのバーディパットが右淵に外れるが、2Hもバーディチャンスで、これを決める。4Hは、僅かに下りの2m、5Hは登りの4m, 6Hは下りの3m弱、7H(Par5)は下りの6mの バーディチャンスを決められず。8H(Par3)は、ショートサイドのバンカーに。バンカーショットは5mオーバーで、このParパットがショートし、本日初のボギー。 9Hは登りストレートの11mのバーディパットを決め、バウンスバック。前半-1の通算+4に。後半の10Hで、2ndショットが木に当たるミスショット。3rdsジョットはグリーンにONするが、傾斜でグリーン外に。 7mのParパットが1mショートし、ボギー。11H(Par5)で、2.5mのバーディパットを決め、バウンスバック。12H(Par3)で1stショットが左に流れてバンカーに。バンカーショットでグリーンに乗るが、 傾斜でエッジまで流れる。登り4mのParパットが届かず、ボギーと、スコアが落ち着かない。13Hで、2ndショットがグリーンオーバーし、奥のラフへ。3rdショットは、上手く打ち、寄せてPar。 14Hで深いラフに、フェアウエイに出し、3rdショットがグリーンに乗らず、ダブルボギー。15H(Par5)で、3rdショットを1mに付けてバーディ。16H(Par4)は2ndショットで2m弱に付けるも左に抜け、 バーディならず。18Hで2ndショットがグリーンオーバーのラフに行くが、そこからのチップインバーディ。5バーディ、3ボギー、1ダブルボギーのToday Even、通算+5の50位タイ。
  • ショットは好調だが、パッティングは全英よりは良くなったが、まだまだで、もう少し良くならないと上位争いはできないだろう。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、笹生優香、古江彩佳、勝みなみ、西村優菜、野村敏京の計7名が参戦し、4名が予選通過。
    笹生は、(66-73-2-73)、通算-4で、8位タイ。
    畑岡は、(74-70-74-68)、通算-2で、13位タイ。
    古江は、(73-70-74-74)、通算+3で、36位タイ。
    西村は、(74 -75)、通算+5で、予選落ち。
    野村は、(73-76)、通算+5で、予選落ち。
    勝は、(74-77)、通算+7で、予選落ち。

表   2023 LPGA CPKC Open の『しぶこ』スタッツ

2023CPKCStats

2023 LPGA AIG Women's Openの『しぶこ』スタッツ

New! Updated on Sep 22, 2023.

最終順位: CUT (105T位), Score: +6, Prise: $0 / 通算 $194,521, CMEランク: 0 pts/ 通算 280.463 pts[ 69位]

  • 場所: Walton Heath Golf Club, Surrey, England 日程:Aug. 10-13, 2023 Par: 72, Yardage: 6,649,
    Format: 72 holes, Purse: :$7,300,000, CME Pts: 650 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの第14戦、Major第4戦。
  • 初日は、OUTスタート。2Hでグリーンオーバーからのショットが寄らずにボギースタート。その後、ロングパットを寄せてパーが続く。 6H(Par 5)で、ドライバーを左に曲げて、木が邪魔してフェアウェイ上に出すだけの第2打、5番ウッドで打った第3打が2.5mにつく、初めてのバーディチャンス。 だが、バーディパットが一筋ハズレ惜しいPar。8Hで第2打グリーンONからバーディパットを強く打ち過ぎて、返しのParパットも外して3パットでボギー。前半は+2。 INに入って、惜しいバーディパットが続く。距離が長く、難しい13Hで、下りの距離がある下りのパットをショートし、Parパットも外して3パットのボギー。 14Hでドライバーショットが左のヒースに入るが、第2打はグリーンONのナイスショット。ロングパットが大きく届かず、Parパットも決まらず、本日3度目の3パットで連続ボギー。 15H(Par4)で2m程度の登りのバーディパットが一筋ハズレ、顔覆う。16H(Par5)で2 ONからイーグルパットが3m届かず、しかしこの下りのバーディパットが決まり、 本日初のバーディ。結局、Today 1バーディ、4ボギーの+3の103位。
  • 予選通過にはアンダーパーが必要な2日目。1Hで3Puttのボギーと最悪のスタート。6H(Par5)でも3Puttのボギー。10Hでボギーの後、11H(Par5)で第3打バンカーショットから3m程度に付けるバーディチャンス。 ホールにけられて、Parで万事休す。14Hでロングパットが決まり、やっとバーディも時すでに遅し。1バーディ4ボギーのToday +3、通算+6で、予選カットライン+2に4打及ばず、予算落ち。
  • フェアウェアヒット率が、初日87%,2日目80%、パーオン率が初日83%,2日目 61%とショットは好調だったが、パット数が初日37、2日目32と、今シーズンの平均値29.2に比べて悪すぎたのが、予選落ちの原因。Puttの見直しが今後お課題だ。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優香、勝みなみ、西村優菜のLPGAメンバーに加えて、日本から山下美夢有、西郷真央、馬場咲(a)、吉田優利、 岩井姉妹、櫻井心那、穴井詩、川崎春花、木村彩子の計16名が参戦し、10名が予選通過。
    畑岡は、(70-71-71-74)の-2で、最終日・9位タイでスタートするが、スコア崩れて11位タイ。
    岩井明愛は、(75-71-69-71)で、通算-2、11位タイ。
    古江は、(72-70-76-70)で、通算Evenの21位タイ。
    勝は、(70-69-74-75)で、通算Evenの21位タイ。
    西村は、(71-72-72-73)で、通算Evenで、21位タイ。
    山下は、(71-71-76-70)で、通算Evenで、21位タイ。
    吉田は、(74-71-73-71)で、通算+1で、30位タイ。
    西郷は、(75-70-78-67)で、通算+2で、36位タイ。
    櫻井は、(70-73-75-75)で、通算+5で、50位タイ。
    川崎は、(72-74-83-76)で、通算+17で、73位タイ。
    笹生は、(74-73)の+3で予選落ち。
    岩井千怜は、(71-76)の+3で予選落ち。
    穴井は、(70-77)の+3で予選落ち。
    木村は、(74-74)の+4で予選落ち。
    馬場は、(76-76)で、通算+8で予選落ち。

表   2023 LPGA AIG Women's Openの『しぶこ』スタッツ

2023EvianStats

2023 LPGA Scottish Open の『しぶこ』スタッツ

New! Updated on Aug 08, 2023.

最終順位: 16位T, Score: -7, Prise: $31,135 / 通算 $194,521, CMEランク: 50 pts/ 通算 280.463 pts[ 67位]

  • 場所: Dundonald Links, AYRSHIRE, SCOTLAND 日程:Aug 03- 06, 2023. Par: 72, Yardage: 6,584,
    Format: 72 holes, Purse: $2,000,000, CME Pts: 500 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの第13戦。
  • 初日は、INの出だしの10Hで、4mのチャンスを生かしてバーディ発進。13Hで2mを沈めてバーディとし、続く14Hのパー5でも着実にスコアを伸ばした。 15H(パー3)では80cm、16Hでは1.5mと、ピタリと付けて、4連続バーディ。折り返し18H(パー5)では、左上がりのセカンドを左の深いラフに曲げ、グリーン手前のクリークも 気になる3打目をあっさりと真横に出してから、4打目のウェッジショットをピンそばに絡め、タップインの“ナイスパー”を拾い、前半のINで -5(31)と、ロケットスタート。 単独首位でOUTに入った後は、パーが続く。2オンした5H(パー5)も3パットを喫して奪えなかったが、直後の6H(パー3)でグリーンとカラーの境目から10m近いパットを沈めると、 7Hでは2.5m、8Hで10mを正面から決めて3連続バーディとした。Today 8バーディ、ノーボギーの-8で、昨年の全英女子オープンの初日以来の、2位に2打差の首位スタート。 アンジュレーションのきついグリーンに加え、午前組でもしっかり風が吹くリンクスコースで、回復傾向にあったとはいえ、予想だにしなかった、この好成績…
  • 2日目は、OUTスタートで1Hで、3パットボギーを喫し、2日目の乱調が懸念されるスタートだったが、2Hでピン奥2.5mにつけてバーディを奪い、バウンスバック。 5H(パー5)で2オンし、バーディを取った。OUTの前半を2バーディ、1ボギーの-1(パー36)、通算9アンダーとして、首位の座を守り、後半INに入った。 11H、14H、18Hでバーディを奪い、Today 5バーディ、1ボギーの-4、通算-12とスコアを伸ばして、2位に2打差の首位キープし、今年度初優勝の期待が高まる。
  • 3日目は、OUTスタートで、惜しいパットが一筋決まらず、耐える展開…6Hで遂にボギーとスコアを伸ばせず。12Hで再びボギーを喫し、13Hでロングパットを決めてナイスパー、直後の14Hで、 待望の本日初バーディで、流れが変わったと思ったが、続く15H(パー3)で、クラブの番手ミスから、砲台グリーンを大きくオーバーし、深いラフへ。そこから、グリーンエッジに届かず、再びラフ転げ落ち、3打目でグリーンON。 ボギーパットが決まらず、まさかのダブルボギー。そこで完全に切れてしまい、次のホールから、ショットが乱れ、ショットを打つたびに、クラブを地面にたたきつける御乱心連発。 17Hでは、1mのショートパットを外してボギー。18H(パー5)でも、2オンを狙わずに刻んだにも拘らず、3打目をクリークに入れてしまう。そこからのリカバリーショットはピンそばに数㎝のスーパーショットに付けたが、連続ボギー。 15Hからの上り4ホールで+4落とす、大乱調の「しぶこ」劇場…Today 1バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの+5、通算-7の7位に転落。首位と6打差に開く。
  • 最終日は、OUTスタートで、巻き返しが期待されたが、1H から3Hまで連続ボギーで、昨日から通算で5連続ボギーとなり、完全に優勝の目が無くなる。
    そこで冷静になったのか、やけくそになったのか、4Hで本日初のパーをとり、続く、5H(パー5)で、2打目がピンそば3mのスーパーショット炸裂で、Eagle奪取。 7Hで、ボギーもつづく8Hでバーディ奪取するバウンスバックする「しぶこ」らしさが出て、OUTは+1。
    INに入って、パーで耐える展開、惜しいバーディパットが一筋はずし、15H(パー3)でバーディで、昨日のリベンジを果たして、Today Evenに戻す。
    18H(パー5)で2オンを狙った第2打がクリークに入るも、跳ね返り、バンカーの傍に。そこからの難しいショットに失敗し、グリーンに乗らず、バンカーに落ちる。それでも、バンカーショットからのロングパットを決めて かろうじてパーを決める。Today 1イーグル、2バーディ、4ボギーのEvenで、通算-7、16位タイとTop10はならず、次の全英女子オープンの前哨戦を終えた。
  • 3日目の14H終了時点で、首位Celine BoutieとMaja Starkとは、1打差の通算-11だった。この15Hで、クラブの番手ミスが無ければ、優勝争いができていたのではないか。 それまでのホールでも番手オーバー気味でショットしており、2番目にショットしたので、風の影響も判っていたはずなのに、何故、大きい番手を選んだのか… 誰も質問しないので真相は判らないが、全く惜しい。
    それでも同組のCeline BoutierとMaja Starkもボギーだったので、風の影響か寒さの影響が大きかったのかもしれない…それでもボギーなら1打差のままだった… 昨年の全英女子オープン以来の久し振りの優勝争いで、スタミナ切れと優勝へのプレッシャに押しつぶされたようだが、この経験が、次の全英女子オープンで活かせるだろうか…期待したい
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、古江彩佳、勝みなみ、西村優菜の計5名が参戦し、全員が予選通過。
    西村は、(76 -68-66-72)で、通算-6、20位タイ。
    畑岡は、(72-69-71-72)で、通算-4、24位タイ。
    勝は、(72-69-73-71)で、通算-3、28位タイ。
    古江は、(74-73-69-73)で、通算+1、47位タイ。

表   2023 LPGA Scottish Open の『しぶこ』スタッツ

2023ScottishStats

2023 LPGA Amundi Evian Championshipの『しぶこ』スタッツ

New! Updated on Aug 08, 2023.

最終順位: 59T位, Score: +4, Prise: $16,363 / 通算 $163,386, CMEランク: 5.5 pts/ 通算 230.463 pts[ 72位]

  • 場所: Evian Resort Golf Club, Evian-les-Bains, France 日程:Jun 27- 30, 2023. Par: 71, Yardage: 6,523,
    Format: 72 holes, Purse: $6,500,000, CME Pts: 650 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの第12戦、Major第4戦。
  • 初日は、OUTの出だしの10Hで、ドライバーがやや右に出て、2打目をグリーン手前に運んだ後のアプローチが微妙な距離を残し、2mのパーパットがカップ左を抜けて、ボギースタート。 11Hでガードバンカーからパーを拾ったが、12Hはティショットがバンカーに入ってセカンドを出すだけとなり、2つ目のボギー。 15H(パー5)で、3打目を左手前に外したが、寄せワンでパーで凌ぎ、16H(パー3)で、7Iで左奥3mに絡めて、初バーディ。続く、17Hは、133ydからの8Iのセカンドショットが、1mに絡んで連続バーディ。 連続バーディは、11ラウンドぶりだ。しかし、Evenで迎えたINの2H(パー3)でボギー。フェアウェイ右サイドからの3打目でチャンスを作った7H(パー5)をバーディにしたが、8H(パー3)で3パットのボギー。 Today 3バーディ、4ボギーの+1の64位タイとCutライン。
  • 2日目は、INスタートで、出だし1Hでドライバショットを右サイドのフェアウェイバンカーに入れ、2打目をグリーン左奥へ。ウェッジショットの直後、3mのパーパットを沈めた。打ち下ろしの2H(パー3)もパーオンに失敗し、 2パットでボギーが先行。2打目をピンそば1mに絡めた4Hでバーディを獲り返す。6Hでボギーとすると、その後は2つあるパー5(7H,9H)でも伸ばせず、+2のまま予選通過圏内(+3~+4)でINに入る。 狭いフェアウェイと強風に苦しめられたが、13Hでチップインバーディを奪うも、続く14番でボギー。16H(パー3)はグリーン下のラフから2.5mにつけてナイスパーを拾い、その後もパーにまとめて、 Today 2バーディ、3ボギーの+1、トータル+2、39位タイで、日米通じて6戦ぶりに予選通過。
  • 3日目は、INスタートの出だしの10Hはパーセーブ。12Hは1.5m、13Hは2mを沈めてピンチをしのぎ、14H(パー3)で2メートルのバーディーチャンスを外したが、 16H(パー3)で、ピン奥1mにつけてバーディ。18H(パー5)もグリーンを狙った第2打が左のガードバンカーに外したが、そこから1.5mにつけてバーディを奪い、2つ伸ばして、後半OUTへ折り返した。 しかし、高低差が30mある打ち下ろしの2H(パー3)はグリーンを外してボギー。3日間を通しての難度は12番目のホールだが、「しぶこ」は3日連続でボギーの今週の“鬼門”。 続く、3Hで、第1打をフェアウエー左のバンカーに入れたが、第2打を1メートルにつけてバーディーを奪い、バウンスバック。 結局、Today 3バーディ、1ボギーの-2と、今週初のアンダーパーをマークして、トータルEven、30位タイで最終日へ。
  • 最終日は、3日連続でボギーをたたいていた前半OUTの2H(パー3)は、ピン奥2mのチャンスにつけたもののパーにとどまり、リベンジできず。 16H(パー3)では3パットのボギーとタッチに苦しみ、この日は4日間で自己ワーストの35パットだった。この結果、Today 0バーディ、5ボギーの+5、通算+5、59位タイと崩れた。
  • ショットが安定してきて、回復傾向にあるので、後はパットが本来の調子に戻れば、スコアメークできそうな雰囲気が出てきた。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優香、勝みなみ、西村優菜、山下美夢有、西郷真央、馬場咲(a)の計9名が参戦し、6名が予選通過。
    畑岡は、(70-67-68-72)の-7で、最終日・最終組でスタートするも、またしてもスコア伸ばせずに、3位タイ。
    笹生が、(67-69-71-70)の-7で、3位タイ。
    古江は、(69-76-70-69)で、2日目のダブルボギー2個が響いて、通算Evenの36位タイ。
    山下美夢有は、(70-75-67-74)で、通算+2、48位タイ。
    勝は、(74-69-72-72)の通算+3で、53位タイ。
    馬場は、(74-74)で、通算+6で、Cutラインに2打及ばず予選落ち。
    西村は、(73-75)で、通算+6で、同じく予選落ち。
    西郷は、(72-77)で、通算+7で、予選落ち。

表   2023 LPGA Amundi Evian Championship の『しぶこ』スタッツ

2023EvianStats

2023 LPGA DANA Open の『しぶこ』スタッツ

New! Updated on Aug 08, 2023.

最終順位: CUT (107T位), Score: +2, Prise: $0 / 通算 $147,023, CMEランク: 0 pts/ 通算 225.13 pts[ 66位]

  • 場所: Highland Meadows Golf Club, SYLVANIA, OH, USA 日程:Jul 13- 16, 2023. Par: 71, Yardage: 6,555,
    Format: 72 holes, Purse: $1,750,000, CME Pts: 500 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの第11戦。
  • 初日は、INの10H,11Hの出だし2ホール連続で、ティショットの乱れからボギーで、早くも暗雲。その後はパッティング次第で取り返せる雰囲気があったが、決まらず全てパー。 OUTに入り、1Hで、セカンドをピン横に絡めて待望の初バーディ。2H(パー3)は片手を離したアイアンショットが左のバンカーへ。右足を外に置く左下がりのライから、 ギリギリの高さでアゴを越える低弾道のバンカーショットを見せて“ナイスパー”。流れが良くなるかと思われたが、3H, 5,6Hでボギー。7H(パー5)でバーディとるも、結局、 2バーディ、5ボギーで、通算+3の129位タイと、予選通過には、-4以上のビッグスコアが必要で、厳しくなる。
  • 2日目は、INスタートで4Hで」初バーディも、5Hでボギー、7Hでバーディ直後の8Hでボギーと波に乗れず、INはEven。チャンスに付けるショットが多いが、パットが決まらず、 INは14Hのバーディだけで、Today 3バーディ、2ボギーの-1、トータル+2、Cutラインに3打たらず、これで5試合連続の予選落ち。
  • ただし、グリーンを大きく外したのは出だし2ホールくらい。グリーンエッジからパターで打てる状況もあり、パーオン率66.67%(12/18)の数字以上にまとまっており、ショットは改善の兆しアリ。 ただ、パッティングが34パット/Roundと、今年のこれまでの平均パット数28.5前後に比べて、5.5ストロークも悪い状態では、今後も予選通過は無理だろう。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、野村 敏京と上原彩子の計3名だげが参戦。
    野村は、(71-72)で、通算+1で、CUTラインに2打及ばず、予選落ち。
    上原は、(73-72)の通算+3で予選落ち。

表   2023 LPGA DANA Open の『しぶこ』スタッツ

2023DANAopenStat

2023 LPGA US Women's Open の『しぶこ』スタッツ

New! Updated on Aug 08, 2023.

最終順位: CUT (134T位), Score: +14, Prise: $0 / 通算 $147,023, CMEランク: 0 pts/ 通算 225.13 pts[ 60位]

  • 場所: Pebble Beach Golf Links, Pebble Beach, CA、USA 日程:Jul 06-09, 2023. Par: 72, Yardage: 6,509,
    Format: 72 holes, Purse: $11,000,000, CME Pts: 650 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの第10戦、Major第3戦。
  • ペブルビーチに入ってから、右手親指の怪我の影響で変えたベースボールグリップから、再び左右の指を絡めるインターロッキングに復活。
  • 初日は、INの10Hで、ドライバーのショットが大きく右に出て、1打のペナルティを払い、いきなりダブルボギーと躓く。17H(Par3)で5Wでべたピンに付け、この日唯一のバーディ。 OUTの5Hでも右サイドのレッド ペナルティ エリアに打ち込むが、6mのロングパットを沈めて、ナイスボギーが精いっぱい。一気に冷え込む中、上がり5ホールで4ボギー。 Today 1バーディ、6ボギー、1ダブルボギーの+7の124位タイと、ほぼ予選落ち…流石に、グリップ変更後の第一線がMajorは無謀だった。
  • 2日目は、INスタートで1H~3Hはパーで凌いでいたが、4Hで4mのスライスラインが惜しくも右を抜けてチャンスを逃し悪い予感。 前日大きく右に出たパー3の5Hで、この日約40yd短い設定だったが、アイアンショットが深いラフに落ち、大幅な巻き返しが求められる中でボギーが先行。7Hもボギー。 INに入った10Hでトリプルボギーで万事休す。11H、14Hでボギーと、全く良いところなく、Today 0バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの+7、トータル+14、Cutラインに8打不足という酷い成績で、予選落ち。
  • グリップ変更で、パーオン率は2日続けて33.33%(6/18)にとどまり、こんな調子では、今後も予選通過は無理だろう。 8月の全英女子オープンまでに、徐々に調子を上げていってもらいたいものだ。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優香、勝みなみ、西村優菜、西郷真央、吉田優利、 山下美夢有、上田桃子、岩井姉妹など計21名が参戦し、11名が予選通過。
    畑岡は、(69-74- 66-76)と、最終日最終組でスタートして、Majot初優勝を狙うが、+4と崩れて、通算-3, 4位タイ。
    古江は、(74-70-73-69)、最終日に-3とスコアを伸ばして、通算-2の6位タイ。
    木下彩が、(77-72-71-72)、通算+4で、13位タイと大健闘。
    笹生は、(72-75-75-71)、通算+5で、20位タイ。
    西郷は、(71-76-76-73)、通算+8で、33位タイ。
    岩井千里は、(72-78-74-74)、通算+10で、48位タイ
    佐藤心結は、(75-75-78-71)、通算+11で、53位タイ
    川崎はるかは、(74-76-78-73)、通算+13で、64位タイ
    野村春京は、(71-77-80-73)、通算+13で、64位タイ
    川嶋みかは、(73-74-79-76)、通算+14で、68位タイ
    勝みなみは、(75-75-79-75)、通算+16で、71位タイ。
    岩井明愛は、(76-75)、通算+7で、1打及ばず予選落ち。
    吉田優里は、(76-75)、通算+7で、1打及ばず予選落ち。
    山下美夢有は、(74-79)、通算+9で、3打及ばず予選落ち。
    西村優菜は、(74-79)、通算+9で、3打及ばず予選落ち。
    馬場咲は、(79-77)、通算+12で予選落ち。

表   2023 LPGA US Women's Open Championship の『しぶこ』スタッツ

2023USwomensOpenStats

2023 LPGA KPGM Women's PGA Championship の『しぶこ』スタッツ

Updated on Jun 27, 2023.

最終順位: CUT(130T位), Score: +11, Prise: $0 / 通算 $147,023, CMEランク: 0 pts/ 通算 225.13 pts[ 57位]

  • 場所: SPRINGFIELD, NJ、USA 日程:Jun 22- 25, 2023. Par: 71, Yardage: 6,831,
    Format: 72 holes, Purse: $10,000,000, CME Pts: 650 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの第9戦、Major第2戦。
  • 右手親指の怪我の影響でベースボールグリップに変えてからの第2戦。
  • 初日は、OUTの1Hでパースタートだったが、2H, 3Hでショットが乱れて、連続ボギー。その後もショットの乱れが続き、耐える展開で、かろうじてパーで凌いでいだが、9Hでボギー。 OUTに入り、12H~15Hで4連続ボギーで、Today 0バーディ、7ボギーの+7。ショットが悪く、パットも悪くて、3パットの連発で、134位タイと、早くもほぼ予選落ち…
  • 2日目は、INスタートで1H~4Hは、パーで凌いでいたが、その後、5H,7H,9Hでボギー。 INに入っても13Hでボギー、14Hで初バーディも15Hでボギー。 全く良いところなく、Today 1バーディ、5ボギーの+4、トータル+11、Cutラインに6打不足という酷い成績で、予選落ち。
  • アイアンショットが右に、左にばらついており、パッティングが34パット/Roundと、今年のこれまでの平均パット数28.5前後に比べて、5.5ストロークも悪い状態では、今後も予選通過は無理だろう。
  • そして、2週間後のMajor第3戦全米女子オープン、その後のMajorのEvianも期待できそうにないだろう。怪我をきっちりと治療して、グリップ変更をものにして、一番得意とする 8月半ばの今年のMajor最終戦全英女子オープンに合わせて、調整してほしい…
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優香、勝みなみ、西村優菜、西郷真央、野村 敏京の計8名が参戦し、4名が予選通過。
    笹生が、(69-73-69-66)の-7で、優勝に1打届かず、2位。惜しくもメジャー2勝目を逃す、大健闘。
    古江は、(69-75-69-66)の-5の8位タイと健闘。
    西村は、(74-70-72- 71)で、通算+3、39位タイ。
    畑岡は、(72-73-73-70)と、パッとせず、通算+4、47位タイ。
    西郷は、(74-75)で、通算+7でカットラインに2打及ばず、予選落ち。
    野村は、(78 - 74)で、通算+10で予選落ち。
    勝は、(79-74)の通算+11で予選落ち。

表   2023 LPGA KPGM Women's PGA Championship の『しぶこ』スタッツ

2023KPGMwomensStats

2023 JLPGAツアー 宮里藍サントリー・レディース・オープンの『しぶこ』スタッツ

Updated on Jun 27, 2023.

最終順位: CUT (80T), Score: +1, Prise: ¥0 / 通算 ¥0, メルセデスランク: 0 pts/ 通算 36.67 pts[ 102位]

  • 場所: 六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県) 日程:Jun 08- 11, 2023. Par: 72, Yardage: 6,513,
    Format: 72 holes, Purse: \150,000,000.
  • 『しぶこ』の2023年度JLPGAツアーの第2戦。
  • 右手親指の負傷対策で、グリップを親指への負担の少ないボースベール(ティンフィンガー)グリップに変更して挑む、JLPGAツアー第2戦。
  • 初日は、グリップ変更の効果が出て、INの10Hでバーディスタート、12H, 15Hでバーディ、17Hのロングホールでショートパットを外す痛恨のボギーで、INは、3バーディ、1ボギーの-2、好調なスタート。 INに入って、2H, 5Hでバーディをとり、-4まで延ばすが、怪我の影響による練習不足と疲れのボロが、7H, 8Hで出て、連続ボギー。Today 5バーディ、3ボギーのトータル-2、24位タイと、初日はまずまずのスタート。
  • 2日目も、OUTスタートの3Hで初バーディを取り、らくらく予選通過ペースだったが、6Hで大きく乱れてダブルボギー、9Hでもショットの乱れからダブルボギーで、OUTは、1バーディ、2ダブルボギーの+3、トータル+1で、 予選カットライン外に転落。 INの最初のホール10Hでバーディを取り、巻き返しが期待されたが、13H, 14Hで連続ボギーで万事休す、16Hのバーディも焼け石の水で、Today 3バーディ、1ボギー、2ダブルボギーでの+3、 トータル+1で、予選カットラインに2打及ばず、予選落ち。   
  • 今回も怪我の影響で、2日目に崩れて、今年度予選落ちの無かった『しぶこ】にとって、国内で連続予選落ちの残念な結果。

表   2023 JLPGAツアー 宮里藍サントリー・レディース・オープンの『しぶこ』スタッツ

Top2023SuntoryLadiesOpenStats

2023 JLPGAツアー ブリジストン・レディース・オープンの『しぶこ』スタッツ

Updated on Jun 27, 2023.

最終順位: CUT (102T), Score: +8, Prise: ¥0 / 通算 ¥0, メルセデスランク: 0 pts/ 通算 36.67 pts[ 88位]

  • 場所: 中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県) 日程:May 18- 21, 2023. Par: 71, Yardage: 6,573,
    Format: 72 holes, Purse: \100,000,000.
  • 『しぶこ』の2023年度JLPGAツアーの第1戦。
  • 右手親指の負傷中の『しぶこ』が、日本に戻って、休養&治療に専念後の最初試合。
  • 初日は、INの10Hでボギースタート、13Hでボギーの後、なんとかパーでしのぐ展開で、OUTは、0バーディ、2ボギーの+2。 INに入っても耐える展開で、4Hでボギー、7Hで初バーディも、9Hでトリプルボギー、Today 1バーディ、3ボギー, 1トリプルボギーのトータル+5、110位タイと予選落ちの危機。
  • 2日目は、挽回すべく、バーディラッシュが必要だが、OUTスタートでまたも耐える展開で、7Hでボギー、その後も、バーディが取れずに、12H,13Hで連続ボギー、16Hで初バーディも18Hでボギー。   Today 1バーディ、4ボギーの+3, 通算+8、102位タイでホールアウトし、予選落ち。   
  • 怪我の影響で試合作れず。
  • l

表  2023 JLPGAツアー ブリジストン・レディース・オープンの『しぶこ』スタッツ

Top2023BSopenStats

2023 LPGA Hanwha Lifeplus International Crownの『しぶこ』スタッツ

Updated on May 09, 2023.

最終順位: 8位, Score: N/A, Prise: $0 / 通算 $147,023, CMEランク: 0 pts/ 通算 225.13 pts[ 34位]

  • 場所: TPC Harding Park, San Francisco, CA 日程:May 04- 07, 2023. Par: 72, Yardage: ----,
    Format: , Purse: $2,000,000, CME Pts: 0 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの第8戦、世界ランク上位8か国の国別対抗戦に、日本チーム(世界ランク3位)の一員として参戦。
    日本の世界ランク上位者4名に出場権が付与されるが、世界ランク上位の山下と西郷が同日程の日本Majorツアー参戦で辞退したため、『しぶこ』が繰り上がり、出場。
    ファンとしては、CMEポイントやRolexポイント(世界ランクを決めるポイント)が付かないこんな試合は、出場を避けて、さっさと日本に帰国して休養に充て、怪我を直すのに専念するか、 日本のMajorに参戦して活躍を期待していたのだが…
    お祭り好きの『しぶこ』は、積極的に参戦。これまで、他の3人はナショナルチームの一員だった経験があるが、『しぶこ』は、日の丸を背負うナショナルチームに参加した経験が無いので、 日本代表への憧れがあり、参加したかったのだろう。
    日本のユニフォームは、サクラをイメージしたピンクで、そのユニフォームには背番号が付く。畑岡1番、笹生3番で、『しぶこ』は8番、古江が27番。
    それぞれ、好きな数字を選んだとのこと。『しぶこ』の8は、末広がりの八で、ラッキーナンバーとのことで選んだそうだ…米国では7がラッキーナンバーで、西洋では、8は悪魔の番号なのだが…
  • 初日は、戦前の『しぶこ』(世界ランク39位/CMEランク34位)-笹生(35位/23位)のペアではなく、畑岡(15位/14位)とのペアでフォーサムの試合。相手は、世界ランクは低いが、 CMEランクは『しぶこ』と同程度のM.Jutanugarn(80位/36位)、A.Jutanugarn(82位/38位)の強敵Jutanugarn姉妹。
    『しぶこ』は3バーディをとり、頑張るが、畑岡の調子が今一つで、かみ合わず。ペアマッチに慣れているJutanugarn姉妹に終始リードを許して、3ホールしかとれず、一度もリードできないまま、2Downで敗戦。
  • 古江(19位/7位)―笹生ペアは、Atthaya Thitikul(5位/9位)とPatty Tavatanakit(62位/30位)との強敵ペア。日本が先行し、タイが追い付く接戦だったが、最終ホールでバーディを取ったタイに1Downで惜敗。
  • 『しぶこ』―畑岡ペアの試合経緯を以下に示す。

    表   2023 LPGA Hanwha Lifeplus International Crown の初日の『しぶこ』―畑岡ペアの試合経緯

    2023HanwhaLifeplusStats

  • 2日目は、ペアを変えて、畑岡―古江のペアが、Minjee Lee(6位/105位)、Stephanie Kyriacou(119位/107位)のオーストラリア勢と対戦。古江が引っ張り、日本がリードする展開だったが、15Hで追いつかれ、 17H,18Hの連続バーディで2ゲーム連取されて、2Downの逆転負け
  • 『しぶこ』-笹生のペアの相手は、オーストラリアのHannah Green(世界ランク14位)とSarah Kemp(世界ランク165位)で、こちらも強敵。
    『しぶこ』が5バーディで頑張るが、笹生の調子が今一つ、かみ合わず。Hannah Greenの6バーディの活躍もあり、16Hでの2人ともボギーが痛く、惜しくも引き分けで、日本チームの予選敗退が決定。
  • しぶこー笹生の試合経緯を、以下に示す。

    表   2023 LPGA Hanwha Lifeplus International Crown の2日目の『しぶこ』―笹生ペアの試合経緯

    2023HanwhaLifeplusStats

  • 3日目の相手は、前回優勝国の韓国だが、ともに2敗で早々と予選敗退した2チームの消化試合。しかも、『しぶこ』-笹生のペアの相手は、Jin Young Ko(世界ランク3位)とHyo Joo Kim(世界ランク10位)の 今までで一番の強敵。
    『しぶこ』が4バーディで頑張るが、韓国もバーディを取り、ホールを奪えず、韓国に終始リードされ、笹生が1ホールを奪っただけで、3&2(2ホールを残して3ホール差のコールド負け)で完敗。
    畑岡―古江のペアも畑岡が調子悪くて、In Gee Chun(12位/55位)、Hye-Jin Choi(24位/28位)に先行され、リードはおろか、僅かに1ホールだけしかとれずに、3&1(17Hで韓国がバーディを取り、日本のゲームを待たずに、コールド負け)で完敗。しぶこー笹生の試合経緯を、以下に示す。

    表   2023 LPGA Hanwha Lifeplus International Crown の2日目の『しぶこ』―笹生ペアの試合経緯

    2023HanwhaLifeplusStats

  • 結局、日本チームは、1勝もできずに、最下位で敗退。敗因は、前回大会の唯一の参加経験者で、一番頑張らなきゃいけない畑岡が不調で、背番号1を付けてリーダとして頑張ろうと意気込んだが、 空回りして、3日間で、1ホール(他の2ホールは、同組プレイヤーも同スコア)しかマッチに貢献できず、勝負弱いこと。ホールマッチには向いていないのか、不調なのだろう。
    一方、『しぶこ』は、3日目はゼロだったが、1日目、2日目は、3ホールの計6ホールを奪い(内、1ホールは同組プレーヤーも同スコアなので)、5ホールで単独でマッチに貢献し、怪我がある中、勝負強いことを示した。
    笹生は4(1)、古江は5(2)で、共に3ホールで単独マッチに貢献。
    予選の組合わせにも恵まれなかった。日本の対戦相手は、タイが優勝、オーストラリアが準優勝、それに前回優勝国の韓国と、強敵だらけのプールだ。それに反して、米国のいるプールは、中国や英国など、かなり弱いチームが 組まれ、米国有利だった。これが抽選なら納得も行くが、世界ランクの合計という上手いトリックで、仕組まれたようだ…それでも米国は勝てなかった…タイとオーストラリアが強すぎたのだろう。
  • 『しぶこ』は、次戦のCOGNIZANT FOUNDERS CUP(11-14, May)以降の数試合を欠場、日本に帰国して、JLPGAツアー ブリジストンレディースオープン(18-21, May)に参戦予定。

表   2023 LPGA Hanwha Lifeplus International Crown の『しぶこ』スタッツ

2023HanwhaLifeplusStats

2023 LPGA JM Eagle LA Championshipの『しぶこ』スタッツ

Updated on May 09, 2023.

最終順位: 33位T, Score: Even, Prise: $17,562 / 通算 $147,023, CMEランク: 17 pts/ 通算 225.13 pts[ 34位]

  • 場所: Wilshire Country Club, LOS ANGELES, CA 日程:Apr 27- 30, 2023. Par: 71, Yardage: 6,268,
    Format: 72 holes, Purse: $3,000,000, CME Pts: 500 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの第7戦。
  • 右手親指の負傷が気になるところだが、『しぶこ』にとって米国での春先のレギュラーツアー連戦の最終戦。
  • 初日は、OUTの10Hでパースタート、4連続パーの後、14,15Hと連続ボギー、16Hで初のバーディを取り、バウンスバック。しかし、続く17Hでボギーと波に乗れず、OUTは2オーバーで、初日から予選落ちの雰囲気。 昨年なら、このままずるずると落ちていったのだが、今年は違う。 INの2Hから3連続バーディ奪取の見せ場を作り、一気に-1。その後パーでまとめて、初日は4バーディ、3ボギーで、トータル-1、33位タイと、まずまずのスタート。
  • 2日目は、INスタートでショットがばらつき、危ないホールをパーでしのいでいたが、6Hでボギー。その後もバーディパットが決まらず、11Hでボギー。その後も予選ボーダー上でパーで耐える展開が続く。 最難関の18H(Par3)で、ミスショットしてボギーを打つと予選落ちの危機がある条件下で、第1打がハイリスクなショートサイドにグリーンオンして、バーディ奪取の見せ場を作る。 Today 1バーディ、2ボギーの+1, 通算Even、33位タイでホールアウト。後のプレイヤーのスコアが伸びず、Cutライン+1を1打上回り、予選通過。
  • 2日目終了時点で33位タイだが、まだ、首位と6打差なので、3日目のMoving Saturdayでスコアを伸ばせば、優勝も狙えるポジション。タイのPavarisa Yoktuan(世界ランク224位)と2サムでINスタート。 5Hでバーディ先行するが、7Hで惜しいバーディパットを外し、8H,9Hと連続ボギーを打ち、悪い流れになる。INに入って、10H, 12Hでバーディをとり、リカバー。16Hでもバーディをとり、-2となったが、 最難関18Hで、短いパーパットが入らず、もったいないボギー。Toay4バーディ、3ボギーの通算 -1、24位タイ。首位と8打差に開き、今週も優勝争いはできなくなる。
  • 最終日は、韓国のMajor Champの一人 Hyo Joo Kim(世界ランク10位、昨年Lotte選手権で『しぶこ』と優勝争いの上、優勝)と2サムでOUTスタート。 4H(Par3)でボギーだが、7H,8Hで連続バーディで取返して、OUTで通算-2。しかし、11Hでドライバーを大きく曲げて、痛恨のダブルボギー。13Hでボギー, 14Hでバーディ、15Hでボギー、 16Hでバーディでバウンスバック。 結局、Today4バーディ、3ボギー1ダブルボギーの+1、通算Evenの33位タイで終了。 左手親指負傷の影響もあるのか、ショットが乱れたが、その割には、大きくスコアを崩さず、何とか耐えた展開だった。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優香、勝みなみ、西村優菜の計6名が参戦。
    畑岡は、(70-71-69-69)と、安定した戦いで、通算-5、11位T。
    古江は、(69-70-72-65)と、最終日-6と爆発して通算-8、首位と1打差の3位タイで、プレーオフを惜しくも逃す。 西村優菜は、(68-71-75-67)で、3日目に+4と崩れたが、最終日に-4とスコアを伸ばして、通算-3、17位タイ。リシャッフル前のCMEポイントを稼ぎ、CMEランクを101位から77位の優先出場権のあるランク80位内のボーダーまで躍進。 但し、81位とのPts差は7.5Ptsしか無く、81位までのプレイヤー4名が揃って20Pts程度上昇する可能性があるので、リシャッフル前の最終戦COGNIZANT FOUNDERS CUPでの予選通過(*1)が必須で、順位を41位内(14pts獲得)確保が必要。 優先出場権争いはし烈で、ボーダーの選手が軒並み上位に進出しようと頑張り、ボーダが更に上がるかもしれないので、できるだけ上位につける必要がある。次戦が今後のツアー優先出場の正念場だ。
       *1: 予選落ちすると、西村より下位でボーダーのプレイヤー4名が予選通過し、全員50位以内だと、逆転される。

    勝みなみは、(70-70-73-73)と、予選を-2で通過したが、決勝ラウンドでスコアを伸ばせず、通算+2の53位タイ。この時点でのCMEランクは63→69位と僅かに順位を落としたが80位以内をキープし、 リシャフル時点の80位以内は、次の試合で予選通過できればクリアだ(予選落ちしても、他のプレイヤーのポイントの伸び具合次第だが、81位と30Ptsの差があるので、ほぼ大丈夫そう *2)。
       *2: 予選落ちすると、勝より下位でボーダーのプレイヤー12名が予選通過し、全員27位以内だと、逆転されるが、その可能性は低い。

    笹生優香は、(71-76)と2日目が+5と乱調で、日本人最下位で予選落ち。

表   2023 LPGA JM Eagle LA Championship の『しぶこ』スタッツ

2023JMEagleLAChampStats

2023 LPGA Chebron Championshipの『しぶこ』スタッツ

Updated on Apr 24, 2023.

最終順位: 28T位, Score: +1, Prise: $38,933 / 通算 $129,461, CMEランク: 30.33 pts/ 通算 208.13 pts[ 31位]

  • 場所: The Club at Carlton Woods, The Woodlands, TX 日程:Apr 20- 23, 2023. Par: 72, Yardage: 6,824,
    Format: 72 holes, Purse: $5,100,000, CME Pts: 650 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの第6戦、Major第1戦。
  • 2日前のプロアマを体の不調で棄権、1日前の練習ラウンドは、短いクラブ数本だけを持ってコースを歩き、大きなショットは打たずにショートゲームの練習だけ行った。 どうやら、右手親指あたりを痛めたようなので、今回のMajor第1戦は期待できそうにない。
  • 初日は、OUTの1Hでボギースタート、5Hは、ドライバーショットは左に出てフェアウェーに着弾したが、その後のランが止まらずに池ポチャで、ボギーだった。6Hで初バーディを取り、流れが変わり、 8H, 9Hの連続バーディでOUT-1まで延ばし、INの躍進が期待された。しかし、11Hで3ONし、パーパットが数㎝届かず、ボギー。13HのPar5でバーディ取るが、難関の16Hでボギー。 初日は4バーディ、4ボギーで、体の不調が懸念されたが、トータルEven、37位タイと、まずまずのスタート。
  • 2日目は、OUTスタートの13Hのロングホールで惜しいバーディパットを外したが、14Hでロングパットが決まり、バーディとったが、難関の15HでボギーのINはEven。OUTの最初のホール10Hでボギー。4Hロングホールでバーディとり、 Today 2バーディ、2ボギーの2日連続のEven、44位タイでホールアウト、Cutライン+1を1打上回り、予選通過。雨の影響で試合開始が遅れたので、日没サスペンデッド。
  • 3日目は、INスタートで11Hでボギー先行するが、続く12H, 13Hで連続バーディ。難関の16Hでボギーとなり、INはEven。OUTに入り、2Hでバーディ撮るも、4Hでボギー、7Hでバーディを取り、Toay4バーディ、3ボギーのToday -1、 Total -1で、日本人TOPの29位。
  • 最終日は、スタートの1Hパー4で、3オン3パットのダブルボギーを喫して、スコアを延ばせず、我慢のパーが続くが、9Hで待望のバーディ。11Hでまたもボギーとなる。難関の15Hで本日2人目のバーディーをとるが、続く、16Hでボギー。 Today2バーディ、2ボギー1ダブルボギーの通算+1、日本人TOPの28位タイで終了。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優香、勝みなみ、西村優菜、西郷真央、馬場咲の計8名が参戦。
    畑岡は、(70-72-76-72)と、パッとせず、通算+2、37位T。
    古江は、(68-75-76-75)、初日は良かったが、後はボギー乱発で、通算+6、52位タイ。 西村優菜は、(75-69-78-74)で、2日目の14HでCUTラインに2打及ばない予選落ちの危機から、難関の15Hバーディ、16Hで軌跡のイーグルを奪取して、予選通過。ただ、決勝ラウンドではスコアを伸ばせず、通算+8、56位タイ。
    西郷真央は、(74-68-78-79)と、初日の出遅れを2日目に5バーディ、1ボギーの-4と爆発し、日本人TOPの通算-2、25位タイで予選通過。しかし決勝ラウンドではスコアを落として、通算+11の65位。
    勝みなみは、(75-71)の+2で、CUTラインに1打及ばず、予選落ち。
    馬場さきは、(74-73)の+3で予選落ち、笹生優香も(74-75)の+5と乱調で、日本人最下位で予選落ち。

表   2023 LPGA Chebron Championship の『しぶこ』スタッツ

2023ChebronChampStats

2023 LPGA Lotte Championshipの『しぶこ』スタッツ

Updated on Apr 17, 2023.

最終順位: 57位, Score: +2, Prise: $5,360 / 通算 $90,528, CMEランク: 4.3 pts/ 通算 177.8 pts[ 26位]

  • 場所: Hoakalei Country Club, EWA BEACH, OAHU, HI 日程:Apr 12- 15, 2023. Par: 72, Yardage: 6,303,
    Format: 72 holes, Purse: $2,000,000, CME Pts: 500 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの第5戦、予選CUT(60位タイ以内)のあるレギュラーツアー第3戦。
  • 初日は、INスタートで、ショットパットとも好調で、18Hからの4連続バーディーを含む、、5H時点(残り4H)で6バーディ・ノーボギーの-6と爆発的なスタート…このまま優勝に向けてまっしぐらと思ったら、 6Hで突然ショットが乱れて、池ポチャ、次のショットもグリーンオーバー、アプローチもミスして、まさかの+3。それでも残り3Hはパーで纏めて、Toady -3、7位タイと、好スタート。
  • 2日目は、OUTスタートで、5Hまで2バーディと引き続き好調だったが、ショットが乱れ、パットが一筋決まらず、OUTはEven. INに入って、10Hでバーディとるも、15,16Hで連続ボギーで、Today3バーディ、4ボギーの +1、通算-2の18位タイに後退。それでも、Cutラインは余裕で通過。
  • 3日目は、OUTスタートで、パットがしぶこらしくなく、パットがホールまで届かないショートの連続、その後のチャンスも一筋決まらず6Hまで連続パーの耐えるいやな展開。案の定、7H,8Hで連続ボギーとして、 OUT+2と不調。ところが、OUTに入り、ショット、パットとも切れキレに復活して、10Hから3連続バーディのしぶこ劇場で、一気に上位進出の期待が高まるが、その後またもショット・パットが乱れだし、 15hと17Hでボギーとなり、Today、3バーディ、4ボギーの+1、通算-1の32位タイまで落ちる。
  • 最終日は、1Hでバーディスタートも、2Hでショットが乱れてボギー、5Hでバーディとるが、7H,8Hで連続ボギーのOUT+1。INに入って10Hでバーディとるが、11H,12Hで連続ボギー、それでも13Hでバーディを取り、 バウンスバックして、通算Evenまで戻す。その後、風の影響もあり、グリーンにオンするも遠くてバーディ取れず、17Hで、2ndショットが乱れて右に流れてバンカーに。バンカーショットは上手くグリーンにONし、 このパットを決めてパー。最後の18HはPar5でバーディが狙えるホール。ところが、2ndショットが、またも右に出るミスショットで池ポチャ。打ち直すも左バンカーに入り、そこから5オン。ボギーパットが決まらず、 ダブルボギー。Today+3、通算+2の57位タイ。結局、初日は-3と好スタートだったが、その後は+1、+1、+3とスコアを悪化させて、最終スコアはオーバーパーの+2、57位タイで、予選通過した日本人の 中で最下位に沈んだ。
  • 昨年のドローヒッターからフェードヒッターにフォーム改造中なので、振り遅れて右に出るミスショットが出ているので、次週、最初のメジャーChevronは期待できそうもない状態だが、 期待しないでいると、今回の初日のように爆発的スコアを出すので、どうなるか楽しみだ…
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、古江彩佳、勝みなみ、西村優菜、原 英莉花、上原彩子、野村 敏京の8名が参戦。
    畑岡は、(68-70-71-74)と、やはり、決勝でスコアを伸ばせず、通算-5、16位T。
    古江は、(75-68-72-71)、しぶこと同組でスタートするも、初日が+3、92位タイまで落として予選落ちの危機、2日目は-4とスコアをのばして27位タイで予選通過。 3日目もしぶこと同組で、一進一退の-1で32位タイに後退。4日目がOUTで+3だったが、INに入り、3連続バーディをとり、INのスコアは4バーディノーボギーのー4で、挽回。通算-2の23位と復活の兆し。 通算最終日も前半ボギーでるも後半にバーディで挽回すると、全くの不調で今シーズン初の予選落ち。
    勝みなみは、(72-80)と、初の予選落ち。
    西村優菜は、(75-70-72-71)で、予選通過し、通算Even、38位タイ。
    原 英莉花は、(72-71-74-69)と、2日目通算-1で予選通過し、3日目に+2だったが、4日目に5バーディ、2ボギーの-3で、通算-2、23位タイと健闘。 上原彩子は、(75-77)で予選落ち、野村敏京は、初日73、2日目にスタートホールを間違えて+2のペナルティの後、棄権。

表   2023 LPGA Lotte Championship の『しぶこ』スタッツ

2023LotteChampStats

2023 LPGA DIO Implant LA Openの『しぶこ』スタッツ

Updated on Apr 09, 2023.

最終順位: 17位, Score: -6, Prise: $22,736 / 通算 $85,168, CMEランク: 51.0 pts/ 通算 173.5 pts[ 24位]

  • 場所: Palos Verdes Golf Club, Palos Verdes Estates, CA 日程:Mar 30- Apr 02 2023. Par: 71, Yardage: 6,447,
    Format: 72 holes, Purse: $1,750,000, CME Pts: 500 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの第4戦、予選CUT(60位タイ以内)のあるレギュラーツアー第2戦。
  • 初日は、最初の10Hでボギースタート、その後も1Hまで4ボギーと、昨年苦戦したポアナ芝鋸のコースに今年も苦しむ。それでも、ショットが好調で4Hと7Hでバーディを取り、2バーディ、4ボギーの+2、63位タイと、Cutライン。
  • 2日目は、OUTスタートの1H, 2Hで連続バーディと好調な出だしだったが、5Hで珍しくドライバーが大きく曲がり、池に入るロストボール、その後のリカバリーショットで3m強のボギーパットが一筋外れてり、ダブルボギーとCUTラインに逆もどり。 昨年なら、このままずるずると行き、予選落ちだったのだが、今年は、続く7H, 8Hで連続バーディでダボ分を挽回、さぁこれからというところの9Hで、バーディパットを外し、返すショートパットも外して、3パットのボギーでOUTは-1。 INに入って、13H,15H,16Hでバーディをとるが、18Hでまたも3m程度のパーパットが外れボギー。好不調の波が続く、しぶこ劇場で、結局、7バーディ、2ボギー、1ダブルボギーで、Today -3,トータル-1、29位タイで予選通過。
  • 3日目は、OUTスタートの3H, 7H, 8Hでバーディをとる好調で、爆発的スコアで上位進出が期待されたが、9Hから12Hまで連続ボギーの悪い展開。13Hのバーディで悪い流れが停まり、 17Hでバーディをとり、5バーディ、4ボギーでToday-1、通算-2、32位タイと、ムービングデイでスコアを伸ばせず。
  • 最終日は、1Hでボギースタートも、2H, 3Hで連続バーディ、5H~7Hで3連続バーディをとり、OUT-4と一気にスコアを伸ばし、TOP10への進出が期待されたが、またしても10H, 11Hの連続ボギーで勢いが止まり、 16Hと17Hで連続バーディをとり、7バーディ、3ボギーのToday-4、通算-6の、17位。WOWOW配信では、7バーディを取るも、バーディシーンは一度も放映されず、ストレスがたまった。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、勝みなみ、西村優菜が参戦。
    畑岡は、(67-66-71-70)と、決勝でスコアを伸ばせず、通算-10、7位T。
    笹生は、(71-74)、通算+3で、CUTラインに1打及ばず、今シーズン初の予選落ち。
    古江は、(72-75)、通算+5と、全くの不調で今シーズン初の予選落ち。
    勝みなみは、(71-70-70-63)と、最終日に爆発し、通算-10、7位Tと初のTOP10入り。
    西村優菜は、(74-68-70-71)で、初の予選通過し、通算-1、43位タイ。

表   2023 LPGA DIO Implant LA Open の『しぶこ』スタッツ

2023DIOImplantStats

2023 LPGA DRIVE ON CHAMPIONSHIPの『しぶこ』スタッツ

Updated on Mar 28, 2023.

最終順位: 7位タイ, Score: -16, Prise: $37,185 / 通算 $62,432, CMEランク: 77.14 pts/ 通算 122.5 pts[ 26位]

  • 場所: Superstition Mountain Golf and Country Club, Gold Canyon, AZ 日程:Mar 23-26 2023. Par: 72, Yardage: 6,526,
    Format: 72 holes, Purse: $1,750,000, CME Pts: 500 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの第3戦、予選CUTのあるレギュラーツアー初戦。
    今シーズンからCUTラインが70位タイから65位タイに変更され、予選通過が厳しくなった。
  • 初日は、最初の10Hでバーディスタートするが、15HでOB、パットの調子が一筋ハズレて、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの+2、126位タイと、予選落ちの危機。
  • 2日目は、青木コーチの「ちょっと吊ってみ」というアドバイスが利いて、ショット・パットが上手く絡み合い、8バーディ、ノーボギーのToday -8,トータル-6、32位タイで予選通過。
  • 3日目は、これまでなら好調の次の日は乱調が来ることが殆どで、危惧されたが、引き続き、パットショットとも好調で、 6バーディ、ノーボギーTodayの-6、通算-13、3位タイ、首位と3打差の優勝を狙える位置まで急上昇。
  • 最終日は、LPGA初優勝が期待されたが、2Hバーディの後の3Hで、第2打が運悪く、バンカーのあご近くの極めて難しい所に行き、苦しい姿勢からのバンカーショットでバンカーを出ず。その後の約3mのボギーパットを決め、 ダブルボギーを逃れ、なんとか、次に希望を持たせた。OUTは、じりじりした展開が続いたが、9Hの1m足らずのパーパットを外すなど、その後もパットが一筋決まらず、6バーディ、3ボギーのToday-3、首位と4打差の通算-16、7位タイ。 今シーズン初のTOP10で終了。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、古江彩佳、笹生優花、上原あやこの他、今シーズンから勝みなみ、西村優菜が参戦。
    古江は、(68-69-67-65)の安定した成績で通算-19の首位と1打差の3位。
    笹生は、(70-66-70-69)で通算-13、23位タイ。
    勝みなみは、(68-73-72-72)で通算-3、74位。
    西村優菜は、(70-72)で、CUTラインに1打及ばず、予選落ち。
    上原あやこは、(74-72)で、予選落ち。今回でLPGAツアーのカテゴリ1(TOP80)のMedical参加資格を失い、カテゴリ16(Nos.101-125)の資格となり、以降のツアー出場は厳しくなる。

表   2023 LPGA DRIVE ON CHAMPIONSHIP の『しぶこ』スタッツ

2023DriveOnStats

2023 LPGA HSBC Championshipの『しぶこ』スタッツ

Updated on Mar 05, 2023.

最終順位: 33位タイ, Score:-4, Prise: $11,648, CMEランク: 19.5 Pts/ 通算 45.36 pts[ 50 位]

  • 場所: Sentosa Golf Club, Tanjong Course, Singapore 日程:Mar 02-05 2023. Par: 72, Yardage: 6,749,
    Format: 72 holes, Purse: $1,800,000, CME Pts: 500 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの第2戦、有資格者(*1) 66名限定の試合なので、予選落ちは無い試合。

    *1:

    1. 世界ランキング上位20人
    2. 昨年優勝者
    3. JLPGAツアーPanasonicオープン優勝者
    4. 主催者推薦など
  • 初日は、Today 2バーディ、2ボギーのEVENで、36位タイ。
  • 2日目は、Today 1イーグル、3バーディ、2ボギーのトータル-3、34位タイ。
  • 3日目は、Today 2バーディ、2ボギーのEVEN、通算-3、30位タイ。
  • 最終日は、Today 4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの-1、通算-4、33位タイで終了。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、西郷真央が参戦。
    古江は、(68-69-70-67)で通算-14、3位タイ。
    笹生は、(67-70-72-66)で通算-13、6位タイ。
    畑岡奈紗は、(72-65-70-72)で通算-9、11位タイ
    西郷真央は、(73-71-85-75)で、通算+16の大乱調で、ブービーの65位。

表  2023 LPGA HSBC WOMEN'S WORLD CHAMPIONSHIP の『しぶこ』スタッツ

2023HSBCchampStats

2023 LPGA HONDA THAILANDの『しぶこ』スタッツ

Updated on Mar 05, 2023.

最終順位: 27位タイ, Score:-10, Prise: $13,599,, CMEランク: 25.86 Pts/ 通算 25.86 Pts [42位]

  • 場所: Siam Country Club, Pattaya Old Course, CHONBURI, THAILAND 日程:Mar 02-05 2023. Par: 72, Yardage: 6,576,
    Format: 72 holes, Purse: $1,600,000, CME Pts: 500 pts.
  • 『しぶこ』の2023年度LPGAツアーの初戦、72名限定の試合なので、予選落ちは無い試合。
  • 初日は、Today4バーディ、2ボギーのトータル-2、38位タイ。
  • 2日目は、Today 3バーディ、2ボギーの-1、トータル-3で、50位Tと後退。
  • 3日目は、1イーグル、4バーディ、ノーボギーのToday-6と爆発し、通算-9、20位タイまで戻す。
  • 最終日は、1イーグル、3バーディ、4ボギーの-1と、出入りの激しいしぶこ劇場で通算-10、27位タイで終了。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、馬場咲希、岩井明愛、怜が参戦。
    笹生は、(67 - 68 - 71 - 70)で通算-12、20位タイ。
    畑岡は、(65 - 72 - 70 - 70)で通算-11、23位タイ。
    馬場は、(69 - 68 - 70 - 72)で通算-9、34位タイ。
    岩井明愛は、(71 - 70 - 71 - 68)で通算-8、38位タイ。
    古江は、(71 - 72 - 73 - 67)で通算-5、49位タイ。
    岩井知怜は、(71 - 70 - 71 - 68)で通算-2、60位タイ。

表  2023 LPGA HONDA THAILAND の『しぶこ』スタッツ

2023HONDATHAILANDStats


2022 JLPGA Tour Championship Ricoh Cupの『しぶこ』スタッツ

--- Updated on Nov 30, 2022.

最終順位: 10位タイ, Score:-7, Prise: ¥1,440,000, Mercedes: 74.50 Pts / 通算: 713.89 Pts[32位]

  • 場所: 宮崎カントリークラブ(宮崎県). 日程:NOV 24-27 2022. Par: 72, Yardage: 6,487,
    Format: 72 holes, Purse: ¥120,000,000, Mercedes: 400 pts.
  • 『しぶこ』の国内最終戦、有資格者(*1) 40名限定の試合なので、予選落ちは無い試合。

    *1:

    1. 当該シーズンのJLPGAツアー優勝者
    2. 当該年度USLPGAツアー優勝のJLPGA会員
    3. 当該年度11月8日時点のロレックスランキング上位50位までのJLPGAの会員⇒『しぶこ』は、この資格で出場。
    4. 大会開催前週までの当該シーズンメルセデス・ランキング上位者
    5.   注:※④による出場資格は、③までの出場人数が40名未満の場合にのみ与えるものとし、出場人数が40名に満つるまで選出する。
  • 初日は、同期の原英莉花との2サムで、大ギャラリーを引き連れて、スタート!
    『しぶこ』は、パープレイが続き、5Hのショートホールで2m、7Hで3mのバーディパットを外す、じりじりした展開。8Hで3mのパーパットを外して初ボギー、OUTは1オーバー。 10Hでピン手前50㎝に付けて、初バーディ。11Hのロングホールで4mのバーディパットを決めて連続バーディ。13のロングホールでも50㎝につけてバーディ。18Hで3mのバーディパット を決めて、Today4バーディ、1ボギーのトータル-3、10位タイと、今までにない好スタート。
  • 2日目は、相性の良くない稲見萌寧と2サムのOUTスタート。1Hで2mのパーパットを外し、ボギースタート。3Hでバンカーショットが寄らず、ボギー。6Hで2.5mフックラインのパーパット外してボギー。
    7Hで3.5mのバーディパットを決めてバウンスバック、9Hロングホールで2オン、イーグルパットは僅かに左を抜けてタップインバーディでOUTは1オーバー。
    10Hで右手前3mにつけて連続バーディで、INでの巻き返しが期待されたが、11Hで右手前3m, 12Hで右3m、13Hの1mのバーディパットを外して、スコア伸ばせず、 Today 3バーディ3ボギーのEven、トータル-3のままで、17位Tと少し後退。惜しい6本のパットを外し、半分でも入っていれば-3、好調であれば-5が行けたかと思う展開だった。
  • 3日目は、森田 遥との2サムでOUTスタート。首位と8打差があるので、Moving Dayでの躍進が期待されたが、小雨のパラつく、1Hで左手前3mのバーディパットが届かず、いやな展開だったが、 11Hロングホールで左手前10mに2オンし、イーグルパットは1.3mショートしたが、本日初バーディ。13Hのロングでは、3打目が奥のラフに入って1.3mのパーパットを外して痛いボギー。 14Hもバンカーに入れて、5mのパーパットが外れ、15Hで2.5mのパーパットも外れて、3連続ボギー。この日は、いつもの強気のパットの『しぶこ』とは異なり、ホールに届かない ショートパットが目立ち、1バーディ、3ボギーのToday+2、通算-1、23位タイに後退。首位と12打差に開き、優勝争いから完全に脱落。
  • 最終日は、仲の良い先輩、青木瀬令奈との2サムでOUTスタート。1Hで左手前2.5mのバーディパットが左に切れてパー、その後3Hまで、わずかにホールに届かないパットで、 昨日からの悪い流れのままのパープレイ。ところが、4Hで手前7mのバーディパットがピンに当たり、カップインし、バーディ。そこから流れが変わり、続く5Hショートホールで奥のラフに こぼれた位置からウエッジでカップインし、連続バーディの『しぶこ』劇場発令! 7Hで3.5mのスライスラインは右に切れて外れたが、8Hショートホールで右手前1mのナイスショットでバーディ。 9Hロングホールで2.5mの下りのパットを沈めて、連続バーディ。OUT 4バーディ・ノーボギーと躍進。11Hロングホールで2打目がグリーンぎりぎりにON。1.5mのバーディパットを決める。 13Hで3打目を30㎝につけて、バーディ。16Hで11mのロングパットが決まり、バーディと、大ギャラリーも大拍手で称える。しかし、18Hで1mのパーパットを外して、初ボギー。 Today 7バーディ、1ボギーの-6、通算-7、10位タイまで戻して終了。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、古江彩佳、笹生優花が参戦。
    古江は、(71,71,73,70)で通算-3、22位タイ。
    笹生は、(73,69,72,67)で通算-7、10位タイ。

表  2022 JLPGA Tour Championship Ricoh Cup の『しぶこ』スタッツ

2020RicohCupStats

2022 LPGA CME GROUP TOUR CHAMPIONSHIPの『しぶこ』スタッツ

--- Updated on Nov 30, 2022.

最終順位: 49位タイ, Score:+2, Prise: $42,750, CME: 8 Pts / 通算CME: 998 Pts[36位]

  • 場所: Pelican Golf Club, Naples,FL, USA. 日程:NOV 17-20, 2022. Par: 72, Yardage: 6,556,
    Format: 72 holes, Purse: $7,000,000, CME: 3,500 Pts.
  • 『しぶこ』のLPGA最終戦で、予選落ちは無い試合。
  • 初日は、Narin Anとの2サムでスタート!
    『しぶこ』は、3Hでアプローチミスからボギースタート。6Hで1.2mのパーパットを外してボギー。8Hで2mのバーディパットを決めて、OUTは+1。
    INに入ってもアプローチがよらずパープレイで、16Hでボギーをたたき、Today+2、順位48位タイと、またも出遅れ。
  • 2日目は、Maja Starkと2サムでOUTスタート。1Hで4.5mのバーディパットを 決めたが、続く2Hで2mのパーパットを外す。6Hのロングホールで2オンし、1.5mのバーディパットを決めたが、 続く、7Hでアイアンショットが乱れてバンカーのグリーン側の壁についてボギーと、バーディ直後にボギーとなる悪い流れで、スコアーを挽回できず。OUTはイーブン。
    10Hの2m、14Hの3m、15Hの3mのバーディパットが外れ、17Hで3mのパーパットをようやく決めて、Today-1、トータル+1、45Tと変わらず。
  • 3日目は、Hannah Greenと2サムでOUTスタート。6Hのロングホールで3打目を50㎝に付けて、本日、初バーディ。その後パープレイが続き、OUTはボギーフリーの-1. Inに入り、10Hで1.5mのパーパットを外して初ボギー。14Hのロングホールで、第3打を1.6mに付けてバーディ。15Hで5mのスライスラインを決めて連続バーディ。 更に、17Hも第3打を花道から50cmに付けてバーディ。Today4バーディ1ボギーの-3、通算-2の34位タイと少し挽回。
  • 最終日は、Allisen CorpuzとAlly Ewingの裏街道INスタート。10Hで13mのバーディパットを決めて、幸先の良いスタート。しかし、次の11Hでドライバーショットを 大きく右に曲げて、右のブッシュに入れる大トラブル。2打目を後方に出してUTで打つも池に入り、第5打で7mにグリーンオン。ダブルボギーパットがハズレて、 トリプルボギーを喫して、3日目の貯金を吐き出して、通算Evenに逆戻り。
    14Hで2.5mのバーディパットが決まらなかったが、15Hで6mの上りラインを決めて、バーディ。INは、+1。OUTにはいって、1Hで1.5mのパーパットを外し、2Hでアプローチ を失敗して、連続ボギー。その後がアプローチが寄らず、パープレイが続いたが、最終ホールの9Hで3打目のバンカーショットがよらず、ボギーで、 Today 2バーディ、3ボギー、1トリプルボギーのToday+4、通算+2の49位タイで終了。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花が参戦したが、成績は振るわず。
    古江は、(72,69,72,72)と後半が延ばせず、25位タイ。
    畑岡は、(70,67,71,80)と、最終日が乱調で41位タイ。
    笹生は、(75,77,74,70)と乱調響きで59位タイ。

表   2022 LPGA CME GROUP TOUR CHAMPIONSHIP の『しぶこ』スタッツ

2022CMETourChampStats

New! 2022 2022 LPGA TOTO Japan Classicの『しぶこ』スタッツ

--- Updated on Nov 30, 2022.

最終順位: 64位タイ, Score:+1, Prise: $4,254(¥621,381), CME: 2 Pts / 通算CME: 990 Pts[33位], Mercedes: 1.89 Pts / 通算: 639.39 Pts[29位]

  • 場所: 瀬田ゴルフ 北コース(滋賀県). 日程:NOV 03-06, 2022. Par: 72, Yardage: 6,608,
    Format: 72 holes, Purse: $2,000,000, CME: 500 Pts, Mercedes: 300 pts.
  • 『しぶこ』の国内第3戦、LPGAツアーの日本戦で、予選落ちは無い試合。
  • 初日は、イジョウン6、勝みなみと、大ギャラリーを引き連れて、スタート!
    『しぶこ』は、5Hでボギー、10Hでダブルボギーと不調で、14Hで初バーディとるも17Hでボギーとなり、トータル+3、71位タイと大きく出遅れ。
  • 2日目は、菊地絵理香、サイペイインと裏街道のINスタート。10Hで2mのバーディパットを外し、惜しいスタート。13Hホールで2mのバーディパットを決める。
    15Hでもバーディ、17Hで初ボギーでIN-1。OUTに入ってパープレイが続くが、6Hバーディ、7Hでボギーも8H,9Hで連続バーディでToday-3、トータルEven、48Tまで戻す。
  • 3日目は、Lindsey Weaver-Wrightと渡邉彩香で裏街道の10Hからスタート。Moving Dayで躍進が期待されたが、最初の10Hで3mのバーディパットを外し、 11Hで3mのパーパットを外してボギースタート。その後もパープレイが続き、15Hで2.5mのバーディパットを外し、17Hで3.5mが決まり初バーディでINはイーブン。 3Hで1.2mの下りラインのバーディパットを外し、5Hで2mを決めてバーディをとるが、6Hで3mのバーディパットを外し、8Hで1.2mのパーパット、9Hで3mのバーディパットを外す。 本来のパットの出来なら、-4位出てもよさそうなものだが、これだけパットが決まらない展開で、Today2バーディ2ボギーのEven、通算Evenの58Tと逆戻り。
  • 最終日は、福田真未とささきしょうこのペアで裏街道スタート。10Hで2.5mのバーディパットを外して雲行きが怪しくなり、11Hからアプローチミスでボギー。 その後もショートパットが決まらず、13Hまで3連続ボギー。16Hで6mのバーディパットを決めたが、17Hで3mのパーパットを外す。18Hは1.2mの下りにバーディパットを 決めて、INは+2。4Hでアプローチミスからボギー。6Hで12ヤードのアプローチがチップインバーディとるも焼け石に水でToday+1、通算+1と伸ばせず、64位タイで終了。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花が参戦。
    古江は、(66,71,70, 69)と安定した成績で5位タイ。
    畑岡は、(74,71,67,70)と不調で28位タイ。
    笹生は、(73,79,70,65)と2日目の乱調が響き、最終日に-7の好スコアを出したが51位タイ。

表   2022 LPGA TOTO Japan Classic の『しぶこ』スタッツ

2022TOTOJapanStats

2022 JLPGA Higuchi Mitubishi Ladies Championshipの『しぶこ』スタッツ

--- Updated on Nov 01, 2022.

最終順位: 9位タイ, Score:-3, Prise: ¥1,800,000, Mercedes: 42.5 Pts / 通算: 637.5 Pts[27位]

  • 場所: 武蔵丘ゴルフコース(埼玉県). 日程:OCT 28-30, 2022. Par: 72, Yardage: 6,650,
    Format: 54 holes, Purse: ¥80,000,000, Mercedes: 200 pts.
  • 『しぶこ』の国内第2戦で、前年優勝のディフェンディングチャンピオン。
  • 初日は、山下美夢有、川崎春花の若きメジャー覇者2人と最終組で、大ギャラリーを引き連れて、スタート! 1Hで、山下、川崎がバーディパットを決めるが、『しぶこ』は 1.5mのバーディパットを外して、Par。3Hで、川崎が9mのバーディパットを決める一方で、3mのパーパットを外して、ボギー。勢いの差を印象付けるホールとなった。 その後も、7,8,9Hの各4mのバーディパットが全く、決まらず、OUTは+1。INは、13Hで左2.5mを決めて初バーディも、続く14Hで右1m弱を外してボギーと波に乗れない。 18Hも2.5mのパーパットを外して、結局、1バーディ、3ボギーの+2、61位タイと予選通過圏外(予選通過は50位タイまで)の危ない初日。
  • 2日目は、アマチュアの高校生2名と24組、大ギャラリーを引き連れて、裏街道のINスタート。最初の10Hホールで、3mの下りのパーパットが決まらず、ボギースターで、 いつもの予選落ちパターンに入る。13Hで1.5m下りのバーディパットが決まらず、ロングパットをパーで凌いでいたが、15H(Par3)で、ピン奥2mにつけて、本日、初バーディ。 しかし、次の16Hで4mのパーパットが決まらず、ボギー。18H(Par5)で2.5mのバーディパットを外す、じりじりした展開で、カットライン上の+3でOUTへ。
    1H(Par5)で、2.5mの下りスライスを決めて、バーディ。その後もパーで凌いでいたが、5H(Par4)でバンカーから出した1.5mのパーパットが入らず、ボギー。6Hで1.5m手前に ナイスオンして、バーディを決めてバウンスバック。8Hで左奥7mのロング・バーディパットが決まり、ようやく予選通過確実になる。9H(Par5)で手前2.5mのバーディパットが 決まらず、最後の詰めがいまいちで、Today-1, 通算+1だったが、ホール周辺が難しくて、他の選手のスコアーが伸びず、28位タイで予選通過。
  • 最終日は、ミレニアム世代の阿部未悠と同期の新垣比菜と裏街道の13組でiNスタート。11H(Par4)で、ピンそばショットを打ちバーディ。13Hで8mのロング・バーディパット が決まり、アンダーパーに。続く、14H(Par4)でもピンそば30cmで連続バーディで、INを終えて3バーディノーボギーの-3、通算-2。OUTの最初の1H(Par5)で、11mのロング・ バーディパットが決まり、大ギャラリーの歓声にこたえる。勢いが出てきたと思ったら、3H(Par4)で、ショットが乱れて、5mのパーパットを外してボギー。しかし、4H(Par3)で 5mのバーディパットがカップインしてバウンスバック。5H(Par4)でラフからバンカーショットも3mのパーパットを決め、6H(Par4)で10mのロング・バーディパットが決まり、 通算-4で、7位タイまで上昇。残念ながら、8H(Par3)で1mのパーパット、9H(Par5)で3mのバーディパットを決められず、Today-4, 通算-3の9位タイでホールアウト。
    この上がり2ホールの2つのパットを決めていたら、3位タイまで挽回したはずだが国内ツアー今年初のベストテンで、いよいよ、不調から脱却しつつあり、 次週のTOTO JAPAN Classicが期待できそうだ。
  • LPGAの日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗が参戦。
    畑岡は、(71,74,76)と後半、不調。
    金田久美子が、川崎春花を振り切り、(68,67,72)、通算-9での2打差で11年ぶりの優勝。

表   2022 LPGA BMW Ladies Championshipの『しぶこ』スタッツ

2022MitsubishiLadiesStats

2022 LPGA BMW Ladies Championshipの『しぶこ』スタッツ

--- Updated on Nov 01, 2022.

最終順位: 19位タイ, Score:-7, Prise: $21,925, CME: 40 Pts / 通算CME: 988 Pts[33位]

  • 場所: Oak Valley Country Club, REPUBLIC OF KOREA. 日程:OCT 20-23, 2022. Par: 72, Yardage: 6,726,
    Format: 72 holes, Purse: $2,000,000, CME:500pts.
  • アジアシリーズ第1戦の韓国戦。同シリーズの上海と台湾がCOVID-19の影響で中止になったので、これと日本でのTOTO JAPAN Classcの2戦だけとなる。 共に、予選CUT無のため、予選落ちの心配が無く、4日間試合できる。
  • 初日は、OUTスタートの2H,3Hで連続ボギースタートで、予選落ちは無いものの、相変わらず不調のスタート。5Hのショートホールでバーディを取り、OUTは+1、 後半の巻き返しが期待されたが、15HでバーディでEVENとなるが、17Hでボギー、18Hでバウンスバックのバーディをとり、通算Evenの41位タイ。惜しいパットはあるが、 決まらない。
  • 2日目は、パット好調で、INスタートでバーディは無かったが、13パットの耐える展開でノーボギーのEven。OUTの最初の1H~3Hで3連続バーディを決めたが、 その後は耐える展開で、最後の9Hで本日、初ボギーを喫して、通算-2の30位タイ。
  • 3日目は、OUTスタートの1Hホールで4mのぼりラインを決めて、幸先の良い、バーディスタート。7Hでバーディを取り、OUTは-2、通算-4。
    後半のINでの躍進が期待されたが、11HのPar4ミドルホールで大トラブル。それまで好調だったドライバーショットを大きく左に曲げて、林の中に入り、ロストボール。 打ち直した暫定球も今度は右に曲げて、バンカー。しかも、この4打目のバンカーショットがアゴに当たり、再びバンカーに戻る。5打目は安全にフェアウェイ中央に出し、 6打目でやっと左8mの位置にグリーンON。このトリプルボギー・パットは、30㎝ショートし、結局、ダブルパー+4。
    その後の乱調が心配されたが、次の12H(Par3)で7mにグリーンONし、バーディパットは僅かに右でタップインでパー。13H(Par4)で2打目を左3mにグリーンONし、バーディを決めた。 15Hでもバーディを決め、結局、本日Evenまで戻して、通算-2の38位タイに後退。
  • 最終日は、INスタートで、ほぼ2パットの耐える展開でノーバーディ・ノーボギーのEven。OUTに入り、2H,3Hで連続バーディ、7HでLPGAツアー初のホールインワン(イーグル)!
    続く、8Hもバーディと、これまでの不調が嘘のような、目の覚める爆発で、OUT-5、通算-7の19位タイまで挽回。
    3日目と4日目の乱高下に、ホールインワンのおまけもついた、ハラハラ・ドキドキ『しぶこ」劇場でファンを魅了した。
  • 日本人選手は『しぶこ』の他、畑岡奈紗、笹生優花の計3名のLPGAメンバーが参戦。
    笹生は2日目は、(70,73,65,69)と、後半にのばし、通算-11、8位と好調を維持。
    畑岡は、(69,72,70,75)と、最終日に、2H(Par5)で、第2打を珍しく大きく右に曲げ、林の中へ。ボールは見つかったが、ライが悪く、林から打った球は木に当たり、 さらに深い林の中へ。そこでアンプレアブルを宣言して、後方の開けた場所から打ち直し。結局、前日の『しぶこ』と同じ8打を要し、トリプルボギー。 その後も、バーディとボギーの繰返しで挽回できず、Today+3、通算-2の47位タイと不振な結果となった。

表   2022 LPGA BMW Ladies Championshipの『しぶこ』スタッツ

2022BMWChampStats

2022 LPGA Mediheal Championshipの『しぶこ』スタッツ

--- Updated on Oct 18, 2022.

最終順位:8位タイ, Score:-10, Prise: $37,679, CME: 76 Pts / 通算CME: 948 Pts[33位]

  • 場所: The Saticoy Club, SOMIS, CA, USA. 日程:OCT 06-09, 2022. Par: 72, Yardage: 6,551,
    Format: 72 holes, Purse: $1,800,000, CME:500pts.
  • メジャー後、『しぶこ』の米国復帰の第6戦。
  • 初日は、INスタートの10H,11Hで連続ボギースタートで、3戦連続予選落ちの暗雲が漂う。しかし、12H,15Hでバーディーをとり、 INはイーブンまで挽回。その後、一進一退で、結局、3バーディ、4ボギーの+1、71位タイと、今回も予選落ちの危ない初日。
  • 2日目は、OUTスタートの1Hホールで、ダブルボギーで通算+3と、いつもの予選落ちパターンに入る。しかし、3H,4Hの連続バーディで、 ダブルボギーを挽回、その後、2バーディを奪い、OUTで通算-2とカットライン+1を3打越え、INでは10Hから4連続バーディと破竹の勢いで、 2日目は、8バーディ1ダブルボギーのToday-6、通算-5の10位タイまで躍進し、3戦ぶりの予選通過。
  • 3日目は、OUTスタートの1Hホールからパープレイが続いたが、8Hで初のバーディ、INで3バーディをとり、結局、4バーディ、0ボギーの Today-4,通算-9の3位タイと優勝を狙える上位に躍進。
  • 最終日は、笹生優花と同組の最終組の一つ前でOutスタート。結局、2バーディ、1ボギーとスコアを伸ばせず、Today-1,通算-10の 8位タイと、8月の全英以来の『しぶこ劇場』でベストテン入り。
  • 日本人選手は『しぶこ』の他、古江彩佳、笹生優花、上原彩子の4名のLPGAメンバーが参戦。
    笹生は2日目は、(70,70,68,66)と、後半のばし、最終日-6の通算-14、2位に躍進。
    古江は、(72,71,70,73)と、珍しく振るわず、通算-2の52位タイ。
    上原は、(70,71,72,71)で、通算-4の32位タイ。

表   2022 LPGA Mediheal Championshipの『しぶこ』スタッツ

2022MedihealChampStats

2022 Ascendant LPGA Benefiting Volunteers of Americaの『しぶこ』スタッツ

--- Updated on Oct 18, 2022.

最終順位:CUT, Score:+6, Prise: $0, CME: 0 Pts / 通算CME: 872 Pts[30位]

  • 場所: Old American Golf Club, THE COLONY, TX, USA. 日程:Sep 29-Oct 2, 2022. Par: 71, Yardage: 6,475,
    Format: 72 holes, Purse: $1,700,000, CME:500pts.
  • メジャー後、『しぶこ』の米国復帰の第5戦。
  • 初日は、INスタートの10Hでボギースタート, 13~15Hで3連続ボギーで、INが+4で早くも予選落ち濃厚。OUTも2バーディ、3ボギーで通算+5。
  • 2日目は、OUTスタートの1番目ホールの1Hでバーディ、6Hでバーディと挽回の気配があったが、9HでボギーでOUTで通算+4、INで13H,15Hでボギー、 17Hでバーディとるも、通算+6で、3打及ばず、2戦連続の予選落ち。
  • 日本人選手は『しぶこ』の他、古江彩佳、笹生優花、畑岡奈紗、上原彩子の5名のLPGAメンバーが参戦。
    畑岡は、(70,73,67,67)で後半挽回し、通算-7の11位タイ.
    古江は、(69,70,73,67)の通算-5で20位タイ。笹生は(73,70,70,71)の通算イーブンの42位タイ。
    上原は、(73,72,77,73)で、通算+11の78位タイ。

表   2022 Ascendant LPGA Benefiting Volunteers of Americaの『しぶこ』スタッツ

2022VolunteersAmericaStats

2022 Walmart NW Arkansas Championshipの『しぶこ』スタッツ

--- Updated on Oct 18, 2022.

最終順位:CUT, Score:+2, Prise: $0, CME: 0 Pts / 通算CME: 872 Pts[30位]

  • 場所: Pinnacle Country Club, Rogers, AR, USA. 日程:Sep 23-25, 2022. Par: 71, Yardage: 6,438,
    Format: 54 holes, Purse: $2,300,000, CME:500pts.
  • メジャー後、『しぶこ』の米国復帰の第4戦。
  • 初日は、1Hでボギー、2H,3Hでバーディ挽回するが、4Hでボギーでイーブンに、6h,9HバーディーでOUTも-2だったが、10~13Hの連続ボギー で、Today Eと微妙なスタート。
  • 2日目は、INスタートのの2番目ホールの11Hでボギー先行、結局、挽回できず、Today+2、通算+2で、Cutライン-4に6打及ばず、予選落ち。
  • 日本人選手は『しぶこ』の他、古江彩佳、笹生優花、畑岡奈紗、野村敏京、上原彩子の6名のLPGAメンバーが参戦。
    古江は、(68,67,67)の通算-11で16位タイ。笹生は2日目までは2位と好調だったが、最終日に+5崩れて(64,65,76)の通算-8の32位タイ。
    畑岡は、(68,69,72)で、通算-4の59位タイ.
    野村、上原は、それぞれ(69,71),(73,71)で、通算-3,+2でいづれも予選落ち.

表   2022 Walmart NW Arkansas Championshipの『しぶこ』スタッツ

2022WalmartNWChampStats

2022 AMAZINGCRE PORTLAND CLASSICの『しぶこ』スタッツ

--- Updated on Sep 21, 2022.

最終順位:28位, Score:-8, Prise: $12,449, CME: +27 Pts / 通算CME: 872 Pts[29位]

  • 場所: Columbia Edgewater Country Club, PORTLAND, OR, USA. 日程:Sep 15-18, 2022. Par: 72, Yardage: 6,478,
    Format: 72 holes, Purse: $1,500,000, CME:500pts.
  • メジャー後、『しぶこ』の米国復帰の第3戦。
  • 初日は、6H、7Hで連続バーディーで、OUTも-3で、ノーボギーのToday-5、3位タイと、先週の2戦連続予選落ちとは異なる順調なスタート。
  • 2日目は、4Hでボギースタートで、先週からの2戦連続予選落ちの悪いパターンだったが、5Hでバーディーのバウンスバック、7Hでイーグル奪取。 8Hもバーディ,9Hでボギー。OUTは1バーディー2ボギーと、結局、出入りに激しいゴルフだったが、Today -1と踏ん張り, 通算-6アンダー、13位タイで予選通過。
  • 3日目は、1Hでボギースタートだったが、3Hでバーディ、5~7Hで連続バーディと、昨日の乱調とは打って変わって、好調。 9Hもバーディ。OUTは2バーディー0ボギーで、Today -6と挽回し, 優勝も狙える首位と1打差の通算-12アンダー、4位タイに躍進。
  • 最終日は、最終組に古江、『しぶこ』はその一つ前と、優勝を狙える絶好の位置。日本人同士の優勝争いが期待されたが、1H,2Hで連続ボギーの スタートで、暗雲立ち込め、7Hで初バーディとるも9Hでダブルボギーで万事休す。結局、3バーディ、3ダブルボギー、2ダブルボギーの乱調で、 Today+4、通算-8の28位タイと残念な結果。
  • 日本人選手は『しぶこ』の他、古江彩佳、野村敏京、上原彩子の4名のLPGAメンバーが参戦。
    古江も、(67,69,67,68)で、最終日最終組スタートで、-4と頑張ったが、首位と2打及ばず、3位タイ。
    上原は、(65,73,74,72)で、初日首位に立つも、その後、伸ばせず、通算-4の44位タイ.
    野村は、通算+2で予選落ち。

表   2022 AMAZINGCRE PORTLAND CLASSICの『しぶこ』スタッツ

2022PortlandClassicStats

2022 Kroger Queen City Championshipの『しぶこ』スタッツ

--- Updated on Sep 13, 2022.

最終順位:CUT(114位T), Score:+3, Prise: $0, CME: 0 Pts / 通算CME: 845 Pts[27位]

  • 場所: Kenwood Country Club, Kendale Course, CINCINNATI, OH, USA. 日程:Sep 08-11, 2022. Par: 72, Yardage: 6,515,
    Format: 72 holes, Purse: $1,750,000, CME:500pts.
  • メジャー後、『しぶこ』の米国復帰の第2戦。
  • 初日は、4Hでバーディスタートも、7Hでトリプルボギーの予選落ちの悪いパターン。結局、3バーディ、1ボギー、1トリプルボギーで、+1の83位タイ。
  • 2日目は、スタートホールのNo.10,11で連続ボギースタート、15Hでもボギー、その後、惜しいパット外しまくり、最後の9Hで意地のバーディとるも、通算+3で、予選通過ラインに4打 及ばず、113位Tで予選落ち。
  • 日本人選手は、先週に引き続き、『しぶこ』の他、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、野村敏京、上原彩子の6名のLPGAメンバーが参戦。
    畑岡は、(65,70,77,69)と3日目に崩れて、首位と15打差の通算-7の20位タイ.
    古江も、(69,71,72,76)と、最終日に崩れて、通算E、58位タイ.
    笹生は、久し振りに予選通過し、(73,70,71,69)、通算-5、33位タイ.
    上原は、(71,72,71,71)で、通算-3の42位タイ.
    野村は、通算+2で予選落ち。

表   2022 Kroger Queen City Championshipの『しぶこ』スタッツ

2022KrogerQueenCityStats

2022 Dana Openの『しぶこ』スタッツ

--- Updated on Sep 06, 2022.

最終順位:CUT(86位), Score:+1, Prise: $0, CME: 0 Pts / 通算CME: 845 Pts

  • 場所: Highland Meadows Golf Club, ASYLVANIA, OH, USA. 日程:Sep 01-04, 2022. Par: 71, Yardage: 6,555,
    Format: 72 holes, Purse: $1,750,000, CME:500pts.
  • メジャー後、『しぶこ』の米国復帰の第1戦。
  • 初日は、2番目の2Hでダブルボギーのスタートで、予選落ちの悪いパターン。結局、2バーディ、1ボギー、1ダブルボギーで87位タイ。
  • 2日目は、第一ホールNo.10でバーディスタート、9Hでバーディと、IN-2、通算-1で、予選通過ラインだったが、17番目の8Hでダブルボギー、 カットラインに2打及ばず、86T位で予選落ち。
  • 日本人選手は、『しぶこ』の他、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、野村敏京、上原彩子の6名のLPGAメンバーが参戦。
    畑岡は、ディフェンディングチャンピオンとして挑み、(69,66,67,68)と安定した戦いだったが、首位と4打差の通算-14の7位タイ。
    古江も、(68,69,68,70)と崩れなかったが、首位と9打差の通算-9、29T位。
    笹生は、久し振りに予選通過し、(68,69,72,67)、通算-8、38T位。
    野村、上原は、通算+1と『しぶこ』と同スコアで予選落ち。

表   2022 Dana Openの『しぶこ』スタッツ

2022DanaOpenStats

2022 AIG WOMEN'S OPENの『しぶこ』スタッツ

最終順位:3位, Score:-9, Prise: $488,285, CME: 299 Pts / 通算CME: 845 Pts

  • 場所:Muirfield, East Lothian, Scotland. 日程:AUG 04-07, 2022. Par: 71, Yardage: 6,649,
    Format: 72 holes, Purse: $7,300,000, CME:650pts.
  • 今年度メジャー最終戦。
  • 初日は、ここ数ヶ月の不調から覚醒し、8バーディ、2ボギーで、-6のロケットスタートで首位発進。
  • 2日目は、1バーディ、3ボギーの+2と耐えて、-4の7T位で、4日間開催のツアーで3.5ヶ月ぶりの予選通過。
    「しぶこ」が不調だった訳では無く、2位のJ.Kordaが+3, 3位のL.DuncanとG.Lopezが+2と、上位がのきなみ後退。
    5T位のIn Gee Chun(チョン・インジ,3戦目メジャーKPMG全米女子プロで復活優勝)が-5とのばして、首位進出。
  • 3日目は、6バーディ、1ボギーの-5、首位と5打差の-9と挽回し、チョンインジと同スコアの2T位まで挽回。アシュリー・ブハイが-7の ハイスコアで首位奪取。
  • 最終日は、しぶこが優勝した2019年と同じアシュリー・ブハイと最終組でスタート。
    • No.2で幸先の良いバーディ発進直後の連続ボギーを、No.5のイーグルで戻し、No.8のボギーもNo.9のバーディーでバウンスバック。
    • 後半に強い「しぶこ」が期待されたが、最難関のNo.14で痛恨のダブルボギーで首位と5打差となり、万事休す。
    • ところが、次のNo.15で優勝を意識したアシュリー・ブハイが、バンカー⇒深いラフ⇒ラフで、まさかのトリプルボギーとなり、2打差まで縮まる!
    • No.17でイーグルを狙うもショートしたが、バーディを奪い、1打差。
    • バーディを狙ったNo.18では、ラフからのショットがピン奥のラフまでオーバーし,そこからチップインならず、結局、1打及ばす3位(1イーグル, 3バーディ, 3ボギー, 1ダブルボギー)で、惜しくも優勝を逃した。
    • それでも、3位の獲得賞金は、$488,285(約6,600万円)と、同日開催の日本ツアー北海道meijiカップの優勝賞金1,620万円の4倍。
  • 最終的には、後半崩れたアシュリー・ブハイが、チョン・インジとの4ホールのプレイオフを制し、2019年のリベンジを果たしてLPGA初優勝。
  • 日本人選手は、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花のLPGAメンバーの他、日本から西郷真央, 西村優菜, 山下美夢有, 堀琴音, 高橋彩華, 勝みなみ, 藤田さいき, 橋本美月(a)の12名が参戦。
    4名が予選通過し、畑岡が-5の7T位、山下が-4の13T位,堀が-3の15T位と健闘し、来年度出場権(15位以内)を獲得。
    古江, 笹生, 西郷, 西村, 勝, 高橋, 藤田, 橋本は予選落ち。

表   2022 AIG WOMEN'S OPENの『しぶこ』スタッツ

2022AIGWomenStats

2022 Scottish Openの『しぶこ』スタッツ

最終順位:CUT(97位), Score:+2, Prise: $0, CME: 0 Pts / 通算CME: 546 Pts

  • 場所:Dundonald Links, AYRSHIRE, SCOTLAND. 日程:JUL 28-31, 2022. Par: 72, Yardage: 6,584,
    Format: 72 holes, Purse: $2,000,000, CME:500pts.
  • スコットランドのリンクスコースで、メジャー最終戦全英女子オープンの前哨戦。
  • 初日は、2ボギーでのスタートも、その後3バーディと挽回し、-1の49T位と、先週に比べると、無難なスタート。
  • 2日目は、第一ホールNo.10でボギースタートだったが、その後2バーディと挽回して、インは-2だったが、アウトスタートのNo.1で、 80㎝の「お先でパーパット」を外したボギーを契機に崩れて、4バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの+2で、カットラインに3打及ばず、 97T位で予選落ち。
  • 日本人選手は、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花のLPGAメンバーの参戦。
    古江が、最終日に首位と4打差の-11、9T位からスタートして、-10のビッグスコアで-21、2位に3打差をつけてのLPGAツアー初優勝。
    畑岡も好調で、最終日に、古江と同じ首位と4打差の-11、9T位から、-4の-15の7位と健闘。笹生は「しぶこ」と同じく不調で予選落ち。

表   2022 Scottish Openの『しぶこ』スタッツ

2022ScottishStats

2022 Amundi Evian Championshipの『しぶこ』スタッツ

最終順位:CUT(126位), Score:+9, Prise: $0, CME: 0 Pts / 通算CME: 546 Pts

  • 場所:Evian Resort Golf Club, BEVIAN-LES-BAINS, FRANCE. 日程:JUL 21-24, 2022. Par: 71, Yardage: 6,523,
    Format: 72 holes, Purse: $4,500,000, CME:650pts.
  • メジャー4戦目、大乱調で予選落ち。
  • 初日は、1バーディ、4ボギーで、+3の111T位と不振。古江が-8のロケットスタートで首位発進。
  • 2日目は、1バーディ、3ボギー、2ダブルボギーと大乱調で、+9の126T位で予選落ち。
  • 日本人選手は、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花のLPGAメンバーの他、日本から西郷真央、西村優菜、橋本美月(a)が参戦。
    4名が予選通過し、西郷真央が、-15の首位と2打差の3位と大健闘。西村は-11の15T,畑岡も-11の15T位,古江は-10の19T位と二桁アンダーの健闘。
    笹生と橋本は予選落ち。

表   2022 Amundi Evian Championshipの『しぶこ』スタッツ

2022EVIANStats

2022 KPMG Womens PGA Cham(全米女子プロ)の『しぶこ』スタッツ

最終順位:WD(72位), Score:+3, Prise: $17,787, CME: 0 Pts / 通算CME: 546 Pts

  • 場所:Congressional Country Club, Blue Course, BETHESDA, MD. 日程:JUN 23-26, 2022. Par: 72, Yardage: 6,831,
    Format: 72 holes, Purse: $4,500,000, CME:650pts.
  • メジャー3戦目、54T位とCutライン上で予選通過したが、3日目スタート前に体調不良で無念の棄権。
  • 初日は、ここ数試合にはない、バーディスタート。ボギーが出るもバーディーで取返し、3バーディ3ボギーのEで、古江と同じ15T位の まずまずのスタート。
  • 2日目は、アウトスタートのNo.2ホールから3連続バーディーで、一気に盛り上がったが、その後、体調不良もあり、6ボギーと失速し、 CUTラインの+3で、かろうじて予選通過。
  • 3日目に巻き返しが期待された。スタート前の練習場に現れ、数発撃った時点で、体調悪化のために、LPGAで初の無念の棄権。
  • 日本人選手は、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花のLPGAメンバーの他、日本から西郷真央が参戦。
    3名が予選通過し、畑岡(5T),笹生(30T),西郷(30T)。古江は予選落ち。

表   2022 KPMG Womens PGA Champの『しぶこ』スタッツ

2022KPGMwomenStats

2022 MEIJER LPGA CLASSIC FOR SIMPLY GIVEの『しぶこ』スタッツ

最終順位:CUT(129T位), Score:+4, Prise: $0, CME: 0 Pts / 通算CME: 546 Pts

  • 場所:Blythefield Country Club, BELMONT, MI. 日程:JUN 16-19, 2022. Par: 72, Yardage: 6,638,
    Format: 72 holes, Purse: $2,500,000, CME:500pts.
  • 『しぶこ』にとって、Priority List 99位の資格で出場する第2戦。
  • 先週、最終日の-5で復調の兆しがあり、期待されたが、またしても初日の最初のNo.1,No2ホールで、ラフに打ち込み、アプローチミスもあり、 連続ボギーで躓く。その後挽回できず、+3。
  • 2日目、予選通過には-5が必要な状況で、No.11でボギースタートの後、INのNo.16,No.18でバーディをとり、OUTの9ホールで3打伸ばせば 予選通過の希望が出てきた直後のNo.1ホールでダブルボギーで万事休す、予選通過ならず。
  • 同組でプレーした好調なMadelene SagstromやRyann O'Tooleは、ラフからのリカバリーショット、パーセービングパット、バーディパットを 確実に決めてくるが、『しぶこ』は、全くダメ。この辺が復調・改善しないと、今後も上位進出は難しそうだ。

表   2022 MEIJER LPGA CLASSIC FOR SIMPLY GIVEの『しぶこ』スタッツ

2022MeijerStats

2022 SHOPRITE LPGA CLASSIC PRESENTED BY ACERの『しぶこ』スタッツ

最終順位: 17T, Score:-5, Prise: 20,037$, CME: 44 Pts / 通算CME: 546 Pts

  • 場所:Seaview, Bay Course, GALLOWAY, NJ. 日程: JUN 10-12. 2022. Par: 71, Yardage: 6,190,
    Format: 54 holes, Purse: $1,750,000, CME:500 Pts.
  • 『しぶこ』にとって、Rishffule後のPriority List 99位の資格で出場する第1戦。
  • 初日、In,Outの前半でダブルボギーを喫するも、バーディーで挽回し、通算-1で、4戦ぶりに予選通過。
  • 最終日は、フェアウェイヒット率14/14、パーオン率17/18でドライバーやアプローチショットが復調し、-5の好スコア。 パット数は悪いままだが、次週以降に上位進出の期待がかかる。

表   2022 SHOPRITE LPGA CLASSIC PRESENTED BY ACERの『しぶこ』スタッツ

2022ShopRiteStats

2022 U.S. WOMEN'S OPEN PRESENTED BY PROMEDICAの『しぶこ』スタッツ

最終順位: CUT(111T位):, Score:+9, Prise: $0, CME: 0 Pts / 通算CME: 502 Pts

  • 場所:Pine Needles Lodge and Golf Club, SOUTHERN PINES, NC. 日程:JUN 02-05, 2022. Par: 71, Yardage: 6,546,
    Format: 72 holes, Purse: $10,000,000, CME:650 Pts.
  • 『しぶこ』は、2019全英女子Open優勝者の権利で出場。
  • 初日の最初の1,2ホールでダブルボギーでいきなり、+4のハンディを負い、バーディとるもボギー連発で挽回できず、予選通過できず。

表   2022 U.S. WOMEN'S OPEN PRESENTED BY PROMEDICAの『しぶこ』スタッツ

2022USWomenOpenStats

2022 PALOS VERDES CHAMPIONSHIP PRESENTED BY BANK OF AMERICAの『しぶこ』スタッツ

最終順位: CUT(117T位), Score:+5, Prise: $0, CME: 0 Pts / 通算CME: 502 Pts

  • 場所:Palos Verdes Golf Club, PALOS VERDES ESTATES, CA. 日程: APR 28 - MAY 01, 2022. Par: 71, Yardage: 6,258,
    Format: 72 holes, Purse: $1,500,000, CME:500pts.
  • 『しぶこ』にとって、Priority List 153位の資格で出場する第4戦。
  • 成績は下降気味で、予選通過ならず。

表   2022 PALOS VERDES CHAMPIONSHIP PRESENTED BY BANK OF AMERICAの『しぶこ』スタッツ

2022PalosVerdesStats

2022 DIO IMPLANT LA OPENの『しぶこ』スタッツ

最終順位:63T, Score: +6, Prise: $3,405, CME: 3 Pts / 通算CME: 502 Pts

  • 場所:Wilshire Country Club, LOS ANGELES, CA. 日程: APR 21-24, 2022. Par: 71, Yardage: 6,450,
    Format: 72 holes, Purse: $1,500,000, CME:500pts.
  • 『しぶこ』にとって、Priority List 153位の資格で出場する第3戦。
  • 予選は通過したが、成績は今ひとつ。来年のシード権をほほ獲得し、気が抜けたか?

表   2022 DIO IMPLANT LA OPENの『しぶこ』スタッツ

2022DIOLAStats

THE Lotte CHAMPIONSHIP 2022の『しぶこ』スタッツ

最終順位:2, Score:-9, Prise: $182,956, CME: 320pts / 通算CME: 499 Pts

  • 場所:EWA BEACH, OAHU, HI. 日程:APR 13-16, 2022. Par: 72, Yardage: 6,397,
    Format: 72 holes, Purse: $5,000,000, CME:650pts.
  • 『しぶこ』にとって、Priority List 153位の資格で出場する第2戦。
  • 先々週のChebronChampionshipでの好成績からMajor以外の普通のLPGAツアーでも活躍が期待された。
  • ドライバー・ショット共に安定し、更にロングパットも少しづつ決まるようになってきて、初日26位(-1),2日目11位(E)と順位を上げ、 乱調が懸念されたムービングデイの3日目で、-4の2T位に躍進し、最終日最終組での今季LPGAツアー初優勝のチャンス。
  • 首位は、LPGAツアー4勝(2014年にメジャー1勝含む)のベテランのHyo Joo Kimで、しかも3打差なのでちょっと厳しいかもしれないが、 優勝のチャンスあり。
  • 最終日は、惜しいバーディパットが多発するも、今一つ決めきれずにじりじりした展開。17番で1打差まで迫るも、最終ホールでイーグルが 必要な状況で、2打目がバンカーに入り、万事休す。
  • 結局、単独2位(-9)、首位と2打差で終了。CMEポイント320pts、賞金$182,956を獲得。今年の累積CMEポインは、498.6 Pts、畑中、笹生を 抜いて、39位⇒15位に躍進。
  • この結果、来年のシード権ボーダーであるCMEランク80位の目安=(昨年の80位のポイント=381.28)*(試合数補正34[今年]/31[昨年])=418.2を、 既に80 Pts オーバーし、34試合中8試合目で来季シード権をほぼ確定。
  • しかも、第1回リシャッフル後のPriority Listが、現時点ではあるが、カテゴリ14の153位からカテゴリ8のトップ(99位)に躍進し、 リシャッフル後の全試合の出場資格もほぼ獲得。
  • 年末表彰である、Rolex Rookie of the Year Ptsの順位は Atthaya Thitikulに次いで2位、Rolex Player of the Year Ptsの順位も、 LPGA全メンバー中11位に躍進。
    今後、ツアー優勝し、しかもこの好成績を維持して、活躍していけば、これらの受賞の可能性も夢ではなくなる。

表   Lotte CHAMPIONSHIP 2022の『しぶこ』スタッツ

2022LotteStats

THE CHEVRON CHAMPIONSHIP 2022の『しぶこ』スタッツ

最終順位:4T, Score:-10, Prise: $195,295, CME: 177.125pts / 通算CME: 179 Pts

  • 場所:RANCHO MIRAGE, CA. 日程:MAR 31 - APR 03, 2022. Par: 72, Yardage: 6,763,
    Format: 72 holes, Purse: $5,000,000, CME:650pts.
  • 『しぶこ』にとって、Priority Listではなく、5年間のメジャー優勝者の資格で参戦できるメジャー第一戦目。
  • 先週の最終日の不調から、昨年に続き予選落ちを心配したが、ドライバー・ショット共に好調で、1日目が-3(69)、10位T、2日目に-6(66)、 通算-9で、先週の大たたきからは予想できない、単独首位通過!
  • ドライバー・ショット共に安定していたので、いきなり来たLPGA優勝のチャンス。しかも、メジャー2勝目かと期待されたが、3日目の ムービングデイで、+5(77)と大たたきする「しぶこ劇場」で、通算-4,首位から 21Tに転落。
  • それでも、先週より良いスコア/順位での最終日スタートなので、上位進出に淡い期待を抱いたら、なんと、絶好調に復活し、 -6(66)の好スコア。
  • アップダウンの激しいラウンドの結果、最終順位4Tと、米メジャー通算3回目、今年度2回目のTOP10。
  • CMEポイント177、賞金$195,295を獲得し, 『しぶこ』のCMEランクが133位から、古江を抜いて39位に躍進!
  • 世界ランクも49位から37位に上昇。
  • リシャッフルまでに必要なCMEポイントを稼ぐめどがつき、PriorityListの順位が、カテゴリ14.Top-45 Q-Series内でTOP10内に 上がる見通しが見えた。

表   THE CHEVRON CHAMPIONSHIP 2022の『しぶこ』スタッツ

2022ChevronStats

JTBC CLASSIC PRESENTED BY BARBASOL2022の『しぶこ』スタッツ

最終順位:72T, Score:+3, Prise: $2,795, CME: 1.5 pts / 通算CME: 1.5 Pts

  • 場所:CARLSBAD, CA. 日程:MAR 24-27. Format: 72 holes, Par: 72, Yardage: 6,609,
    Purse: $1,500,000, CME:500pts.
  • 『しぶこ』にとって、Priority List 153位でLPGAメンバーとして出場する初のOfficial LPGAツアー。
  • 2日目で、通算-1、46位Tで、予選通過。初めて、Offical賞金とCMEポイントがカウントされる。
  • 予選通過してプレッシャーが無くなったのか、3日目のムービングデイは-4(68)の好スコアで、通算-5, 28Tで上位も狙える位置。
  • 最終日は、上位進出が期待されたが、まさかの+8(80)と大たたきして、通算+3、72位Tと、最下位から4番目の悪成績。
  • それでも、初めてOfficailにCMEポイント1.5、賞金$2,795を獲得し, CMEランク133位Tと、OFFICIALリストに名前が載る。

表   TJTBC CLASSIC PRESENTED BY BARBASOL2022の『しぶこ』スタッツ

2022JTBCClassicStats

HONDA LPGA THAILAND2022の『しぶこ』スタッツ

最終順位:8T, Score:-20, Prise: $0 ($35,428), CME: 0 pts / 通算CME: 0 Pts

  • 場所:CHONBURI, THAILAND. 日程:MAR 10-13, 2022. Par: 72, Yardage: 6,576,
    Format: 72 holes. Purse: $1,600,000.
  • このコースは、スコアーが伸びるので、バーディー合戦となる。
  • 『しぶこ』も4日間60台の安定した成績で通算-20、8位Tで今年度初のTOP10。
  • 好成績だが、このツアーも、スポンサー推薦、且つ、予選落ちなしの試合のため、Official 賞金とCMEポイントはカウントされない。

表   HONDA LPGA THAILAND2022の『しぶこ』スタッツ

2022HondaThaiStats

HSBC WOMEN'S WORLD CHAMPIONSHIP 2022の『しぶこ』スタッツ

最終順位:47, Score:-1, Prise: $0 ($6,956), CME: 0 pts / 通算CME: 0 Pts

  • 場所:Sentosa Golf Club, Tanjong Course, Singapore. 日程:2022/3/3-3/6. Par: 72, Yardage: 6,749,
    Format: 72 holes. Purse: $1,700,000
  • 『しぶこ』の2022年度LPGAツアー初戦。初戦なのでパットが今一つでスコアが悪い。
  • 最終日に-4で、来週に期待できる結果となった。
  • 本ツアーは、スポンサー推薦、且つ、予選落ちなしの試合のため、Official 賞金とCMEポイントはカウントされない。

表   HSBC WOMEN'S WORLD CHAMPIONSHIP 2022の『しぶこ』スタッツ

2022HSBCWWsbkStats


1.1.2 LPGA最終予選会Q-Series2021

  • 『しぶこ』が、2022年度の(US)LPGAツアーメンバー取得のため、古江と共に、LPGA最終予選会Q-Series2021に参戦。
    同予選会は、最終戦前に2回の予選会があるが、両名共に世界ランク75位以内の資格で、予選免除され、最終戦に出場。
  • Q-Series2021の最終成績が、45位以内でツアーメンバー取得だが、ツアーフル参戦には20位以内が必須。
  • 本ツアーは、下記に示す会場で、8日間、144ホールの長丁場でAlabama州で開催された:
    ・1st Week: Mobile, Alabama - December 2-5, 2021, RTJ Magnolia Grove - Crossings Course (CC) - Par 72, Falls Course (FC) - Par 71
    ----70位タイ以内で2nd Weekの予選会に進出。
    ・2nd Week: Dothan, Alabama - December 9-12, 2021, HIGHLANDS-MARSHWOOD, RTJ HIGHLANDS OAKS - Par 72
    ----45位以内で、2022年度LPGAツアーメンバー取得。但し、ツアーフル参戦には20位以内が必要。
  • 古江は、世界ランクが参加者中のTOPの15位であり、安定した成績で7位でツアーメンバー取得。
    一方、『しぶこ』は、ハラハラドキドキの試合展開を見せた結果、フル参戦が可能なボーダーの20位でツアーメンバー取得した。
  • 「しぶこ」のスコアを以下に示す:

    表1.1.2-1 「QSeries20210」のしぶこのホールバイホールスコア

    2021QseiresShibukoHbyH
  • 以下に、しぶこのスコア経緯を示す。
  • 『しぶこ』は、初日FCコース、2日目CCコースで、+2(74)、even(72)と振るわず、81位、72位となり、まさかの1st Week予選落ちの危機。
    3日目にCCコースで-6(66)と爆発し、通算-4で25位タイまで挽回。4日目は、初日のスコアを崩したFCコースで心配されたが、-2でまとめ、通算-6、 24位をキープし、1st Weekの予選通過。
  • 2nd Weekの初日(5th Round)は、-5(67)の好スコアで、通算-11、11位タイ、2日目(6th Round)は、-3(69)で、通算-14、7位タイと、着実に順位を延ばして、 古江(通算-16, 5位)と2打差にまで迫る。 45位以内のツアー権取得どころか、フル参戦の順位である20位以内(-10)まで4打差のリードがあり、3Round以降の4Roundが 全てアンダーパーでスコアを伸ばしていたので、20位以内は安全圏と思われた。
  • しかし、2nd Weekの3日目(7th Round)は、風が強かったこともあり、まさかの大乱調。2Hでスリーパットのボギー、3Hで池ポチャのダブルボギー、 4Hもボギーとボギー連鎖が止まらず。そこで踏ん張り、その後、Parプレイが続いたが、11Hでボギー、13Hでこの日最初のバーディで通算-10の20位前後を キープしていた。しかし、上がり17H,18Hで、またもや、ボギーとダブルボギーをたたき、+7(79)の大たたきを打ち、通算-7、29位タイに転落。
    このまま不調が続けば、45位以内のツアー権も危ない状況になる。
  • 最終日(8th Round)は、1Hがボギースタートで、その後、昨日の鬼門であった2H~4HをParで凌いでいたが、7Hで1.5mくらいのバーディパットを外すなど、 パットが今一つでスコアーが伸びなかった。
    しかし、8Hで2打目をピンそばに付けるスーパーショット炸裂で、バーディ。その後、9H,11H,12Hとバーディラッシュ、13Hでボギーをたたくも14Hでバーディーの バウンスバックし、20位ボーダーの通算-10まで戻す。その後、15H~17Hで惜しいパットが決まらず。
    20位内の安全圏に入るためにはバーディが欲しい、18H。しかし、第2打がグリーンオーバーし、坂の途中のラフへ。決してボギーを打てない状況下での第3打は、 打ち出しが強くてドキッとしたが、ピンそばにピタリと止まり、Parでホールアウト。Today-3アンダー、通算-10で、順位は20から18位タイと変動中。
    この後のプレイヤーの状況次第で20位以下になるかもしれず、予断を許さない状況。
  • 結局、その後のプレイヤーのスコアが伸びず、20位は2名となったが、最終日のスコア上位の『しぶこ』が20位と、フル参戦のボーダでLPGAツアー出場権を獲得。
    古江は、安定の成績で、通算-18、7位の成績で、LPGAツアー出場権を獲得。
  • 全ラウンドでの全プレイヤーのリーダーボードを以下に示す: 表示したいROUNDボタンを押してください(DefaultではFINAL ROUNDを表示)。

    表   「QSeries2021」の各ラウンド毎のリーダーボード



    LPGA最終予演会リーダーボード

1.2 『しぶこ』の国内ツアー成績2020-21

【2021】樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント

  • 『しぶこ』が先週のNobuta GROUP マスターズGC レディースで予選落ちからのバウンスバック優勝で今年,国内ツアー2勝目!!!
  • この優勝で、獲得賞金20位,メルセデスランキング16位,世界ランキング35位に上昇。
  • 最終日,最終組,最終ホールで,首位ぺソンウと2打差,「しぶこ」のイーグルパットが外れた時点で負け確定と思ったら,ぺソンウが全英女子のLizetSaras を思い起こすような,まさかのショートパットを外して3パットし,POプレイオフへ。POの1ホール目の第2打を3メートルの登りストレートラインに付ける スーパーショット炸裂で,イーグル奪取して逆転優勝。松山のZOZOでの優勝確定での最終ホールのイーグルパットとは質が違う見せるゴルフを示した!
  • 優勝インタビューで,『ハラハラドキドキする試合をいつも目指しています』とのシブコ節を披露。
  • TV視聴率も,夕方の優勝確定後の録画にも拘わらず,本年ゴルフ中継(オリンピックを除く)の最高視聴率12%越えを達成,人気の高さを示した。
  • スタンレイレディスで「しぶこ」とPOを争った明秀学園日立高の佐藤心結は,最終プロテスト1Rで+3,53位と出遅れ心配したが, 2Rを-4の通算-1で8位まで挽回。3Rが+1で通算Evenで8位をキープ。明日,プロ入りの20位以内,更に来年のツアー出場権が付与されるTOPを目指し, 頑張ってほしいものだ。

    表    『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2021Mitubishi

【2021】NOBUTA GROUP マスターズGC レディース

  • 優勝が期待されるも,初日OUTで3ボギー,1ダブルボギーの乱調で,2日目もバーディ後にボギーで,挽回できず,無念の予選落ち。

    表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2021NobutaMastresGc

【2021】富士通レディース 2021

  • 2日目終わって1打差の3位で,連続優勝が期待されるも,雨のため最終日開催中止で無念の3位。
    2日目OUTでバーディラッシュで-6を稼ぎ首位だったが,13,14Hの連続ボギーが痛かった。

    表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2021FujitsuLadies

【2021】スタンレーレディスゴルフトーナメン

  • 『しぶこ』が2年11か月ぶりに国内ツアー優勝!!!
  • この優勝で、獲得賞金33位とLPGA主催の"ToTo Japan Classic"の出場資格35位以内を得て、このツアーの優勝で米ツアー出場シード権獲得を目指す目標が できたと思ったら、COVID-19の感染対策でLPGAツアー選手の来日ができず、LPGAとしては開催中止で、国内ツアーに格下げ。
  • ただ、このツアーは4日間開催で優勝賞金も3300万円と国内メジャー級で、且つ、国内メジャー最終戦Ricoh杯(11/25-28)も出場資格を得た。
  • 但し、Ricoh杯は、その次週に、来年の米ツアー参加資格狙う最終Qシリーズ(最終予選会:12/2~ *1)が開催されるので、出場はしないかも?
  • 注1:
    • 『しぶこ』は、「8/9時点の世界ランク75位内は最終Qシリーズから参加できる」というカテゴリで最終予選会に出場できる。
    • 最終予選会は、第1回目が12/2~12/5の4日間、一部CUTされた後、第2回目が12/9~12/12の4日間。
    • その最終成績が上位20位以内は確実にUSLPGAツアーに参戦可能になる。
    • 20位以下の場合、45位タイ以内であれば、米ツアーメンバーとして出場可能になるが、順位が低いほど、参加できる可能性は低くなる
    • 上位20位以内から外れた場合は、下部ツアーのシメトラツアーの出場資格も得ることになる。
    • つまり、最終成績が上位20位以内を目指し、少しでも上位に入ることが、来年の米ツアー参戦に重要になる。

    表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2021Stanley

・以下は、優勝直後の『しぶこ』写真

Picture Picture
  • 優勝カップを掲げる『しぶこ』
  • 優勝して、ごきげんのピースサインの『しぶこ』
Picture Picture
  • 優勝の瞬間泣き出した『しぶこ』を称えるプレイオフを戦ったぺ・ソンウ
  • 左は、『しぶこ】のハウスキャディ。つまり、古賀雄二、藤野圭祐やマネージャーの田谷美香子ではない。
  • 初めてのコースなのでグリーン周りに詳しいハウスキャディを選んだのかと思ったが、実プレイ中のグリーンのライン読みは、 キャディに訊かずに、全て自分で読んでいたとのこと。
  • どうも『しぶこ』は2019年度も高校生キャディやマネージャを使うなど、 キャディを信用していない...個人的には藤野圭祐が 良いと思うが、今は西村優菜のキャディをしているので無理か?
  • プレイオフ2ホール目まで戦い、第3打がピンに当たる不運で、惜しくも敗れた明秀学園日立高(日立市内にある)3年の佐藤心結(右)の 挨拶中も、涙止まらぬ『しぶこ』。
  • この佐藤心結は、一昨年の古江のように、アマ優勝でプロ入りとはいかなかったが、2日後から始まった10/12~15のプロテスト2次予選[A地区]を 4位タイで終え、最終プロテスト(11/2~5)に進出。
  • 油断はできないが、20位タイ以内のプロ入りはできそうだ。


【2021】日本女子オープンゴルフ選手権

  • 『しぶこ』が国内メジャー3戦目でベストテン入り。これで3戦連続ベストテン入りで、調子が上がってきた。

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2021JLPGAOpen

【2021】第48回ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント

  • 『しぶこ』が2戦連続ベストテン入り。

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2021Miyagi

【2021】第52回住友生命Vitalityレディス 東海クラシック

  • 『しぶこ』が、2ラウンドの短縮競技ではあるが、今年初めての国内ツアーベストテン入り。

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2021Tokai

【2021】日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯

  • 『しぶこ』は、全英女子オープンから帰国、COVID-19の隔離後、第一戦目が国内メジャー戦と厳しい状況だったが、見事に予選通過。

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2021JLPGAproKonika

【2021】楽天スーパーレディース

  • 『しぶこ』が2021全英女子オープン出場直前の国内ツアーだが、調子は今一つ。

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2021Rakuten

【2021】大東建託・いい部屋ネットレディス

  • 『しぶこ』が国内復帰二戦目にして、やっと予選通過。

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2021Daito

【2021】GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ

  • 『しぶこ』は、米国ツアー参戦前は世界ランク15位であったが、米国ツアーで上位争いに絡めない成績不振で、 世界ランクを落とし続け、5月初めには古江に逆転され、その後、稲見に抜かれて、KPMG全米女子プロ後の世界ランクは31位。
  • オリンピック出場枠を決める日本人選手の世界ランキング上位は、畑岡、稲見、古江に次いで第4位になり、落選。
  • 『しぶこ』が、米国ツアーから帰国して、3.5か月ぶりの国内復帰第一戦目。
    COVID-19の隔離処置の練習不足もあり、残念ながら予選落ち。

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2021GMO

【2021】アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2021

  • 『しぶこ』が国内ツアー四戦目で、15位と今一つ。この後、米国メジャーツアーへ参戦予定。
    優勝争いしてRolexポイントを稼いで、最後のOlynpic出場権をかける。このため、7月まで国内ツアーはお休み。

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2021Axa

【2021】Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント

  • 『しぶこ』が国内参戦目で、11位と惜しくもベストテンを逃す。

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2021Tpoint

【2021】明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント

  • 『しぶこ』は、今年、二戦目だが、最終日にボギー連発で、57位と振るわず。フォーム改造の悪影響が出ている。

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2021Yokohama

【2021】第34回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント

  • 『しぶこ』は、フォーム改造中で、本年初戦は最終日が伸ばせず、13位。

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2021Daikin


【2020】JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ

  • 『しぶこ』が2020年度最終の国内メジャー戦、3位タイと、2戦連続ベストテン内と上り調子で、この後の全米女子オープンが期待できるかも。

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2020Ricoh

【2020】第39回大王製紙エリエールレディスオープン

  • 『しぶこ』が国内ツアーラス前にして、ベストテン5位と、ようやく調子が戻りつつある?

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2020DaioEli

【2020】第36回伊藤園レディスゴルフトーナメント

  • 『しぶこ』は、23位タイと不調。

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2020Ito

【2020】TOTOジャパンクラシック

  • COVID-19の影響で、海外選手が来日できず、国内選手だけの開催されたが、『しぶこ』は30位タイと不調。

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2020ToTo

【2020】樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント

  • 『しぶこ』は、英国/米国ツアーから国内復帰後、第一戦目は予選落ち。

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2020Mitubishi

【2020】アース・モンダミンカップ

  • 『しぶこ』は、COVID-19の影響で国内ツアー開催中止の中、コロナが落ち着いたので国内ツアー第一戦目が開催されたが、予選落ち。

  • 表   『しぶこ』のスコア/ホールバイホール/スタッツ

    2020Earth

1.3 主要選手の参戦ツアー2020

  • 『しぶこ』が2020年度に参戦するツアーの予想リストを下表に示す。『しぶこ』は、2020年6月までに、国内ツアー11試合、海外ツアー2試合、 メジャー3試合の、 合計16試合に参戦すると予想した。
  • この表では、茶色文字:海外メジャー、黄色セル:2019年度『しぶこ』優勝ツアー、薄橙色セル:『しぶこ』参戦海外ツアー、灰色セル: 『しぶこ』欠場国内ツアー、薄灰色:『しぶこ』欠場濃厚国内ツアー、 薄緑色セル:『しぶこ』ほぼ非参戦の海外ツアー、白色セル: 『しぶこ』参戦国内ツアーでカテゴリ分けしてある。
  • オリンピック出場資格は、2020年6月末日時点での世界ランキングで決定。15位以内は4選手まで、それ以外は2選手/国までとなっている。
  • 4月以降の米国開催の海外ツアーへの参戦は、時差の関係及びJETラグの影響があるので、ツアー間の移動・準備日程に余裕が無く、米国ツアーを含めて その開催前後の週の国内ツアーとも、 かなりきついスケジュールになる。
  • したがって、前後の国内ツアーのいづれかは欠場の可能性がある。ここでは、高RPを獲得できる海外メジャーにターゲットを合わせて準備することを想定し、 海外メジャーの前週は、「欠場?」としてマークして、勝手に日程を組んだ。
  • 世界ランクで15位未満に転落し、ライバルの鈴木愛が15位以内をキープしていたら、欠場なしで連戦参加が予想されるし、反対に、より高い世界ランクに つくことが できれば、海外ツアーを欠場する余裕が出てくると思われる。
  • 海外ツアーで好成績を果たすことで正の連鎖が働き、余裕の日程で15位以内キープが確実になってほしいものだ。一方、海外メジャーや国内ツアーで 予選落ちすることがあれば、 負の連鎖で、世界ランクを落として15位未満に転落すると、ライバルの鈴木愛などの他のライバルプレイーの順位とも関係するが、 日本人2位をキープするために 欠場なしの連戦もやむなしとの戦略をとらざるを得なくなる。ここでの無理は、ケガのリスクの増大につながるので、心配だ。
  • その意味でも国内ツアー開幕前のタイとシンガポールの海外ツアーで好ポイントを稼げるかが、第一関門となるので、注目したい。
  • 尚、このリストにある優勝ポイントRPは、前年の優勝ポイントを記載してある。海外メジャーを除き、大会参加プレイヤーやコースの変更などで、RPは若干変動する。
  • オリンピック以降の日程だが、来年度からの米国女子ツアー出場権を懸けた予選会「Qシリーズ」に参戦するので、10/9-11/2の国内4ツアーは、欠場する可能性大である。
その後のツアー開催情報・選手情報など
  • 国内女子ツアーは、6/25に無観客試合の「アースモンダミン・カップ」で、始まったが、それ以降の7/23-7/26開催の「太東建託・いい部屋ネットレディス」までは中止が決定。
    「CAT Ladies」や8/27-8/30の「ニトリレディス」は、今のところ未定だが、アースと同様に会長の英断で開催してほしいものだ。「NOBUTA マスターズGCレディス」も開催中止。
    ⇒ NEC軽井沢72ゴルフトーナメントの開催が決定:Updated on July 23, 2020
  • USLPGAツアーは、主なツアーは延期で、7/15開催のドウ・グレート・レイクス・ベイ招待から再開の予定と言うニュースがリリースされた。最初は無観客で開催されるとのことだが、 米国では感染者数増加がまだ収まっていないので、厳しいかもしれない:Updated on May 7, 2020.
    ⇒ドウ・グレート・レイクス・ベイ招待は中止で、新たに、7/31-8/1のLPGAドライブオン
    選手権から米ツアー再開:Updated on July 23, 2020.
  • 8/6にフランスで開催予定のLPGAメジャー「エビアン選手権」は中止が決定。
    同じヨーロッパの全英AIG女子オープンも開催されるか怪しい雲行き。
    ⇒開催決定。 詳細は(1)開催情報を参照。
  • そんな中、12月開催の全米オープンの出場者が発表された。既に出場権のある「しぶこ」、鈴木愛などの他、世界ランク上位の畑中奈佐、河本結、勝みなみの黄金世代も出場権を獲得。
    ただ、米国の現在の新規コロナ感染者数は、いまだ2,000人/日で、約100人/日の日本とは比べられないほど多く、12月までに収まり、開催されるか不透明 : Updated on July 2, 2020.
  • LPGAメジャー第1戦、 AIG女子オープン(ロイヤルトルーンGC、スコットランド)が、 無観客で8/20-8/23に開幕し、「しぶこ」参戦。
  • LPGAメジャー第2戦、 ANAインスピレーション(ミッションヒルズCC、CA)が、 無観客で9/10-9/13に開幕し、「しぶこ」参戦: Updated on Sep 12, 2020.
  • その後、LPGAメジャー第3戦KPGM全米女子プロ(10/8-10/11)までのLPGAツアー2試合
    ・キャンビア・ポートランド・クラシック (09/17-09/20)
    ・ショップライトLPGAクラシック (10/2-10/4)
    へも招待参戦することがアナウンスされた:Updated on Sep 12, 2020.
  • このため、「しぶこ」の国内試合は、LPGA/JLPGA共催のTOTOジャパンクラシック(11/6-11/8)となる ⇒TOTOジャパンクラシックは、JLPGA単独開催で、 LPGAの選手は来日しない:Updated on Sep 19, 2020.

表1.3-1 2020女子ゴルフツアーリスト Updated on Dec 18, 2020

2020TourList

1.4 2020年度『しぶこ』の各試合毎の詳細な状況

1.4.1 アースモンダミン・カップ:6/25-6/28開催

  • 2020年度のJLPGAツアーが、3月開催から3か月以上遅れてやっと開催。「しぶこ」は、米ツアー参戦に備えてフォーム改造したが、その結果が裏目に出て、 また、運にも見放されて、スコアを落として、まさかの予選落ち!
  • 「しぶこ」のスコアを以下に示す:

    表1.4.1-1 「アースモンダミック・カップ2020のしぶこ」スコア

    2020EarthMC

  • 初日は、No.5Hで、マークの移動を戻し忘れするというチョンボで2打罰を食らうも、何とかEvenParまでスコアを戻し、59位タイ。
  • チョンボの経緯は以下の通り:
    • それは、No.5H(Par5)で起きた。大雨の影響で、「しぶこ」は、調子が今一で、途中のショットを曲げてしまったため、第4打でグリーン ONの映像が流れた。
    • ボールが、同伴者(横峯さくら?)のライン上にあったので、ボールのマークを移動(ここの映像は放送されていない)。
    • その後、大雨のためホーンが鳴り、40分間のプレイ中断。
    • 雨が止み、グリーンに貯まった水を排出するため、マーク上を何度もローラー掛けする映像が流れた。
    • その後、プレイが再開し、「しぶこ」は、1打でカップインする映像が流れた。
    • 解説者も含めて、誰もが、トラブルはあったものの、無事にNo.1Hから5連続Parをとったと思っていた。
    • ところが、次のホールの第1打のショットの映像が流れたとき、「しぶこ」の5Hのスコアがダブルボギーとなっていた。
    • 解説者は、Parのはずが、何故ダブルボギーか、理由が判らないと放送していた。
    • 「しぶこ」がNo.9Hにきたあたりで、このダブルボギーは「マークの戻し忘れによる2打罰」という説明があった。
    • 「しぶこ」は、No.5Hのホールアウト直後に気づき、2打罰の自己申告をしたとのこと。
  • OUTでの「しぶこ」3バーディは、キャディへの責任・糾弾が大きくならないように、「しぶこ」が必死で挽回したと思われる。 これは、 「しぶこの独特のやさしさ」であるが、キャディ定由のためには、ならいように思う。このキャディは昨年から見ているがプロ意識が低いように思う。
  • 予選カットラインは70位タイの通算(Even)であり、初日の「しぶこ」は、このカットライン上だが、2打罰が無ければ、2アンダーのスコアであり、 それほど不調とはいえず、2日目終了時点では、余裕で通算4アンダーは、いくだろうと思っていた。
  • 2日目は、後半12:10にNo.10HのINスタート。午前中に止んでいた、強風が吹き始め、前途多難のスタート。
  • 強風のせいで、Parが続き、本来、得意のロングホール、No.14Hで、まさかのダブルボギー。それでも、No.15HとNo.17Hでバーディを取り、通算Evenに戻す。
  • しかし、No.18Hでショートパットを外して、通算+1でINを終了し、再び、予選カットラインのボーダープレイヤーになってしまった。
  • OUTに入っても、バーディパットが決まらず、予選カットラインのまま...ついに、No.5Hでバーディを取り、通算Evenに戻して、予選通過の見通しが立つ。
    後半に強い「しぶこ」なので、3日目以降に向けてバーディ―ラッシュによる積み上げの期待が高まった。
  • しかし、バーディどころか、No.6H, No.8Hで、ショートパットを外して、まさかの2ボギー。最難関のNo.9Hでパーオンし、最後の望みを託すバーディパットが外れて、 結局、2日目ホールアウト時点では、予選通過ラインに1打及ず、通算+2の暫定71位。
  • 上位70位タイまでが予選通過できるので、予選カットライン+1にいる後続のプレイヤが、一人でもボギーを出せば、予選カットラインが+2に上がり、 「しぶこ」も予選通過できる。
    特に、OUTの最終ホールのNo.9Hは、池ポチャが多い最難関のショートホール(鈴木愛は、池ポチャ+バンカーで+3をたたいた)であり、 ボギーをたたく プレイヤーが出てくる可能性もゼロではない。
  • +1の選手にしてみれば、ボギーをたたいても、予選カットラインが+2に上がり、結局、予選通過できるので、そんなプレイヤーが出てくるのでは、 あるいは、予選通過を望む「しぶこ」の全国*万人のファンのことを思って忖度するプレイヤーが出てくるのではと、期待して映像を見ていた。
  • そしたら、+1のプレイヤーではなく、通算EVENのプレイヤー(金澤志奈)が、No.9Hでまさかの池ポチャ!! 焦ったのか、その後もグリーンにのらず・よらずで、 トリプルボギーをたたき、無残にも通算+3で予選落ち。
    予選カットラインが、一旦、+2にあがる奇跡が起きた。
  • しかし、その直後、別の+2のプレイヤー(淺井咲希)が、No.18Hで、取らなくても良いバーディを奪取し、再び、予選カットラインが+1に戻ったことが、 解説者から落胆気味に放送される... その後のNo.9Hにきた+1のプレイヤー達は、安全策で池から遠く離れたグリーンエッジに落とすショットばかりで、 ボギーを出すプレイヤーは、再び、現れずに万事休す。
  • たらればは無いが、やはり、2打罰が「しぶこ」の予選落ちを決定づけてしまった。大雨による中断があったとはいえ、マークの戻し忘れは、本人はもちろんだが、 キャディの責任でもある(岡本綾子も、これは戻し忘れを指摘しなかったキャディの責任で、プロとしてあるまじき行為と指摘している)。
    この行為によって、全国の「しぶこ」ファンを落胆させた責任は極めて大きいので猛省してもらいたい。
  • 「しぶこ」は、初日は朝早いスタートで大雨に遭遇して、2日目は午後のスタートで強風に悩まされてスコアが伸びなかった反面、初日遅いスタートの プレイヤーたちが、 好スコアを出して予選通過、且つ、2日目の上位を独占していることから、不公平感はあるが、これも運のなさで仕方のないことである。
  • 明日の優勝者は、現在トップの田中瑞希がすんなり優勝して、新ヒロインとなるか、或いは、鬼門のNo.9H(2日目/3日目で通算+5)を克服した鈴木愛か、 明日の大雨予報で会場が荒れて上位陣が崩れて、不調を脱して猛チャージした畑中奈紗が優勝するか、他の選手が現れるか...わかりません。
  • 予選落ちしたが、ファンをハラハラ・ドキドキさせるドラマを作ってくれる「しぶこ」は、やはり、他にはない、楽しませてくれる得難いプレイヤーだ。
    もし、このまま国内ツアーが開催されずに、全英AIGオープンが開催され、ディフェンディングチャンピオンとして、出場したら、 再び、予選落ちの可能性もある。 2日目後半の不調は、長い間試合が無かったことからくる疲労が、改造フォームを微妙に狂わしていったように思う。
  • 今回のチョンボや、ショット改造の調整不足を(疲労からくる微妙なズレの克服を含めて)、猛練習で克服して、昨年末の予選落ち直後の試合で優勝したように、 次の試合(いつあるか判らないが)で優勝争いして、米国のメジャーや全英AIGオープンに望んでもらいたい。
  • 最後に、コロナウイルス後初となるJLPGAツアーの開催を決断してくれ、且つ、YouTubeで無料で全ラウンド放送してくれた、アース会長や JLPGA及び アースモンダミン・カップ開催関係者(多くは、アースの社員と聞いています)に感謝の意を表明します。

1.4.2 アースモンダミン・カップ 最終日

EarthMCfinal

図1.4.2-1 「アースモンダミン・カップ2020」の最終日のOutスタートの組み合わせ


表1.4.2-2 「アースモンダミン・カップ2020」の結果

EarthMCResults

・最終日の6/28(日)は、雨天のため、明日6/29(月)に順延。そこで、優勝争いをするOutスタートの組合せ(図1.2.2-1)に従い、 最終日の見どころを以下に示す。
・最終日の結果は、予想に反して、下記リストに無い、ベテラン渡邉綾香が、鈴木愛をPOで破り、5シーズンぶりに復活優勝。
以下に、見どころに対する結果を追記した: Updated July 1,2020

  • 第3組:黄金世代/河本結 vs プラチナ世代/安田祐香の女子大生対決
    首位から9打差なので、優勝は無理だが、この美人ギャル対決に注目。
    今年から米ツアーに参戦した”閣下”河本結と、米国メジャー「エビアンチャンピオンシップ2019」でローアマになるなど、アマ時代から世界で活躍し、 今年からプロになった安田祐香(QT2位)の女子大生対決。実績もあり、将来有望な黄金世代vsプラチナ世代の対決は楽しみ。
    ⇒・「閣下」河本結の勝ち。順位・スコアはパッとしなかったが、最終18Hで圧巻のイーグル奪取は流石に見せてくれたね。
    ・安田祐香は、伸びず。プロ初出場なので仕方ないが、初日82位から、2日目に難関のNo9Hでバーディを奪取し、予選通過したのは流石だ。
  • 第6組:美女と野獣の飛ばし屋対決
    首位と7打差だが、飛ばし屋なので、ロングホールでイーグル連発すれば、優勝の目もある。
    昨年ドライビングディスタンス首位の野獣 穴井詩と同3位の美女 原英梨花の飛ばし対決、特に、ロングホールや 距離の短いミドルホールでの飛ばし対決は見ものだ。
    ⇒・原英莉花の勝ち。ただ、穴井詩もさすがの1打差で良い勝負をした。
    優勝スコアには2打届かなかったが、最終日の追い上げは流石で其々864万、424万の賞金を獲得。
  • 第7組:黄金世代実力派対決
    容姿はNG(ホンコンvsシュレック)だが、実力は文句なしの黄金世代同士の対決。
    こちらも爆発力があるので、7打差あるが、前半にBardieチャージし、上位陣のスコアが崩れれば、優勝の可能性もある。
    実力派なのでショートアイアンやグリーン周りのテクも見どころ。
    ⇒・勝負は勝みなみの勝ちだが、最終日は両者ともオーバーパーで、残念な結果だ。
    ・畑岡奈紗は、初日No.9Hまでは、惜しいBardieパットを外しても-3のスコアという文句なし実力を発揮していた。 これは、20アンダー越えのぶっちぎり優勝かと思い始めたところで、No.10Hでグリーン近くからの3打目のショットがだふって グリーンオーバーしてDouble Bogeyを叩いて以降、ショット・パターとも本来の実力を発揮できず。
    どこか、世界ランク5位とは思えない、故障があるかもしれないような不調さだった。
  • 第12組:関取vs細身対決
    横綱クラスの実力派 鈴木愛と酒井美紀vs細身美人の臼井麗華の対決。
    首位と4打差はあるが、首位の田中瑞希が優勝経験ないので、優勝経験豊富な横綱2人には、十分な優勝チャンスがあり、この対決は見もの。
    この2人に対して一見華奢な黄金世代の臼井麗香が、初優勝に向けて、どう挑むかも見もの。
    ⇒・鈴木愛の勝ち。鈴木愛の最終日の追い上げは流石で、POの末の敗戦は残念。
    鬼門No.9H(Par3)で2日目池ポチャでTriple Bogey、3日目も池ポチャでDouble Bogey!
    最終日はParで凌いだのは流石だが、結局、ここでの+5が優勝を逃した敗因。
    それでも、昨年賞金女王の実力を見せ、優勝者と同スコアに纏め、通常のツアー優勝並みの2,112万の賞金獲得は見事。
    ・酒井美紀も敗れたとはいえ、上がり5ホールで3Bardieを取り、1打差に迫り、1,560万の賞金獲得は立派。
    ・臼井麗華は、両横綱に圧倒されたキャバ嬢という感じで、最終日+2の23位は残念。
  • 第13組(最終組):黄金世代vsプラチナ世代の優勝争い
    昨年アマでJLPGAツアーを優勝してプロになった売り出し中のプラチナ世代の2人目古江彩佳vs優勝経験のない黄金世代の一人田中瑞希の 優勝を争う直接対決。
    両者ともにプロ初優勝がかかるので、そのプレッシャー中、どんなプレイをできるか見もの。
    第3日目までのプレイを見ていると、3打差あるとはいえ、アマ時代の昨年のJLPGAツアー優勝、プロ後にリコー杯で2位の経験を 積んでる古江が有利か?
    いづれにしろ、ニューヒロインの誕生を予感させる。 ⇒・田中瑞希の勝ち。初優勝のプレッシャーに負け、OUTの2Bogeyが致命傷になり、1打差の3位。
    ただ、1,560万の賞金獲得は立派な結果。
    ・古江彩佳は、最終日+2で、調子は上がらずに、早々と優勝争いから脱落し、17位と残念な結果。
    初優勝のプレッシャ―は、半端ないものだろう。
  • 黄金世代の小祝さくらや大里桃子も、ノーボギーで6アンダーの好スコアを出せれば、優勝のチャンスがあるし、 他のプレイヤーでも同様に、 現状-5のプレイヤーであれば、優勝のチャンスがある。
    ⇒・大里桃子は、首位と2打差の5位、小祝さくらは4打差の13位で、それなりのスコアだが、優勝争いには加われず。
  • 以上が見どころであるが、池ポチャのある難関のNo.9Hをクリアし、久しぶりの試合であるので疲労に負けず、幸運に恵まれたプレイヤーが 優勝するのであろう...それは、果たしてだれか、明日、8:00からYouTubeで 無料LIVE配信を観戦して楽しみたい。
    ⇒・渡邉綾香の優勝は、大番狂わせ!。初日17位(-3)、2日目2位(-3)だが、3日目4位(-1)...
    最終日は、このまま崩れていくと思った。
    なぜなら、昨年ツアー成績は、ツアー30試合中決勝に進めたのはわずか7試合(予選落ち23試合)で、最高成績37位、年間獲得賞金115位(348万円)の シード外選手。それが、まさかの最終日(-4)で、昨年賞金女王をPOで下して優勝。
    最大の勝因は、初日は雨が止んだ12:50スタート、2日目は風の無い7:20スタートと、天候の恩恵で2日間で-6を稼げた点。且つ、昨年の成績から誰も 優勝するとは思われず、ノープレッシャーと幸運が味方した結果だ。

1.4.3 2020AIG全英女子オープン

(1) 開 催 情 報

----- Updated on July 9, 2020.

  • 2020 AIG全英女子オープン(ロイヤルトルーンGC)が無観客で8/20に開幕されることが決定。
    ⇒・日本勢は、前年大会覇者の「しぶこ」、米ツアーを主戦場にする畑岡奈紗と河本結に加え、勝みなみ、上田桃子、稲見萌寧が出場。 有資格者の鈴木愛と小祝さくらは辞退: Updated on July 23, 2020.
  • また、その前週(8/13-16)に開催される米女子ツアーのSAIスコットランド・オープン(ルネサンスC)も無観客で開催されることが決定された。
  • スコットランド・オープンは、全英と同じくリンクスで開催されるため、この全英の前哨戦として位置づけられる。
  • スコットランド・オープン出場者は、入国時の2週間隔離措置などが免除される。
  • 「しぶこ」は、「推薦をいただけるなら、前の試合で免疫を付けたい」と出場を希望。
  • スコットランド・オープン大会側が推薦出場枠が用意される方針で、近々、正式発表される。
    ⇒「しぶこ」の大会推薦枠による出場が正式アナウンス:Updated on July 22, 2020
  • これを受けて、「しぶこ」は風の強いリンクスコースを経験して、前女王として全英女子オープンに日本人初のメジャー連覇に挑む準備が整った。
  • モンダミンカップの調子から、連覇はともかく、予選落ちにしないように頑張ってほしい。
    逆に2試合ともTop10の成績を残して、TPを稼ぎ、世界ランクTop10入りを目指してほしい:
    Updated on July 22, 2020
  • 不調の予想を反して、優勝争いに絡み、あっさり、連覇を達成してしまっても不思議ではない期待を抱かせるところが、「しぶこ」たる所以。
    ⇒・やはり、「しぶこ」の不調とリンクス特有の風の洗礼を受け、通算+12で3打及ばず、3戦連続の予選落ち! この後、国内に帰国せずに、 米国に移動し、LPGAメジャー2試合などの米ツアーに参戦:
    Updated on Sep 12, 2020.

1.4.4 2020ANAインスピレーション

(1) 開 催 情 報

----- Updated on Sep 12, 2020.

  • LPGAメジャー第2戦、 ANAインスピレーション (ミッションヒルズCC、CA)が、無観客で9/10-9/13に開幕。
  • 日本選手は、「しぶこ」の他、畑岡奈紗、河本結、野村敏京、上原彩子が参戦。
  • 「しぶこ」は、少し復調し、初日-2, 2日目+3で通算+1で、今年、4戦目にして、初の予選通過。 その他、畑岡奈紗(-1)、河本結(+1)の黄金世代が予選通過。
  • タラレバはないが、2日目16Hまでは通算-2であったので、17Hボギー、18H池ポチャでダブルボギーが 無く、18Hがバーディーであれば、通算-3で22位と、 上位を狙えたはずだった ...やはり、試合不足のスタミナ切れか?
  • 明日以降の2日間の決勝ラウンドは、アンダーパーで回り、少しでも上位を狙い、世界ランクの低下を 抑えてほしい...現在の世界ランクは14位だが、 このままの成績では15位以下になってしまうぞ...がんばれ「しぶこ」。
  • 第3日目は、-5と今年初めての好調なスコア、だが、4日目は大崩の+6をたたき、結局、通算+2の51位タイ。 成績は残念な結果だが、それでも、 今年初めてワールドポイント2.15(賞金1万ドル)を獲得。

1.4.5 2020キャンビア・ポートランド・クラシック

(1) 開 催 情 報

----- Updated on Sep 20, 2020.

  • LPGAツアー キャンビア・ポートランド・クラシック [コロンビアエッジウォーターCC(オレゴン州), 6478ヤード, パー72, 54ホール]が、山火事の影響で3日間に短縮し、 無観客で9/18-9/20に開幕。
  • 日本選手は、「しぶこ」の他、河本結、野村敏京、上原彩子、山口すず夏の5名が参戦。
  • 「しぶこ」は、初日前半、4バーディ、1ボギーの-3と好調な滑り出しだが、後半は、1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーと崩れ、17Hでサスペンデッドの通算-1。 次の日の18Hはパーで、1日目成績は通算-1の39位。
  • 「しぶこ」2日目は、最終9H のボギーが惜しかったが、4バーディ、1ボギーの-3で、通算-4で暫定20位で予選通過。
    12Hのパーオンとショットの調子は戻ってきているが、4バーディーしか取れず、パターがまだまだの状態...パターの調子が戻れば、最終日の爆発も期待できる?
    それとも、前週と同じく、崩れるか?
  • 野村敏京はカットラインの通算Eで予選通過、河本結、上原彩子は1打及ばず、通算+1で予選落ち。山口すず夏は通算+9で予選落ち。

1.4.6 全米女子オープン2020

(1) 開 催 情 報

----- Updated on Dec 18, 2020.

  • LPGAメジャー第3戦、 全米女子オープンが、 米国テキサス州ヒューストン郊外にあるチャンピオンズゴルフコースで、12/10-12/14、無観客で開催され、優勝賞金1M$を争った。
  • このゴルフクラブは、Houstonダウンタウンの北、IAH(ジョージブッシュ国際空港)の西18マイルにあり、空港から車で約30分の位置にある。
  • 参加者が156名と多い点、冬場で日没が早い点から、初日、2日目の予選は、南北にある2つのゴルフコースCC(Cypress Creek),JR(Jackrabbit)で開催。
  • 以下に、コースマップを示す:
    CypressCreek JackRabbit
    Cypress Creekコースマップ: 6,731yard Par 71 Jackrabbitコースマップ: 6,522yard Par 71

  • 解説によると、Cypess Creekのほうが200Yard長いこともあり、難易度が高いといわれている。実際の平均スコアはどうだったか調べてみた。
    Item Rnd1 Score Rnd2 Score Groupe Ave. Score Pass Number JPN Pass Number
    1st CC Groupe 74.59 71.65 73.12 33 5
    1st JR Groupe 73.46 73.77 73.62 33 4
  • CCの平均スコア=74.16, JR=72.56と、CCのほうが1.5ストローク多いので、予想通りに、CCが難しかったことを示している。
    CCは、世界トッププレイヤーが参加しても74であることから、Par 71ではなく、Par72~73のレーティングでも良いような難コースだ。
  • 「しぶこ」のいた初日CCのグループ(表の上段,1st CC Groupe)のほうが、平均スコアは若干良いが、予選通過者はどちらも33名であり、 公平であったことが判る。日本人予選通過者は、初日CCグループのほうが1名多かったが、これはコースよりも、選手の好不調が出た結果 と思われる。
  • COVID-19の影響で世界各国で実施される予選会ができなかったため、世界ランクや、各国の今年の賞金ランクなどから選出された関係で、 日本からは、史上最大の19名が参戦(笹生優花はフィリッピン国籍で参加なので、日本人は18名)。出場選手と成績は下記:
    4T 渋野日向子、11T 高橋彩華、13T 笹生優花、岡山絵里、23T 畑岡奈紗、54T 稲見萌寧、60 河本結、61T 比嘉真美子、65 三ヶ島かな
    (予選落ち)上田桃子、勝みなみ、西村優菜、渡邉彩香、浅井咲希、古江彩佳、穴井詩、小祝さくら、柏原明日架、原英莉花
  • 米ブックメーカ『bet365』の開幕前の優勝予想オッズは、下記:
    1位キム・セヨン(韓国)10倍、2位インビー・パク(韓)13倍、ダニエル・カン(米)13倍,,,6位コ・ジンヨン(韓)19倍...
    8位畑岡奈沙26倍、ユ・ソヨン26倍(韓)...14位イ・ジョンウン6(韓)34倍,,,23位古江彩佳67倍,,,50位渋野日向子126倍...

(2) 試 合 経 過

  • 今年は絶不調の「しぶこ」は、米国Major3試合がAIG全英女子:予選落ち、ANA Inspiration:51T、全米女子プロ:58Tと、全く振るわず、 国内最終戦リコーカップで3位と復調気味だったとはいえ、この全米女子オープンは予選通過できれば良く、期待は、畑岡、原、古江であった。
  • しかし、「しぶこ」は、この前評判を覆して、完全復調し、同組で回った前年度優勝者のイ・ジョンウン6の前で、ロングパットをビシビシと決め、 【初日】Cypress Creekコースで-3の2T, 【2日目】Jackrabitコースでは、-4/通算-7の好成績で、2位と3打差の首位、2日目を終わって、今年の 全米プロ優勝者キム・セヨンと6打差、前年度優勝者のイ・ジョンウン6と7打差、世界ランク1位のコ・ジンヨンと8打差と優勝候補の韓国勢を 突き放し、優勝への条件が整いつつあった。初日と2日目のスコアを以下に示す。
  • USWOpSbkRnd1-Score
    USWOpSbkRnd2-Score
  • 【3日目】Major優勝へのプレッシャー、Major特有の難しい決勝ラウンドのホールセッティング、且つ、前日の雨でぬかるんだ難コースのため、 ショットが乱れて、短いバーディー/パーパットを幾つか外して、+3/通算-4と崩れたが、1打差2位のAmy OlsonはMajor優勝経験なし、難コースで Moving Saturday不発の韓国勢とは5打差の首位をキープ。
  • この絶対的に有利な状況で、英ブックメーカ「ウィリアムヒル」の優勝オッズは、「しぶこ」を第1位の2.5倍、2位のAmyOlsonが3.75倍となり、 日本人初のMajor2勝目への期待がかかる。3日目のスコアを以下に示す:
    USWOpSbkRnd3-Score
  • 【4日目】雷雨が昼以降も続く予報で、最終組スタート前に、明日への順延が決まる。
  • 【5日目】コースの気温は、4日目までは20°Cの暖かい気温であったが、4日目の低気圧の寒冷前線通過で、6°Cに低下、5m/sの冷たい北風もあり、 体感0°Cの冬の低温環境に激変。
  • 前半の9ホールは、第一打のフェアウエイキープがほとんどできず、且つ、1日目~2日目のようにロングパットが全く決まらずにショートが目立つ。
  • これまでの流れを変えるバーディ必須の5Hロングホールで、フェアウエイからの第3打が、まさかのグリーンオーバのミスショット。
    このミスショットで、これまでクールにプレイしてきた「しぶこ」は、怒り爆発し、ターフを思い切る踏んづける(これまで、こんな動作をする 「しぶこ」を見たことがなかったので、本当にビックりした)。
  • しかし、第4打は、芝の無いライから5m上の砲台グリーンへのスーパーショット炸裂、その後、2mのスライスラインを沈めて、パーセーブし、 周囲の喝さいを浴び、何とか単独首位をキープする・・・これまで下手くそと言われていたショートゲームの格段の進歩を示した。
  • しかし、7Hで1.5mのショートパットを外してボギーを打ち、首位タイに。その後もなんとか耐えて、首位タイキープで前半終了。
  • 勝負のMonday Back 9のスタート直後、10,11Hで連続ボギーをたたき、遂に首位から陥落、その後も2m前後のバーディパットが決められず。
  • 16H, 17H,18Hの上がり3ホールのバーディラッシュの韓国勢にスタート時点の5打差を逆転されてしまい、15H終了時点で(ホールアウトした) 韓国では全く無名のキム・アリムがクラブハウス・リーダーとなり、キム・アリムと2打差の4位。
  • 優勝には、上がり3ホールで、3連続バーディ(優勝したキム・アリムはこれを決めた)、プレイオフには2個のバーディ(2位のコ・ジンヨンは これを決めた)が必要なことを知った「しぶこ」。16Hで勝負の3mのバーディパットを一筋外して、決められず、悔しがる。
  • 17Hで、プレイオフに必須の下りのロングバーディパット(優勝した全英女子オープンの18Hでは強気のパットで沈めたが)、2m弱ショート。
    優勝のかかる勝負の時に弱気なパットを打ち、落胆した「しぶこ」は、その直後のパーパットがカップ右をなめて外れて、ボギー。
    優勝の望みがほぼ消える。
  • それでも気を取り直して、18Hで10m以上のロングパットを決めてバーディを取り、グリーン周り関係者からの拍手喝さいを浴び、その歓声に 満面のしぶこスマイルで応えた。
    これで一旦、3位Tになったが、Amy Olsonもバーディを取り、結局、4位で終了。スコアを以下に示す。
    USWOpSbkRnd4-Score
    ・この上がり3ホールで、3位と4位の1ストロークの差が、賞金で20万$強(日本のレギュラーツアー優勝賞金相当の2,000万円強)の差を生む。
    流石、米Majorは違う...
  • 優勝を争ったキム・アリム、コ・ジンヨン、Amy Olson、「しぶこ」のスコア一覧を次に示す:
  • 最終日5打差を逆転した韓国勢はさすがだし、無名のキム・アリムが優勝するところが、韓国勢の層の厚さを示したが、 Amy Olsonもよく頑張ったと思う。
    2020USWOpTop-Score
  • タラレバはないが、3日目の17Hでグリーン外からのショットがカップをなめたショットや18Hでのショートパットを外したボギーなど、 これ以外でも3日目、4日目とも、本当に惜しいパットがたくさんあり、それらが一つでも入っていれば、展開が変わり、韓国勢は追いつけなかったはず。
  • 倉本昌弘プロも言っているように、今回は、ほんの少しだけ、運が無く、優勝を逃したが、「しぶこ」は、昨年の全英女子オープンの優勝がまぐれではなく、 LPGA Majorで優勝できる実力を持つ日本人TOPの女子ゴルファーであることを示した。そして、5大Major全制覇への希望が確実にあることを示した。
  • 今後のMajor制覇のために、この運を逃がすことになった敗因を分析した結果を次節(3)に示す。

(3) 敗 因 分 析

  • 【第一の敗因】
    5日目の体感0°Cに対する寒さ対策のゴルフウェアメーカーBeams Golfの失敗。
  • 先週のLPGAツアーは、Houstonの北にあるColonyで開催され、初日が数度の低温だった。LPGAツアー参加者は、この経験を生かし、月曜日は 皆、重装備であったが、「しぶこ」は違った。「しぶこ」と他の選手の違いを示す写真がこれ。
    • 1枚目:しぶこは、首回りが空いた、パジャマのような薄手のセータで、帽子も普通で、練習場では、「しぶこ」は一人浮いている。
    • 2枚目:ティエリアでフィールドが空くのを待つ最終組の3人だが、Moriya Jutanugarnはスキーウェアのような服装で寒さ対策している。
    • 3枚目:軽装なしぶこに対して、Amyはダウンジャケット、ネックウォーマー、毛糸の帽子で寒さ対策。
    • 4枚目:白い上着も薄手でさほど効果なく、寒さに震え、さえない顔の「しぶこ」。
USWOpSbk4th2-1 USWOpSbk4th2-2
5日目の練習場で一人軽装で浮いている「しぶこ」 軽装しぶこと重装備のAmy Olson, M.Jutanugarn

USWOpSbk4th2-3 USWOpSbk4th2-4
軽装しぶこと重装備のAmy Olson 白いジャケットを着ても寒そうな「しぶこ」
  • 「しぶこ」は3日目、4日目はタートルネックのセータであったが、優勝のかかる5日目は、首周りのあいたパジャマ風の薄手セータ???
    初日から5日目までの服装の写真を比較できるように以下に示す。
  • 20°C前後の初日~4日目までのタートルで暖かそうな服装に対して、体感0℃の決勝の5日目は、首周りの開いた明らかに薄手の軽装。 Beams Golfは、4日目までしか明らかに考えていなかった? 本来、4日目が決勝であり、この暖かそうなタートルネックの服装なら、 まだ、ましだったかも...
    私的には、3日目の服装が宇宙服みたいで、NASAのあるHoustonにピッタリで、カッコよかったので、これを決勝で着たらと思うが...
USWOpSbk1st-1 USWOpSbk1st-2
初日のショット 初日の試合後インタビュー

USWOpSbk2nd-1 USWOpSbk2nd-2
2日目のショット 2日目の試合後インタビュー

USWOpSbk3rd-1 USWOpSbk3rd-2
3日目のショット 3日目の試合後インタビュー

USWOpSbk4th-1 USWOpSbk4th-2
4日目の練習上でのショット 4日目の練習後インタビュー
  • 5日目のスタート直後、「しぶこ」は寒さのため震えていたし、薄手の白いジャケットをショットを打つたびに脱いだり、着たりしていた。
  • 前半のラウンドの途中で、スタッフからもらって、ホッカイロを背中や腹に入れていたので、どれだけ寒かったことか。
  • 体が冷え切った「しぶこ」は、寒さのために3日目まで安定していた第一打、第二打に狂いが生じて、最終日の前半9ホールは、 3日目までフェアウェイ・グリーンをとらえて、すごく安定していたショットが、5日目は、この寒さのためにほとんどラフに行くようになり、 グリーンもパーオンできず、ひどい荒れようで、見るに堪えなかった。
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寒さのあまりコーヒーで暖を取る「しぶこ」だが、目がうつろ それでも会心のバンカーショットを放つ「しぶこ」

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17Hが痛恨のボギーで、優勝が絶望となり、空を見上げる「しぶこ」 インタビューで悔しさで涙ふく「しぶこ」
  • 「しぶこ」のウェアを提供するゴルフウェア契約メーカBeams Golfは、この寒さを予想できず、準備できない状況ではなかったはず。
  • 今週のHoustonは、4日目までは、20°Cで暖かかったが、月曜から10°C以下、体感的には0°Cになる天気予報が、既に先週から出ていた。
  • さらに、Houstonの北にあるColony(TX州内)で開催された先週のツアーは、初日が10°C以下の低温で、あまりの寒さに、コ・ジンヨンは、 試合後、耳当てを買いに走ったとの情報アリ。
  • Beams Golfは、5日目まで延長した場合のリスク管理ができておらず、少なくともネックウォーマーやニット帽子、厚手のジャンパー・ ダウンジャケットなどの防寒グッズを提供すべきであったが、それらをせず、寒さ対策を怠たった。
  • 手袋は、Ping製を使っており、練習場ではPingのネックウォマーをしていたとの情報もあり、契約でそれを使えなかったとしたら、やはり、戦犯は、Beams Golfだ。
  • Beams Golfは、決勝で着た赤の薄手のセータは、裏地があり、防風対策してあると報道していたが、問題は風ではなく、気温そのもの。
    全英女子オープン最終日に「しぶこ」が来ていたウェアがバカ売れした事に味をしめ、プレイヤーが寒さに震えることにかまわずに、 このセータを売るために優勝が懸かった最終日に「しぶこ」に提供したとしたら、論外だし、この言い訳はみぐるしい。
  • 以上のことから、世界トッププレイヤーでMajor優勝を目指すゴルフプレイヤーのサポートメーカとしては、Beams Golfは失格だ。
    サポートを続けるなら、全天候性のプロのスポーツウェアを開発するか、ミズノ、ナイキなどの専門メーカとタイアップして、 「しぶこ」専用のウェアを開発してほしいものだ。

  • 【第二の敗因】
    最終日のコース総ヤーデージ短縮が韓国勢に有利に働いた。
  • 決勝ラウンドで使用するCCサイプレスクリークコースは、距離の長さが特徴の1つだが、最終日は、4日目の雷雨に備えて、 総ヤーデージが6,731ヤードから6,399ヤードと、332ヤードも短くなった。
  • この短縮が、長距離ヒッター且つアイアンショットの上手い韓国選手キム・アリムとコ・ジンヨンに極めて有利に働いた。
  • 上がり3ホールの距離が短くなり、得意のアイアンショットが使える距離になった結果、バーディラッシュが可能になり、 5打差の奇跡の逆転が起きた(キム・アリムが優勝インタビューで短縮が勝因と語っていた)。
  • この短縮が無ければ、上がり3ホールのバーディラッシュは無かったはずだ。

  • 【第三の敗因】
    最終組で一緒に回ったスロープレイヤーMoriya Jutanugarnにペースを乱された。
  • Jutanugarnは、第一打の飛距離が無いので、常に「しぶこ」は、スローププレイのJutanugarnのと第二打を待たねばならなかった。
  • 防寒対策失敗の「しぶこ」は、待つ時間が長くなり、その間の寒さが「しぶこ」をむしばみ、リズムを崩された。
    TV解説者も、スタート前に、M.Jutanugarnのスロープレイに「しぶこ」がリズムを狂わされることを気にしていたが、結果はまさに的中した。

  • 【第四の敗因】
    最終日のショットが非常に悪かった。
  • 「しぶこ」の初日、2日目のロングパットは、本人も驚くほど決まったが、その反面、2m前後のバーディーパットやパーパットを外し、 解説者も首をかしげていた。3日目、4日目になると、ロングパットが決まらなくなり、さらに2m前後のパットにキレも戻らず、微妙な距離の バーディパットやパーパットを外してしまい、ズルズルと負の連鎖に嵌り、ボギーを重ねてしまった。
  • TV映像では、パットが悪かった印象であったが、下記に示す「しぶこ」の4日間のStatsを見ると、パット数は、28と-4の好成績であった2日目と同じであった。
  • 表   「2020全米女子オープンアースの「しぶこ」のスタッツ

    2020USWOpTop-Score
  • 実際は、「しぶこ」はパットが好調で、Major最終日のホールセッティング、最終日の優勝が懸かるプレシャー、及び防寒対策の失敗からくる寒さという 極めて難しいシチュエーションの中で、スコアが伸びない中、よくパットを決めて、耐えていたことが判る。
  • すなわち、最終日にトータル+3をたたいた要因は、パーオン率が8/18と乱れた第2打(ショートホールは第1打)のショットであり、このショットの精度が 韓国勢に比べて技術的に劣っていた点が、「しぶこ」の敗因であろう。
  • もちろん、第2打が乱れた原因は、ラフから打つことが多かったからだが、2日目は、そのフェアウェーヒット率が最終日の10/14より悪い8/14であっても、 パーオン率が高く、-4の好スコアーを出していた。コース条件やホール位置の相違はあるが、第2打のショット精度の安定向上がMajor優勝への課題であろう。
  • それには、寒さ対策なども考慮した上で、優勝のプレッシャーの中で狙ったポイントへのショットを乱さず打つ訓練が、ますます必要であろう。
  • これは、言うは易いが行い難く、Major優勝と同等のプレッシャーは、やはり、Majorでしか得られないので、簡単ではないが、「しぶこ」ならやってくれるだろう。

(4) 全米女子オープン2020を終わって

  • 12/10からの5日間は、順延で早めに放送が終わった4日目を除き、昼夜逆転でのHoustonからのTVやYotubeライブ放送の観戦で、4日間ほぼ徹夜で過ごした。
  • 睡眠不足で老齢の身には少し堪えたが、昨年の全英女子オープン以来、本当にワクワクと楽しい時間を過ごさせてもらった。
  • 無料でライブ放送をしていただいた、テレビ東京、WOWWOW、Youtubeに感謝するとともに、COVID-19の蔓延で、暗い話題ばかりの世間で、明るい・ ワクワクさせる話題を提供してくれた、「しぶこ」は、本当にスーパースターだ。感動をありがとう。結果は優勝に僅かに届かなかったが、この5日間は、 持てる力を十二分に発揮したと思う。 「しぶこ」、本当にお疲れさまでした。
  • 日本女子プロゴルファーの第一人者で世界ランク7位の茨城県笠間出身の畑岡奈紗では、決して、こうはいかないだろう...でも、今年の最終戦、 CMEツアー選手権、頑張ってください...
  • もし、「しぶこ」が全米女子オープンを優勝していたら、LPGAツアーライセンスを獲得し、来年1月からのLPGAツアーに参戦してしまい、国内の試合に 出なくなるので、ある意味、良かったのかもしれない。 「しぶこ」をサポートするチーム「しぶこ」は、海外遠征には本人以上に実力不足なので、 来年、サポートメーカー含めてじっくりとサポート体制を見直すとともに、日本国内でのトレーニングの有効性を、この全米女子オープンで示すことが できたので、来年は、海外Majorにスポット参戦しながら、「しぶこ」本人も、この1年の間、じっくりと、さらなるスキルアップに励んでもらいたい。

第二章 女子ゴルフランキング

2.1 世界ランキングの決定方法

世界ランキングは、Rolex Rankingと呼ばれ、これを決める方法を以下に紹介する。

2.1.1 優勝ポイント

2.1.2 順位の減少係数

2.1.3 経過週の減少係数

2.1.4 ランキングポイント

2.2 『しぶこ』の世界ランキング推移

  • 昨年度のTP推移を下図に示す。この推移をみると、世界ランクを顕著に伸ばした『しぶこ』以外の主な海外ツアープレイヤーは、Sei Young Kim(KOR、6位)、 Jeong Eun Lee6(KOR,7位)、 Brooke M. Henderson(CAN、8位)だが、彼女らは既に『しぶこ』より、上位であり、『しぶこ』の世界ランク後退の要因にはならない。
  • それ以外のプレイヤーは、鈴木愛以外、それほど大きく伸びているプレイヤーはおらず、減少するか、横ばい状態にある。
  • これは、世界ランキング決定方法No.3のために、時間推移とともにTPが減少していき、ツアーで上位をそこそこキープしても減少を止めるか、 わずかに増加するだけであることを示す。
  • したがって、メジャー優勝または2位、米国ツアー優勝、国内では3連続優勝などで、一気に50-100ポイントを獲得しない限り、大きな順位変動は生じないと思われる。
  • 世界ランクが2020/3/16以降、新型コロナウィルスのためツアー開催が中止・延期されたことに伴い、世界ランクも凍結されていた。
    米ツアー再開に伴い、2020/7/20に世界ランク更新も再開。「しぶこ」は、12位のままであったが、畑中奈紗と鈴木愛は1ランク落とし、5位、15位となった。
  • 古江彩佳の2戦連続優勝とリコーカップ2位の活躍で、2020/11/30に世界ランク14位に躍進。「しぶこ」は古江に抜かれて、 オリンピック出場圏外の16位に転落。 しかし、次週の全米女子オープンで4位になり、再逆転して、オリンピック出場圏内の13位に戻す。予選落ちの古江は、同圏外の16位に転落。

  • wrldrank1

    図2.2-1 主な世界ランク上位のTP推移 Updated on Dec 18, 2020.


2.2.1 『しぶこ』の2020年6月末の世界ランキング予想 Part1 試合数ミス訂正し再評価

  • くり返しになるが、オリンピック出場資格は、2020年6月末日時点での世界ランキングで決定されるので、この時点での世界ランク15位以内が『しぶこ』の目標となる。
  • 以下に、この6月末時点での『しぶこ』のTPと世界ランクを予想してみる:

    • 注:最初にリリースしたJan 27, 2020版では、男子用計算方法で、且つ、試合数算出に誤解があったので、15以内を実現するために必要な⊿TPが過大に評価し、厳しい結果となったが、 試合数を見直した結果、五輪代表への条件は、かなり現実的なものとなった。

    • 最初に予測のベースとなるポイントを考える。このまま出場無しで6月末を迎えた場合の『しぶこ』のポイントは、現在のTP=217⇒147と2/3に減り、 AP=4.61⇒2.83になる。2019年7月1日の世界ランクと同じと仮定すると、その順位は31位に相当する。
    • 同様に、15位に相当するAPは、4.54である。
    • 『しぶこ』の2020年6月末時点の試合数nは、2020年度ツアーリストで〇印の15試合に出場する場合、
      7(2018年度7月以降)+33(2019年度)+15(2020年度6月末まで) = 55 {以前の評価は62}。
    • 15位確保に必要なTP=4.54×55≒250である。したがって、今後、6月までに獲得すべき⊿TP=250-147=で103、1試合当たりの平均TPは103/15=6.87が必要。 つまり、現時点でのAPの1.5倍が必要になる。
    • この数字は、マスコミが騒ぐほどに15位以内キープは簡単ではなく、私が漠然と思っていたよりも厳しそうだ。 (厳密には、最初の2試合は、13週を越えるため、さらに減点されるが、微小なので無視する)。
    • 次に、この数字の厳しさをもう少し詳しく評価してみる。
      • 『しぶこ』の2019年度末での15週分の獲得TP=177(国内ツアー優勝2回+全英女子オープン優勝含む)。
      • 5試合の海外ツアーで1勝した場合、RP>50を獲得できるので、前年度国内ツアー実績(優勝2回)相当の国内ツアーの活躍で⊿TP=177-100=77を稼げば、⊿TP=103-(77+50)<-23 となり、五輪代表確定と思われる。
      • さらに、国内ツアー1勝しかできなくても、優勝を除いた試合で昨年並みの活躍で⊿TP=103-(50+77-20)=-4となり、15位のボーダーを維持できそうだ。
      • 海外ツアーで優勝できない場合、前年度国内ツアー実績(優勝2回)相当の国内ツアーの活躍で、⊿TP=177-100=77なので、あと⊿TP=103-77=26を上乗せする必要がある。
      • これを国内ツアーだけで稼ぐとなると、さらに1勝と2位1回の上乗せ、つまり6月までの10試合で3勝と2位2~3回程度が必要で、ちょっと厳しい。
      • 現実的には、海外ツアー5試合で⊿TP=26を稼げば良い。これは、海外ツアーで優勝しなくても、3試合ある海外メジャーで4位以内1回か、10位以内2回でクリアできる数字だ。
      • また、『しぶこ』開幕戦のLPGA海外ツアー2試合の内、2位以内を1回達成すれば、クリアできる。
      • 以上の考察から、『しぶこ』開幕戦の海外ツアー2試合は、海外勢と今シーズン、どのように戦えて、何ポイント稼げるかが、今後の五輪代表を占う重要な大会となる。
      • 仮に、そこでの成績が振るわなくても、海外メジャーで優勝を争うTOP10の戦いができるように建て直すことができれば、五輪代表の望みは、かなりの高確率であると思われる。
      • この推測は2019年度世界ランクのベースで推定したものであり、2年目のジンクスで、『しぶこ』が国内ツアーで昨年並みの成績を残せ無いリスクや、また、世界ランク15位ボーダーのプレイヤーや新人ルーキーの活躍、 世界ランク上位プレーヤーの活躍での水準変化があるので、今後のTP・世界ランク推移に注目する必要がある。


2.2.2 『しぶこ』の2020年6月末世界ランキング予想 Part2 [予想精度UP]

  • *** しぶこの五輪代表獲得条件の評価: Updated on Feb 1, 2020 ***
  • 上記の予想は、試合数やTPをかなりラフに見積もっている。そこで、以下の内容でTPを正確に計算し、予想順位の精度を高めてみた。
    1. 各ツアー毎の優勝ポイントVPから順位減少係数をかけて、RPを正確に計算。
    2. RPから時間減少係数をかけて正確に計算して、TPを計算
    3. 得られたTPに隣接する2019/7/1の世界ランキングの2つの順位のTP値で、内挿補間して、順位を推定。
  • その結果を下表に示す:

    ShibukoPlympic1

    • 出場無しの6月末TP=147⇒155、Events⇒40、 AP=2.83⇒3.88、予想順位31⇒17位となり、上述のラフ予想より、かなり良くなる。
    • 対象イベント数(直近2年間の試合数)試合数は、2020年度(国内ツアー10⇒11、海外ツアー2、メジャー3)であり、15⇒16試合と1試合増え、55⇒56。
    • この数値をベース推定した順位は以下の通り:
      1. 国内ツアー11試合を5位以内、海外ツアー5試合を10位内の平均的な成績で、世界ランク15位のボーダーとなる。
      2. これに、前年相当の活躍だとすると、当然、国内優勝1回が加わるはずで、その場合、12位相当と現時点でのランク相当になり、五輪出場は安泰。
      3. さらに、『しぶこ』開幕戦の2月の海外ツアー2試合のいづれかで優勝が加わると、AP=5.87で、世界ランクは10位に上昇。
      4. 1の成績に加えて、メジャーで1回優勝するだけで、世界ランク5位相当になり、日本人1位も見えてくる。
      5. 以上の考察から、国内1勝/他の国内ツアー5位以内/海外ツアー10位以内で、五輪代表は当確となる。この成績であればら、大きく調子を落としたり、 けがしない限り、『しぶこ』の実力なら五輪代表になれそうである。

2.2.3 『しぶこ』の2020年6月末世界ランキング予想 Part3 [計算精度UP]

  • *** しぶこの五輪代表獲得条件のRP計算精度UP: Updated on Mar 5, 2020 Feb 9, 2020 ***
  • 上記と同様に、各トーナメント毎の成績に対するRP,TPを正確に計算し、2019/7/1の世界ランキングのTP値から内挿補間して、世界ランキングを推定。
  • 国内外のツアー成績に対する世界ランキング15位以内の可能性をケーススタディした結果をTable 3-1に示す。

    ShibukoOlympic1
  • 参戦予定であった海外ツアー2試合(ホンダLPGAタイランドとHSBC女子世界選手権)は、新型コロナウィルスの感染防止のため開催が中止された。
  • 更に、日本ツアーの第一・第二戦も開催中止。
  • ポイントの高いLPGAツアー2試合でポイントを稼げなくなり、更に国内二試合も参戦できなくなったことが、『しぶこ』の五輪出場獲得にどれだけ影響するか、 再評価し、更新した: Mar 5, 2020 Feb 15, 2020
  • その結果を下記のTable 3-1a, Table 3-1bに示す(更新個所は朱記)。
    まとめると、前年並みに国内2勝すれば、それほど影響はないが、今後も開催中止の可能性があり、国内での一試合の重みが増し、メジャーでの試合の上位活躍が、 より重要性が増している。
    以下、更新後の数値を取り消し線の前に追記する。

    ShibukoOlympic2 ShibukoOlympic3

  • 注:表中の数字、記号の意味は下記:
    • 表内の表中の*位の*はツアー成績順位、かっこの数字は試合数。
    • 五輪判定欄は、世界ランク15位以内の東京五輪代表資格の可能性を示す。
    • 記号の意味は、✖:16位以下でNG、△:15位ボーダー、〇:代表ほぼ確実、◎:代表確定
  • 出場無しの6月末の数値は、TP=155、Events=40、 AP=3.88、予想順位17位は、前の予想と同じ。
  • ①から⑦のケーススタディの詳細は以下:
    1. 前年の2019度成績(国内優勝2回、優勝以外平均順位10.7位 17.0位 )の場合:
      海外 0試合 2試合・メジャー3試合を15位であれば、TP= 244 246 257、AP= 4.70 4.55 4.59 世界ランキング 14.2位 14.9位 14.8位 、オリンピック出場資格はボーダーの△。
      これは、優勝を除く、6月までの 10試合 12試合 14試合 をAP= 5.23 4.49 4.69 の成績を残せれば達成できる。現時点のAP=4.56 に対して、1ptの上乗せが必要と同程度なので、十分達成可能
    2. ツアー優勝が無い場合:
      国内11試合を6位、海外 0試合 2試合、メジャー3試合を 8位 10 の成績で、TP= 237 245 255 ,AP= 4.57 4.54 4.56 ,世界ランキングは 14.9位 15.0位 14.9位 で、 オリンピック出場資格はボーダーの△。
      優勝が無いと、今から6月末までの12試合 16試合 をAP= 6.78 6.4 6.3 の成績を残す必要があり、現時点のAP=4.56に対して、1試合当たり、2ポイント強の上乗せが必要。
      これには、国内9試合 11試合 で6位、メジャー ・海外 の試合で8位 10位 が必要で、厳しいかもしれない。
      これがどの程度厳しいのか、それとも『しぶこ』の実力であれば楽々達成できるのか、現時点では判断できない。
      その意味で、3月の海外ツアー2試合で10位を達成して、今年も海外で安定した戦いができることを示せれば、優勝が無くても五輪出場の可能性が高まる。
    3. 国内ツアー1勝の場合:
      国内ツアー優勝以外の8試合 10試合 で11位 8位 、海外 0 2 ・メジャー3試合で 10位 12位 で、TP= 237 247 255 、AP= 4.55 4.58 4.56 、 世界ランキングは 14.9位 14.8位 14.9位で、オリンピック出場資格はボーダーの△。
      ケース①より、国内、国外・メジャーともに順位が2位緩和され、これから6月末までのAP= 5.56 5.54 5.39 で、1試合当たりの上乗せは、1ポイント小さくなる。
    4. 国内ツアー2勝の場合:
      国内ツアー優勝以外の7試合 9試合 で 12位 10位 8位 、海外 0試合 2試合、メジャー3試合で16位で、世界ランキングは 14.9位 15.0位 14.6位となり、 オリンピック出場資格はボーダーの△。
      国内優勝2回、優勝以外 12位 10位 8位 、海外・メジャー16位は、『しぶこ』の実力からすれば、十分達成可能であり、国内を含めて、このケースを達成できるかが、
      五輪出場のキーとなる。
    5. 海外ツアー1勝の場合:
      このケースは、海外ツアー中止のため、無効:15 Feb,2020。
      国内ツアーの11試合で16位、海外・メジャーで20位で、TP=258,AP=4.61、世界ランキング14.6位となり、オリンピック出場資格はボーダーの△。
      これは、『しぶこ』が実力を発揮できれば、楽々クリアできそうなので、海外ツアー1勝、もしくは、メジャー2位(海外1勝相当)で、五輪ほぼ当確と思われる。
    6. メジャー1勝の場合:
      国内ツアーの11試合で20位、海外・ メジャー2試合で20位で、TP= 284 258 , AP= 5.27 4.61 、世界ランキング 11.0位 11.1位 となり、 オリンピック出場資格は、確定の◎。
      全試合20位以内は、『しぶこ』の実力からすれば、楽勝であり、メジャー1勝で、五輪代表は確実。
    7. 国内0勝、メジャー1勝の場合:
      国内ツアーの9試合で 32位 12位 8位海外試合で12位 、メジャー2試合で12位で、TP= 334 339 360 , AP= 5.23 6.28 6.42 、 世界ランキングは 11.1位 4.7位 4.37位となり、オリンピック出場資格は、確実の◎
    8. 国内2勝、メジャー1勝の場合:
      国内ツアーの7試合 9試合で 12位 8位海外試合で12位 、メジャー2試合で12位で、TP= 334 339 360 , AP= 6.43 6.28 6.42 、 世界ランキングは 4.35位 4.7位 4.37位となり、オリンピック出場資格は、もちろん確実の◎で、
      世界ランクは、TOP5で、畑岡奈紗に追いつける。五輪だけでなく、この高い目標を目指して、頑張ってほしいものだ。
  • 以上の結果を纏めると次の通り:
    • 昨年後半並みにツアー2勝できれば、優勝以外の国内試合で 12位 17位海外・ メジャー 16位 15位 で、AP=4.57 4.65 の成績で、五輪代表はボーダーになる。
      これは、昨年後半並みの国内成績で五輪代表ボーダーになることを意味し、達成の可能性は高い。
    • 海外ツアー1勝か、メジャー2位以上で、五輪はほぼ確実、メジャー1勝すれば、五輪当確。
    • 『しぶこ』は、現時点では、相当優位であるが、鈴木愛ともども調子を落として、共に世界ランキング15位から落ちるような事態になれば、 6月の国内ツアー、メジャーツアーの一戦一戦の順位が非常に重要になってくる。


2.3 五輪代表のライバルたち

2.3.1 日本の五輪代表有力候補の畑岡奈紗と鈴木愛

  • 畑岡奈紗: 日本人プレイヤーでの世界ランクトップの5位で、米国LPGA(Ladies ProGolf Athociation)ツアー(以下、単に米国ツアーと呼ぶ)を主戦場に活躍中。2020年の米国ツアー初戦ではプレイオフで敗れ2位、 第2戦も2位と、いづれも惜しくも優勝を逃したが、開幕2試合で36ポイント(日本ツアー約2勝分)を獲得し、好調を維持している。この調子でいけば、計算するまでもなく、世界ランク15位以内は確実で、ケガでもない限り、五輪代表入りは確実。
  • 鈴木愛:現在、世界ランク15位のボーダーにいる。『しぶこ』、鈴木愛など日本人プレイヤーの2番手が、世界ランク16位以下になった時に、日本人枠の残り一人を争うことになる最大のライバル。 『しぶこ』、鈴木愛ともに15位以内になり、タイプの異なる3人(世界レベルで戦う安定の畑岡、海外メジャー優勝経験があり、爆発力の『しぶこ』、日本での第一人者で堅実な鈴木愛)が 五輪代表となれば、五輪メダルへの最強の布陣になる。
    • *** 開催中止の海外ツアーは、元々参戦の予定無いので、影響なし。
      *** 五輪代表獲得条件のRP,TP計算精度UP: Updated on Mar 9 Feb 9, 2020 ***
    • 『しぶこ』と同様に、各トーナメント毎の成績に対するRP,TPを正確に計算し、2019/7/1の世界ランキングのTP値から内挿補間して、世界ランキングを推定。
    • 世界ランキング15位以内の成績条件をケーススタディした。 その結果をTable 3-3に示す: Updated on 9 Feb, 2020。

      AiOlympic3 AiOlympic4

    • 表中の記号、数字の意味は、『しぶこ』の Table 3-1の下を参照。
    • このまま試合に出ないときの6月末の数値は、TP=141、Events=39、 AP=3.61、予想順位19位で、現在の14位から5位ダウン。
      1. 前年の2019年度成績の場合:
        前年成績は、国内2勝、CUT,WDが各1試合、それら以外の6試合の平均順位10.2位 10.8位 、メジャー1試合が22位だったので、
        TP= 209 210 、AP=4.34 4.2 、世界ランキング 15.6位 16位 で、オリンピック出場資格は✖。
      2. 前年の2019年度成績に加えて、CUT/WDの試合を予選通過、メジャー2試合を追加出場の場合:
        CUT/WDの試合を6位、メジャー3試合を14位 13位 の成績であれば、TP=229 237 、AP=4.58 4.56 、世界ランキング14.8位 14.9位 で、オリンピック出場資格はボーダーの△。
        この場合の優勝を除く、6月までのAPは 5.48 5.31で、現時点のAP=4.56から少し頑張れば、達成可能。
      3. ツアー優勝が無い場合:
        国内9試合 11試合 で4位、メジャー3試合で10位 11位 で、TP=233 241 , AP=4.56 4.55 , 世界ランキングは14.9位で、オリンピック出場資格はボーダーの△。
        勝が無いと、今から6月末までのAP= 7.68 7.22 であり、現時点のAP=4.56に対して、1試合当たり、3 ポイント弱2ポイント強 の上乗せが必要。
        AP= 7.68 7.22 は世界ランク2位相当であり、国内9試合 11試合で4位、全海外試合10位 11位 の達成は、困難であろう。したがって、五輪代表にはツアー優勝は必須。
      4. 国内ツアー1勝の場合:
        国内ツアー優勝以外の8試合 10試合 で5位、海外2・ メジャー3試合で12位で、TP=232 241 、AP=4.54、世界ランキングは15.0位で、オリンピック出場資格はボーダーの△。
        ケース①より、国内、国外・メジャーともに順位が1位だけ緩和され、これから6月末までのAP=6.49 5.24 で、1試合当たりの上乗せは、1ポイント小さくなる。
        しかし、現在のAP=4.56より、2ポイント弱 1ポイント弱 高いので、このケースも厳しい。
      5. 国内ツアー2勝の場合:
        国内ツアー優勝以外の7試合 8試合 で11位 8位 、メジャー3試合で12位で、世界ランキングは14.9位となり、オリンピック出場資格はボーダーの△。
        国内優勝2回、優勝以外11位 8位 は、鈴木愛の2019年後半の勢いがあれば、達成できそうだが、メジャー11位 12位 の達成がキーとなる。
        このケースが、五輪代表の現実的な条件である。
      6. 国内ツアー3勝の場合:
        国内ツアー9試合 11試合 の中で3勝、優勝以外の6試合 8試合 で 12 9位 、メジャー3試合で16位で、世界ランキングは14.8位 15.0位 となり、 オリンピック出場資格はボーダーの△。
        これも達成は容易ではないが、メジャーの順位が4位だけ緩和したが、2019年後半の国内での勢いが必要な点は変わらない。
      7. >メジャー1勝の場合:
        国内ツアー9試合 11試合 で10位、優勝以外のメジャー2試合で20位で、世界ランキングは10.2位 10.7位 となり、オリンピック出場資格は◎となる。
        つまり、国内10位、メジャー20位は、鈴木愛の実力からすれば、達成可能な数字であるので、メジャー優勝すればオリンピック出場は確定。
    • 以上の結果を纏めると次の通り:
      • 五輪代表の条件は、国内2勝以上、優勝以外の試合も上位争いして国内11位 8位 、メジャー12位より上位の成績を残すこと。
        この国内9試合 11試合 で2勝、優勝以外の7試合 9試合で11位 8位 の成績は、簡単ではないが、鈴木愛が2019年度と同等の成績(実力)を出せれば、十分に達成できる。
      • 国内は、昨年前半の実績AP=10.1と同程度の成績は残せそうであるので、予選落ちが多く、実績を詰めていない海外メジャー3試合で、 12位の成績が、日本人3人目の五輪代表のボーダーのキーとなる。
      • メジャーで1勝できれば、五輪当確の上、世界ランキングもTOP10内が見えてくる。

2.3.2 米国ツアー参戦の河本結

  • ダークホースで、期待したい一人。今年から米国ツアーに本格的参戦した。現在の世界ランクは60位と低く、現時点では、五輪代表候補は論外のレベルだ。
    しかし、ご本人は、ポイントの高い米国LPGAで活躍して、五輪代表を目指すと言っている。実際、米ツアーデビュー戦となる「ゲインブリッジLPGAアット・ボカ・リオ」 (米国ツアー第2戦)で、 8位タイの好成績を上げ、上々の米ツアー参戦を果たした。ここでは、五輪代表の可能性について考えてみる

    (注:以下の推測において、試合数の評価が間違っている可能性があり、見直し中である。『しぶこ』同様に、下記ほどは厳しくはないかもしれない。)

    1. 世界ランク15位以内に入るために必要なAPとして、2019/7/1の世界ランク15位と同じと仮定すると、必要なAP=4.54。
    2. 米国ツアーの6月末までの大会数は20あるが、河本結は、米国ツアー賞金ランクがゼロからのスタートなので、推薦枠か予選(マンデートーナメント)を 勝ち抜かないと本戦に出られない。 そこで、仮に6月末までに米国ツアーの半分の大会に出ると仮定する。
    3. 6月時点での試合数=51(現時点での試合)+10=61であるので、15位以内に入るには、 TP=61*4.54=277 が必要になる。
    4. 仮にしぶこでの減点割合2/3と同じと仮定すると、現在の持っているTP=84⇒56になるので、米国ツアー10試合で稼ぐべき⊿TP=277-56=221 となり、 1試合平均22ポイントのRPが必要となる。
    5. 平均22ポイントのRP達成には、米国ツアー全10試合ともに3~4位以上か、4勝するか、メジャー2勝+3位以上1回を達成しないと届かない数字である。
    6. 結論として、本人には気の毒だが、数字上の可能性はゼロではないが、残念ながら五輪代表は、事実上、実現困難な数字となっている。

(1) 五輪代表獲得のための河本結の目標推定 Part1 [予想精度UP]

  • *** 五輪代表獲得条件の予想精度UP: Updated on Feb 2, 2020 ***
  • 上記の予想は、試合数やTPをかなりラフに見積もっている。そこで、しぶこと同様の手順で予想順位の精度を高めてみた。 その結果を下表に示す:

    YuiOlympic1

  • 対象イベント数(直近2年間の試合数)試合数 = 61 ⇒ 53 と大きく減少(2018年度の6月以前の試合数除外が未反映であったため)。
  • 出場無しの6月末TP = 56 ⇒ 62 と、少し多くなる。
  • つまり、上述の予想より、試合数、TPともに、かなり良くなり、15位以内に必要なTP=53*4.54=241 (代表条件が-36緩和)、 残り9試合で獲得すべき⊿TP=241-62 = 179 (179-221= -42 緩和)、一試合平均RP=179/9≒20 (-2緩和)が必要。
  • 依然として、非常に厳しい数字だ。これをもとに五輪代表獲得のための目標を推定する:
    1. メジャー1勝、10位以内8試合では、15位に届かない事実は変わらない。
    2. メジャー・ツアー0勝、メジャー6位以内3試合、ツアー3位以内6試合で、15位ボーダー。
    3. ツアー2勝、ツアー10位以内7試合で、15位ボーダー。
    4. 五輪代表を確実にするには、ツアー2勝、ツアー8位以内7試合の成績が必要。
    5. 以上の考察から、前回の結果より、条件が緩和され、少しだけ現実味が帯びた。五輪出場には、残り半年足らずで、以下の目標を達成:
      「本戦9試合以上出場、海外ツアー2勝(又はメジャー1勝)、8位以内7試合」
      あるいは、
      「本戦9試合以上出場、メジャー6位以内3試合、ツアー3位以内6試合」
    6. この数字の厳しさは、代表的な日本人プレイヤーの海外ツアー参戦歴をみれば、明白:
      ●畑岡奈紗:海外ツアー参戦4年目で、メジャー0勝、海外ツアー3勝。
      ●宮里藍:メジャー0勝、海外ツアー9勝だが、海外ツアー初優勝(2009年)まで4年かかった。
    7. つまり、初参戦の海外ツアーで、上記の目標を半年足らずで達成するには、前例のない昨年の『しぶこ』以上の大躍進が必要だ。

(2) 五輪代表獲得のための河本結の目標推定 Part2 [計算精度UP]

  • *** 五輪代表獲得条件のRP,TP計算精度UP: Updated on Mar 5, 2020 Feb 9, 2020 ***
  • Feb 9, 2020時点の最新情報を反映した目標推定は以下:
    • 「ブルーベイLPGA」は、コロナウィルスのため開催中止、最初のLPGAメジャー「ANAインスピレーション」は出場資格無しの状況で、国内ツアー開幕4試合に参戦となった。
    • さらに、海外ツアー2戦目「ISPSハンダ・ヴィックオープン」で予選落ちし、ポイントが入らなかったので、五輪代表は、ますます厳しくなった。
    • 6月末までに参戦を想定している試合数は、国内4試合、海外5試合、メジャー2試合だが、現時点で参加確定済は、国内4試合と海外1試合だけだ。
    • 海外ツアーで優勝して賞金ランキングを上げて、海外ツアー出場機会を増やさないと、今後も厳しい状況は続く。
    • 現時点での見直し結果をTable 3-2に示す:

      YuiOlympic2

  • *** : Updated on Mar 5 Feb 15, 2020 ***
    • 海外ツアー2試合(ホンダLPGAタイランドとHSBC女子世界選手権)の開催中止は、元々出場予定は無かったので、影響なし。
    • ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン(2020/2/13-2020/2/16)で、またも予選落ちしたため、五輪代表出場は、更に厳しくなった。
    • 以下に、五輪代表出場条件の再評価結果をTable 3-2a、Mar 5最新版をTable 3-2bに示す。前回からの更新個所は、取り消し線の前に記載してある。

      YuiOlympic2 YuiOlympic2

    1. 優勝なし:国内2試合 4試合 で3位、海外 5 6 試合で3位、メジャー2試合で 4 5 位。
      これを達成するには、半年間の試合でAP= 20.8 18.5 17.7 が必要。世界ランク1位のAPが8.7である事実から、数字的には 計算できても、現実的には不可能であろう。
    2. 国内1勝、海外1勝の場合1:
      国内の残り1試合 3試合で4位 3位、海外の残り4試合 5試合で5位、メジャー2試合で5位 7位 で、TP=255 266 、AP=4.63 4.66 、世界ランク14.5位 14.6位 で、 五輪出場のボーダー△。
      しかし、これには、今後の6月までの、優勝を除いた試合のAP=16.1 12.1 (優勝を含めるとAP=21.5 16.8)が必要で、達成は困難。
    3. 国内1勝、メジャー1勝の場合:
      国内の残り1試合 3試合で 6 5 位、海外5試合 6試合で 7 8 位、メジャー残り1試合で8位で、TP= 253 260 262、AP= 4.59 4.57 4.59、 世界ランク 14.7位 14.9 14.7 位で、五輪出場のボーダー△。
      同様に、今後の6月までの、優勝を除いた試合のAP=10.4 8.95 8.1(優勝を含めるとAP= 21.2 17.9 16.6 )が必要。
      優勝を除く試合でも、世界ランク1位相当が必要であり、これも達成は困難。
    4. 海外2勝の場合:
      国内の2試合 4試合で 6位 5位 、海外3試合 4試合 で6位 7位 、メジャー2試合で 7位 8位で、TP=251 260、AP=4.56 4.57、 世界ランク14.9位で、五輪出場のボーダー△。
      同様に、今後の6月までの、優勝を除いた試合のAP= 11.0 8.76 (優勝を含めるとAP=21.0 16.6)が必要。
      優勝を除く試合で、世界ランク1位相当が必要であり、これも達成は困難。
    5. 海外1勝、メジャー1勝の場合:
      優勝を除く7試合 10試合 が16位で、TP=256 262 、AP=4.65 4.6 、世界ランク 14.4位 14.7位 で、TP=256 262、AP=4.65 4.60 、 世界ランク14.4位 14.7位で、五輪出場のボーダー△。
      同様に、今後の6月までの、優勝を除いた試合のAP=4.58 3.9 (優勝を含めるとAP= 21.6 16.7)が必要。
      AP=4.56 3.9は、世界ランク15位 17位相当であり、これでようやく現実的な数字になった。
      すなわち、五輪代表には、少なくとも、海外1勝、メジャー1勝した上で、全試合で16位以上の成績を残すことが必要。
    6. 海外1勝、メジャー1勝、全試合8位以上の場合:
      優勝を除く7試合 10試合 が8位で、TP=281 292 、AP=5.10 5.13 、世界ランク11.4位 11.3位で、五輪出場は◎。
      これには、今後の6月までの、優勝を除いた試合のAP=8.14 6.93 (優勝を含めるとAP=24.3 19.7 )が必要。
      AP=8.14 6.9は、世界ランク1位 3位 相当であり、ちょっと 難しいが...
    7. 海外2勝,メジャー1勝の場合:
      国内外・メジャーの優勝以外の6試合で16位で、TP=301 308、AP=5.48 5.4 、世界ランク10.1位 10.4位で、五輪出場は◎。
      優勝以外の残りの試合のAP =4.59 (4*3.2+3*9.6+16)/8=7.2 で、世界ランク 15位 2-3位が必要。
      但し、優勝分を含めたAP=26.6 ととんでもない数字であるが、メジャー含めて3勝する実力があれば、この数字はクリアできるはずで、夢の成績として記載しておく。
    8. 結論として、五輪代表には、メジャー1勝、海外1勝が前提で、更に、優勝以外は16位以内が必要。
      しかし、海外フル出場権を持たないルーキープレイヤーが半年でメジャー1勝、海外1勝以上することは、非常に難しい。
      きびしいようだが、海外ツアーで2・3戦目で連続で予選落ちしているようでは、五輪代表は絶望。
      まずは、海外ツアーで1勝してメジャー挑戦権と、残る海外ツアー全試合の参戦権を得ないと話にならないので、それを目指して頑張ってほしい。
      その上で、メジャー1勝して初めて、五輪代表候補の一角を占めることができるようになる。そのような奇跡が起きた時点で、改めて五輪代表の目標設定を議論したい。

2.3.3 その他の日本人プレイヤー五輪候補

  • その他の日本人プレイヤー:稲見萌寧(54位)、上田桃子(61位)、比嘉 真美子(67位)、勝みなみ(68位)などだが、日本ツアーや米国メジャーのスポット 参戦では五輪代表のライバルになり得ないと思う。
  • 他の米国ツアーに参戦している日本人プレイヤー:横峯さくら(133位)、上原彩子(163位)が、米国ツアーを主戦場としているが、成績は振るわず、 上位に食い込めないため、世界ランクは、日本国内のプレイヤーよりも低くて、問題外。
  • 世界ランク15位内に入るためには、いづれのプレイヤーも試合数が60から70と多く、少なくとも約280ポイントのTPを獲得しないといけないので、 万が一、米国メジャーで優勝して一気に100ポイント加算しても、このTPに全く届かない。 もちろん、海外メジャーは、ごく選ばれた日本人プレイヤーだけしか出られないので、海外メジャー3試合ともに参加資格を得るは難しいので、 きわめて難しい。

2.3.4 外国人プレイヤー五輪代表候補

  • どうやら、日本人プレイヤーは、鈴木愛以外は五輪代表のライバルにはならないようだ。それでは、『しぶこ』が五輪代表を確実にするために、15位以内をキープする障害となる外国人プレイヤーのライバルについて考えてみる:
    • 『しぶこ』より上位にいる世界ランク10位以内のJin Young KO(KOR)、Sung Hyun Park(KOR)、Nelly Korda(USA)、Danielle Kang(USA)、Nasa Hataoka(JPN)、 Sei Young Kim(KOR)、Jeong Eun Lee6(KOR)、 Brooke M. Henderson(CAN)、Minjee Lee(AUS)、Lexi Thompson(USA)は、多少の上位変動はあるけれども、 今後も米国ツアーで安定な成績をキープすると思われるので、五輪代表は確実だろう。 その意味で、これらのプレイヤーは、余りケアしても意味が 無い無いだろう。
    • 現時点での世界ランク12位-25位のライバルプレイヤーは以下であり、特に、ランク変動をウオッチすべきプレイヤーだ: Hyo-Joo Kim(KOR), Ariya Jutanugarn(AUS),In Bee PARK(KOR),Ai Suzuki(JPN), Carlota Ciganda(ESP),Jessica Korda(USA),So Yeon Ryu(KOR),Mi Jung Hur(KOR), Lizette Salas(USA), Amy Yang(KOR),Hannah Green(AUS),Shanshan Feng(CHN),Hee Jeong LIM(KOR),Ji Yai SHIN(KOR)
    • 韓国勢は、世界ランク10位内に、既に五輪出場枠上限の4名がいる。五輪候補圏内にあると思われる世界ランク25位以内にさらに7名がおり、この7名が、 これから半年の間、韓国4番目のプレイヤーJeong Eun Lee6を 抜くことを目指して、し烈な代表争いが繰り広げられる。したがって、『しぶこ』の 最大の脅威である。しかし、Jeong Eun Lee6は、昨年のメジャー優勝の実力者で、且つ、安定な成績を残しているので、これを抜くことは容易ではない。 楽観的ではあるが、この7名が韓国代表をはやばやと諦めてくれれば、『しぶこ』代表落選のリスクは大きく減る。
    • Jessica Korda(USA), Lizette Salas(USA):USAでの五輪代表の4番目の世界ランク15位以内を目指している。実力者なので、6月までにメジャー優勝や ツアー優勝すると、『しぶこ』の脅威となる。
    • Ariya Jutanugarn(AUS), Hannah Green(AUS):AUSの2番手、及び、15位以内3名を目指しているので、同じく、ツアー優勝すると『しぶこ』の脅威に なるので、その成績は目が離せない。
    • Carlota Ciganda(ESP),Shanshan Feng(CHN):ESP,CHNの代表第一位なので、五輪代表は確定。その意味では、15位以内の制約はなく、 目の色を変えてランクアップする必要は無い。 しかし、Carlota Cigandaは、15位ボーダーのプレイヤーであり、要注意なプレイヤーだ。

第三章 『しぶこ』の活躍まとめ


3.1【祝】 『しぶこ』、2019年JLPGAのMVP他、多数の賞を獲得!

  • 2019年の『しぶこ』の戦績を以下に纏めた:
    • 祝! 渋野日向子、令和元年度JOCスポーツ賞最優秀賞を受賞
    • 日本オリンピック委員会(JOC)は、2020/4/28に、渋野日向子を令和元年度JOCスポーツ賞最優秀賞に選んだ。
      受賞理由は、もちろん、2019年の全英女子オープンで日本人42年ぶり2人目のメジャー制覇。
      オリンピック開催1年延期で暗いニュースばかりの中、一筋の光明がさした...
      詳細は、例えば、ここを参照。
    • JLPGAの2019年度末の表彰では、メルセデス・ランキング1位となり、2019年JLPGAのMVP(LPGA メルセデス・ベンツ プレーヤー・オブ・ザ・イヤー [年間最優秀選手] )獲得。
    • その他に、「LPGA資生堂アネッサ ビューティー・オブ・ザ・イヤー」、「メディア賞『ベストコメント』部門」、「LPGA輝き賞」で4冠獲得。
    • JLPGAの賞金ランキングは、¥152,614,314で、758万円差の2位とわずかに賞金王に届かなかった。ただし、これは、国内の獲得賞金だけであり、 海外ツアーのAIG全英女子オープンの獲得賞金$675,000(約7200万円)などを加えると、2019年度の獲得賞金は約2億2500万円で、日本の女子 ゴルファーではダントツのTOP.
    • 2019年のツアー優勝は、海外メジャー1勝、国内メジャー1勝、国内ツアー3勝の計5勝と、これまた、すごい成績(年間最多勝利は7勝、賞金 ランキング1位の鈴木愛)
    • 日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)から、2019年の「ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)」と「特別賞」の初のダブル受賞。
    • 2019報知プロスポーツ大賞、朝日スポーツ賞、テレビ朝日ビッグスポーツ賞、第69回日本スポーツ賞-奨励賞など、日本のメディア系のスポーツ賞も 総なめで獲得。
    • 2019年末・年始は、紅白審査員、Hitachiツアー出場、など多くのTV番組に出演。
    • 国内だけでなく、海外でも「スポーツ界のアカデミー賞」とも言われるローレウス・ワールドスポーツ賞のスプリングボード賞の候補リスト (発表と授賞式は2020/2/17にベルリンで開催)や、 英ゴルフ専門誌「ナショナル・クラブ・ゴルファー」で年間最優秀ゴルファー候補5人に選出。
    • まさに、『しぶこ』の大ブレイクした年で、国内ゴルフ界だけでなく、世界のスポーツ界でも認知されているスーパースターになっている。
    • これだけ注目されると、2年目のジンクスなどが懸念され、2020年は、東京五輪代表を目標に挙げており、まさに正念場だと思う。

3.2 祝! 渋野日向子の2019年AIG全英女子オープン優勝!!!

  • まずは、海外メジャー初優勝に至るハラハラ・ドキドキの優勝への軌跡を、記憶を頼りに、半年後の今、纏めてみた。

3.2.1 『しぶこ』のAIG全英女子オープン優勝への軌跡

  • 当時、「渋野」という聞いたことのない新人が、海外女子メジャーの最終日を最終組でスタートする模様を、地上波で衛星LIVE中継されるとのニュースがあり、 深夜だが、TV観戦することにした。
  • 『しぶこ』のプロフィールをWebで調べたら、いわゆる黄金世代の新人の一人で、昨年の2018年秋のプロテストに合格したルーキーだが、 今年の日本メジャー初戦の『ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ』を初出場・初優勝、その後、『アース・モンダミンカップ』で4位になり、 偶々、その時点での賞金ランキング上位の資格で、初の海外遠征であるAIG全英女子オープンの出場資格を得た、全くの新人。
  • 誰も期待しておらず、物見雄山で目標が予選通過として参戦した(たぶん...)が、初日は、まさかの7アンダー1ボギーの6アンダーで、首位と1打差の 2位タイ! 成績だけでなく、そのユニークなプレイスタイルでも海外メディアの注目を浴び、スマイルシンデレラと呼ばれる。
  • ゴルフの世界では、1日だけハイスコア出して、あとはズルズル落ちていくのが普通に見かける光景だが、2日目の『しぶこ』は、違った。 4アンダー 1ボギーの3アンダー! 首位から2打離されたが、3打差の2位、通算9アンダーと踏ん張り、予選通過。これで、海外メジャーの挑戦時の目標を達成!
  • 他の日本勢といえば、黄金世代の中でも第一人者の畑岡奈紗(近くの茨城県笠間市出身)や日本でトップランクの鈴木愛は、予選落ち。横峯さくら(-1)、 上原彩子(E)、 勝みなみ(-1)は、カットラインが+1なので、かろうじて予選通過という状況。
  • ムービングサタディの3日目は、初日に続く、7アンダー2ボギーの5アンダーの好スコア―で、まさかの2打差の首位! 俄かにメジャー初制覇の期待が 盛り上がって、最終日を迎える...
  • 最終日のラスト3ペアの組合わせは以下の通り:

    Game Time Players1 (Country)
    和 名
    Score at Start
    World Rank Players2 (Country)
    和 名
    Score at Start
    World Rank
    34 14:15 Lizette Salas (USA)
    L・サラス
    -10
    28位 Jin Young Ko (KOR)
    コ・ジンヨン
    -10
    1位
    35 14:25 Morgan Pressel (USA)
    M・プレッセル
    -10
    88位 Sung Hyun Park (KOR)
    パク・ソンヒョン
    -11
    2位
    36 14:35 Ashleigh Buhai (RSA)
    A・ブハイ
    -12
    123位 Hinako Shibuno (JPN)
    渋野日向子
    -14
    46位

  • 優勝の大本命は、世界ランク1位で今季メジャー2勝で、2週連続メジャー優勝を狙うコ・ジンヨンと同2位のパク・ソンヒョンの韓国勢。
    世界ランク28位のL・サラスも有力で、昨日まで首位だったA・ブハイ(世界ランク123位)や4位のM・プレッセル(同88位)も、世界ランクは下位とはいえ、好調。
    今季メジャー優勝者であるイ・ジョンウン6(全米女子オープン優勝、韓国出身、同8位)は10位タイ、H・グリーン(KPMG女子PGA選手権優勝、同25位)は 27位タイで、上位進出を狙っている。
    海外メジャーだけに、いづれも強敵揃いであり、世界ランク46位の『しぶこ』にとっては、ちょっとでも崩れれば、TOP10狙いでも難しい状況。
  • そんな中、運命の最終組がスタート。2打差の首位でスタートした『しぶこ』は、1番ホールをパー、同組のブハイはボギーで、3打差首位に開く。 しかし、L・サラスが、1,2番連続バーディをとり、12アンダーとなり、 『しぶこ』は2打差首位に戻る。
  • 3番ホールでまさかのメジャーの洗礼を受ける。『しぶこ』は、ロングパットのバーディを逃した後の返しのパーパットがカップに蹴られて、 その後のボギーパットも外す。
    バーディチャンスが、なんと、4パットのダブルボギーを打つ。 一方、L・サラスは4番ホールがバーディで、13アンダーとなり、『しぶこ』は 12アンダーで首位陥落!
    ...「あぁ、やっぱり、ダメだ。これで、この後、崩れていくんだろうなぁ。 中嶋常幸が1986年の全英オープンで、最終日を首位と2打差の 最終組でスタートし、1番でいきなりダブルボギーをたたいて、 崩れていったことを思い出して、テレビを消して寝ようと考えた。」
  • そしたら、それを察知したのだろうか、「彼女は、日本ツアーでは、バウンスバックの女王で、ボギーの後にバーディを取り返す」という 戸張のTV解説が流れたので、もう少し見ることにした。
  • 残念ながら、4番はパーでバーディとれず...そう上手くは、いかないと思ったが、5番でバーディを取り、首位奪回。
  • 『しぶこ』は、6番ホールはパーだが、最終組の一人ブハイ、最終組の2つ前の世界ランク1位のコ・ジンヨン、L・サラスがバーディを取って スコアを伸ばし、首位タイが4人と混戦。
  • 『しぶこ』は、7番でバーディをとり、本日イーブンの14アンダーに戻して、再び、単独首位。これは期待できそうと思った直後の8番で、 またボギーで、首位陥落。
  • 単独首位になったL・サラスが、10番でロングパットのバーディを決める。最終日のスタート時点では、『しぶこ』は、14アンダーで L・サラスの10アンダーに対して、 4打差のリードがあったが、 この時点では、L・サラスが15アンダーに伸ばして、13アンダーの『しぶこ』は、逆に2打追いかける展開。
  • 『しぶこ』は、後半のINに強く、INの成績が、初日6バーディ・ノーボギー、2日目1バーディ・ノーボギー、3日目6バーディ・ノーボギーと、 抜群の成績なので、 後半の追い上げに期待ができるとの、 慰めとも思えるTV解説を聞いていたら、INの最初の10番でエッジからのロングパットを決めてバーディー奪取し、本日イーブンの14アンダーに 戻して、 コ・ジンヨンと2位タイに並び、首位L・サラスと1打差に迫る。
  • しかし、L・サラスが、次の11番でバーディをとり、16アンダーとして、『しぶこ』との差を2打差に戻し、一進一退が続く。
  • コ・ジンヨンも12番、13番の連続バーディで、この日6アンダーの通算16アンダーの首位タイに進出。流石、世界ランキング1位で、 先週のメジャー優勝者だけのことはあり、大本命が首位タイにきて、『しぶこ』危うし。
  • 『しぶこ』は、11番のロングホールでバーディを取れず、2打差を詰められなかったが、つづく12番のパー4で、ドライバーフルショット による池越えのショートカットに挑戦。 ぎりぎり池越えのワンオンに成功!(失うもののない挑戦者とはいえ、勇気あるなぁ...) イーグルは外したが、楽々バーディ。続く、 13番も連続バーディをとり、16アンダーとして、ついにL・サラス、コ・ジンヨンと首位タイに並ぶ。
  • L・サラスは、15番のロングホールでバーディを取り、17アンダーの単独首位、コ・ジンヨンはバーディ外して2位。
  • 『しぶこ』は、15番のロングホールでバーディを取り、17アンダーとして、L・サラスと首位タイに並ぶ。一方、コ・ジンヨンは、 しぶとくパーセーブするものの、勢いが止まり、優勝争いは、『しぶこ』とL・サラスとの一騎打ちの様相
  • 優勝のプレッシャがかかる中、16,17番では、『しぶこ』とL・サラスともに、パーでスコア伸ばせず。
  • そして、運命の18番、最終組の2つ前の同率首位のL・サラスが、TV解説の樋口久子の予言通り、短いバーディーパットがカップを なめて外した後、海外メジャー初優勝という、とんでもないプレッシャーが加わる中で、15番ホールや18番ホールでグリーンへのショットを 待つ『しぶこ』は、スロープレイの前の組へのあてつけ(*1)か、TVカメラの前で「たらたらしてんじゃねーよ」を齧って食べるジョーク パーフォーマンスや、14番ホールではキャディの青木コーチに引っ張ってもらいながら笑顔を見せて、グリーンに向かい坂を上る姿を、 全世界に向けて発信。

    • *1:『しぶこ』のプレイは、早く、アドレスに入ったらすぐに打つので、カメラマンも追いかけるのが大変。こんな外連味の無い所も人気の一つ。

  • これまで、メジャー初優勝のかかった場面で、こんなことやるプレイヤーは、前代未聞という、衝撃映像をみせられて、日本の解説陣や、 おそらく全世界の視聴者を呆れさせるほどの余裕を見せる。
  • 実際には、キャディの青木コーチは、緊張とプレッシャーで吐きそうだったという、ハラハラ、ドキドキの中、『しぶこ』は、優勝を決める バーディパットをあの強気の壁ドンパットで決める。初出場・初優勝の偉業を達成!!!
  • そして、日本では、『しぶこフィーバー』が始まる...

3.2.2 最終スコア

  • 14番ホール終了時点で、首位と1打差までに5人もおり、大接戦であったことがわかる。
  • コ・ジンヨンやL・サラスが、最終日スコアーを6アンダーとして、猛追してきたものの、あがり4ホールでスコアを2アンダー伸ばすことに よって、世界ランク上位者を破ってのどうどうの優勝。
  • 信じられない戦い方で、「あっぱれ!」としか言えない強運、そして実力の持ち主だ。
  • これに加え、ラウンド間移動中、ギャラリーに笑顔でハイタッチで応じ、子供には優しいホスピタリティ。
  • さらに、ジョークを交えたトークでマスコミ対応も絶妙など、まさにスーパースターだ。
  • 最終日の優勝争いしたラスト3ペアの通算スコア、今日のスコア、最終順位を下記に示す:

    Player123456789 101112131415161718 TodayRank
    渋野日向子 -14-14-12-12-13-13-14-13-13 -14-14-15-16-16-17-17-17-18 -41位
    A・ブハイ -11-11-11-12-12-13-13-13-12 -13-13-14-15-15-15-14-14-14 -35位
    L・サラス -11-12-12-13-13-12-13-13-14 -15-16-16-16-16-17-17-17-17 -62位
    コ・ジンヨン -10-10-10-10-11-12-13-13-13 -14-15-15-16-16-16-16-16-16 -63位
    M・プレッセル -10-10-10-10-10-10-10-11-11 -11-13-13-14-15-15-16-16-15 -54位
    パク・ソンヒョン -11-11-10-10-10-10-10-10-11 -11-11-12-12-11-11-11-11-10 +18位

  • 次に、『しぶこ』の4日間のホールごとのストロークを下記に示す。これを見ると、後半(IN)のホールが、バーディラッシュ(水色)で、 且つ、 ノーボギー(薄橙/橙色なし)と圧巻の成績で、これが優勝の主因だろう。メジャー勝利には、これ位の爆発力が無いと 無理なんだろうと思うスコアだ。

  • AIGShibkoScore


第4章 『しぶこ』の写真集

4.1 『しぶこ』の2019AIG全英女子オープンゴルフ写真集


  • 優勝の瞬間 優勝カップへkiss 表彰式へのアプローチ中
    Fig. 優勝の瞬間 Fig. 優勝カップへkiss Fig. 表彰式へのアプローチ途中で声援に答えて
    優勝カップ受領の瞬間 優勝カップで万歳 表彰式直後の優勝インタビュー
    Fig. 優勝カップ受領の瞬間 Fig. 優勝カップで万歳 Fig. 表彰式直後の優勝インタビュー
    優勝翌日の撮影1 優勝翌日の撮影2 最終日12H
    Fig. 優勝翌日の撮影1 Fig. 優勝翌日の撮影2 Fig. 最終日、勝負の12Hの第一打フルショット
    3日目ラウンド中の笑顔 2日目ホール移動中 2日目1Hの第一打
    Fig. 3日目ラウンド中の笑顔 Fig. 2日目のラウンド、ギャラリーに拍手で迎えられるスマイルシンデレラ Fig. 2日目1Hでの第一打のフルショット
    もぐもぐタイム1 もぐもぐタイム2 もぐもぐタイム3
    Fig.もぐもぐタイム1-練習ラウンド Fig.もぐもぐタイム2-15H Fig.もぐもぐタイム3-18H


4.2 その他『しぶこ』の写真集 (TBA)


  • 写 真 写 真 写 真
    Picture Picture Picture
    Fig. Fig. Fig.



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